195秒の濃密死闘で未来を拓く!ハイスピードファイトの革命者・星来芽依が魅せる最新最速の闘い

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 3日、東京都・後楽園ホールにて『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.』が開催。星来芽依がハイスピード王座の5度目の防衛に成功した。

 NEO女子プロレスから受け継がれる歴史深きベルトであるハイスピード王座。
 伝統あるベルトだが、2025年からは新ルールで運用。以前は通常のプロレスルール(+場外カウント10カウント)で試合が行われていたが、【合計10分の中で3本勝負】【10分終了時に同点引き分けの場合は王座防衛】という変更が為された。

 そんな変革のさなかにあるハイスピード戦線のトップに立っているのは星来芽依。
 20代の若い選手たちでスターダムの新しい時代を創るべく結成されたギャルユニット【NEO GENESIS】に所属し、タイトル総なめに向けて驀進している。

 この日星来が挑戦者に迎え撃ったのは、どこか憎めない愛嬌に満ちた怪奇派ヒール、フキゲンです★。


 1本目は、ゴングとともに星来がドロップキックで突っ込んでいくのをスカしたフキゲンがエア煙草を吹かして挑発する立ち上がり。星来もエア煙草を吹かして対抗するも、リング内は禁煙であるためレフェリーが激怒。レフェリーを巻き込んだロープワークの攻防が展開される中で星来が回転エビ固めで3カウント。47秒経過。
 2本目はフキゲンがいきなりのサミングから「ブレーンバスターデース!★」という掛け声からフェイントの首固め。これを返した星来だったが、フキゲンが必殺の後方回転エビ固めに切り返して3カウント。41秒経過。
 3本目は、いきなり星来が突っ込んで顔面をぶち抜くドロップキックで先制。コーナーに上って行くが、フキゲンが丸めた東スポでぶん殴って「雪崩式ブレーンバスターデース!★」という掛け声とともに星来を叩きつける。さらにムーンサルト・プレスを発射も、星来が回避したため自爆。星来がチェックメイトを狙うが、脱出したフキゲンが電光石火からランニングニー。さらに後方回転エビ固めを狙うも、星来が抜け出してさよなら✌(※読:さよならぴーす。リストクラッチ式の変形ブルーサンダー・ボム)で叩きつけて3カウント。
 3本目は1分47秒であり、試合時間は合計195秒。短いながらも笑いあり歓声ありの激しい試合を創り上げた。

 試合を終えた星来は「自分の目標はAZMさんの防衛記録(12回)を超すことなんですけど、今日来てたタバタ選手、こないだ試合したんですけど勉強になるなあって思って。今まで見たことも闘ったことも組んだこともない選手だったんで、色々吸収できるところがありそうなのでこれから楽しめると思います」と、CMLLから来日中でシンデレラ・トーナメントにも参戦が決まったタバタに興味。
 そして「ちょっとやりたいことがあるんで、その内みんなに発表できたらと思います」と思わせぶりに今後何かを仕掛けていく意向を明かした。

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