新たな女子UWF戦士が誕生!田村潔司の弟子を相手に初のUWF戦を終えた糸東流空手全国大会2位の女子レスラーが「今日UWFと出会えて、めちゃくちゃ悔しいですけどすごく刺激的」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 26日、ベルサール高田馬場にて『STARDOM AWARD 2024 in TAKADANOBABA ~Day2 試合~』が開催。第2試合では虎龍清花(こたつきよか)vsさくらあやのUWFルールマッチが行われた。

 虎龍は1歳から芸能活動を開始し、現在24歳のアクション俳優。第6回および第7回剛柔会空手道世界選手権大会で優勝を果たすなど古くから格闘技の心得を持ち合わせている。田村潔司の弟子となり、2021年7月1日のGLEAT旗揚げ戦で橋本千紘を相手に福田茉耶の名でUWFルールで格闘家デビューし、7月25日の『アクトリング』“葉隠”八咫烏焔役でアクトレスガールズデビュー。2022年2月にはアクトレスリングでプロレスも行い、その後はキックボクシングなどにも挑戦している。
 2022年6月にアクトレスガールズを卒業し7月にはGLEAT所属へ。格闘家として研鑽を積み、2024年6月にはジョシュ・バーネットが主催する『ブラッドスポーツ武士道』で小波を相手に戦い完敗。この試合を最後にGLEATも退団し、フリーの格闘家となっていた。
 昨年末のスターダム両国国技館大会に乱入した虎龍は、ストロー級初代クィーン・オブ・パンクラシストで元UFCファイターでもある朱里がリーダーを務めるGod’s Eye入りを直訴。朱里もこれを受け入れ、1月3日の有明大会でSTARDOMデビュー戦を行いアキレス腱固めで勝利していた。

 糸東流空手全国大会2位のバックボーンを持つさくらは2023年のスターダムデビュー直後に虎龍のUWF戦を見て刺激を受けており、デビュー前から交流がある両者がUWF戦を希望したことでこの日のシングルマッチが決定した。
 試合は虎龍が左右の掌底から首相撲での膝を連撃し打撃で圧倒。さらに腕ひしぎやスリーパーで極めていき、ロープに逃れたさくらがポイントを失っていく。だがタックルを狙い飛び込んできた虎龍の顔面にさくらがカウンターのキックを放つと、これが顔面にクリーンヒットし虎龍がダウン。動きが鈍くなった虎龍にさくらがラッシュを仕掛けてノーザンライトスープレックスから三角絞めで捕らえるも、これを抜けた虎龍がハイキックからブラジリアンキックを叩き込み、ふらついたさくらをアキレス腱固めで捕らえてギブアップを奪った。


 試合を終えた虎龍は「さくら、今日は私の土俵で闘ってくれてありがとう。私自身もまだまだだけど、さくらとは何度でも闘いたいと思ってる」と握手を求めるも、さくらはその手をはたき落としリングを後に。
 虎龍はこれを見て笑顔になり「私もこれでやる気がでました。最後の手払われちゃったけど、そういう強気なところも私は大好きです」とメッセージ。

 足を引きずりながらバックステージに現れたさくらは「虎龍清花のUWFルールの試合を始めて見たのは、稲葉あずさとやってる時で、その時そこには自分の知らない世界があって、すごいドキドキしてワクワクして興奮したの今でも覚えてます。まさかスターダムに来るって思ってなかったし、こういう形で突然UWFルールすると思ってなかった。でも今日UWFと出会えて、めちゃくちゃ悔しいですけどすごく刺激的で、私はもっとUWFを頑張っていきたいと思いました。虎龍清花、次UWFやる時は、私の蹴りと関節でぶっ倒します」と語り、新たなUWF戦士が女子プロレス界に誕生した。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2025年1月
« 12月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

月別

ページ上部へ戻る