「言ったでしょう?心も折れてないって!」林下詩美が記者会見で襲撃を受けるもパワーとプロレス脳で返り討ち!

21日、都内某所にてマリーゴールドが記者会見を実施。30日に後楽園ホールで開催される『MARIGOLD New Years Golden Garden 2025』で真紅のベルトを争う林下詩美とボジラが激戦を展開した。
詩美は昨年9月まで行われたシングルリーグ戦で優勝を果たし、ビッグマッチである1月3日の大田区総合体育館でSareeeを撃破して真紅のベルトを獲得。絶対エースとして期待されながらも旗揚げ以降は存在感が埋もれつつあった詩美がついにマリーゴールドの頂点に立ってみせた。
リング上では絶対的な強さを誇る詩美だが、その弱みは発信力の無さ。詩美を取り巻く話題はすべて相手依存であったり、相手が挑発してきてもクールにロイヤルに受け流してしまったりするため、試合前には対戦相手側に注目が集まることが多かった。
今回の後楽園ホール大会で詩美に挑戦するのは、旗揚げ戦から話題をかっさらっていった“大怪獣”ボジラ。
ボジラは元ECWのウルフ・ヘルマンの娘であり、スターダムで赤いベルトを巻いたりRIZINに乱入したりと日本でも名を売ったアルファ・フィーメルの秘蔵っ子。181㎝・91kgと女子選手の中では規格外の体格を誇り、無類の強さを以て大暴れ。昨年5月のマリーゴールド旗揚げ戦から継続参戦しており、団体のアイコンの1人となっている。
会見に出席したボジラは「私は詩美のことをリスペクトしている。だが、忘れてはいないか?このマリーゴールドという団体を軌道に乗せたのは誰だ?ジュリア、Sareee、そしてお前と私だ。そして今残っているのは私とお前だけだな。私はお前を特別悪くは思っていないが、問題はお前が私のものであるはずの真紅のベルトを持ち続けているということだ。次に後楽園ではどちらがより強く、そしてどちらがより美しいのかを決めようじゃないか」と自信たっぷりの様子を見せる。
前哨戦では直接3カウントを奪われたこともあるなど負けが込んでいた詩美だが「連日のボジラ戦で、自分はもう身体もボロボロで、3も獲られて、正直精神的にもボロボロに……なんてことはありません!なぜなら私はチャンピオンでありエースなので!皆さんにご心配をかけているかもしれませんが、こんなことで私は折れません!当日はボジラをぶん投げて絶対に防衛します。私は身も心も壊れません。なぜなら最強のエースなので。当日はしっかり私が防衛します」とチャンピオンとしての矜持を見せる。

会見後のフォトセッションに移行すると、ボジラは「そうだ。忘れていた」と持参してきたビニール袋の中から赤いバラを取り出して詩美に差し出す。
詩美が警戒しながらバラを受け取ると、ボジラが背後からビニール袋を頭に被せたうえで首を絞め上げる。さらにドリル・ア・ホール・パイルドライバーを狙うが、詩美がこれを丸め込みで切り返し約5秒はボジラの肩を床に付ける。

詩美は「あれ試合だったら完全に3カウント獲ってるでしょう。言ったでしょう?心も折れてないって!3カウント獲られたからって私が折れるわけ無いでしょう。ボジラにはパワーがあるかもしれない。でも私にはパワーだってプロレス脳だってたくさん備えてるから。絶対負けないですよ!」と雄叫び。
王座戦を前に自分の手で過去最高の熱を創り出した詩美のさらなる覚醒に期待したい。
『MARIGOLD New Years Golden Garden 2025』
日程:2025年3月30日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負
【王者】林下詩美
vs
【挑戦者/Darkness Revolution】ボジラ
※第2代王者は2度目の防衛戦。