スターダム初陣飾った中野たむが「5★STAR GP」出場権を獲得!
元アイドルレスラーの中野たむが、スターダム初戦を白星で飾り、同団体の頂点の座を決める「5★STAR GP 2017」への出場権をゲットした。
6・15新木場大会を最後に、所属していたBeginningアクトレスガールズを退団し、フリーとなったたむは、7・16後楽園でスターダム参戦を直訴した。勧誘を受けたヒールユニット大江戸隊から課された、Growth7・26新木場(GPSプロモーション主催)でのバイパーとのテストマッチを経て、8・13後楽園でスターダムマットでの初戦を迎えた。
同団体でのデビュー戦の対戦相手は、刀羅ナツコで、この一戦には、8・19新木場で開幕する最強決定リーグ戦「5★STAR GP」ブルースターズ枠の出場権が懸けられた。
試合は一進一退の攻防が続いたが、得意のキックで攻め立てたたむが、必殺のダイビングセントーンを見舞うも、刀羅は意地でカウント2でクリア。ならばと、たむはキック4連打から、バックスピンキック2連発を叩き込んで3カウントを奪った。
初戦で見事に「5★STAR GP」への出場権を奪取したたむは、「楽しかった。夢に見たリングが現実になって・・・。入場口に入った瞬間から宇宙にいるみたいで・・・。人生のなかで、いろいろあきらめてたことが多かったけど、この1、2カ月ですごく変わって・・・全部拾っていきたいと思う。あこがれのリングを踏むことができて、今日がスタート。『5★STAR』では、闘うのが楽しみ。優勝とは言わないけど、全勝を目指します」と意欲を見せた。
「5★STAR GP」ブルースターズ枠では、同団体のエースである紫雷イオと同ブロックになるが、「スターダムにセコンドに行ったときに見て、すごい衝撃を受けて、ずっと『闘いたい。こういう選手になりたい』と思ってた。あこがれてきた人。その試合でもいろんなものを拾いたい」とコメントした。
また、試合後にはたむを勧誘している大江戸隊の花月が現れ、握手を求めたものの、たむはそれを拒否。依然迷える、その胸中が浮き彫りになった。