【試合詳細】5・25 スターダム大阪大会(夜) 【ハイスピード】葉月vsDEATH山さん。 木村花&ジャングル叫女&小波vs星輝ありさ&鹿島沙希&スターライト・キッド ビー・プレストリー&渡辺桃vs花月&夏すみれ

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『STARDOM SHINING STARS 2019』
日程:2019年5月25日(土)
開始:17:00
会場:大阪府・世界館
観衆:210名

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[STARS]●飯田沙耶
5分39秒 フロッグ・スプラッシュ→片エビ固め
[大江戸隊]○刀羅ナツコ

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[Queens Quest]●小野崎玲皇
4分38秒 フェースロック
[大江戸隊]○アンドラス宮城

▼クイーンズ・クエストvs 大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負
[Queens Quest]ビー・プレストリー/○渡辺桃
8分20秒 チキンウイング・フェースロック
[大江戸隊]花月/●夏すみれ

▼TCS vs STARS 6人タッグマッチ 20分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]○木村花/ジャングル叫女/小波
12分23秒 ミサイルキック→片エビ固め
[STARS]星輝ありさ/●鹿島沙希/スターライト・キッド

▼ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
【王者/大江戸隊】○葉月
5分33秒 葉・月ストラル
【挑戦者/TOKYO CYBER SQUAD】●DEATH山さん。
※葉月が7度目の防衛に成功

葉月が謎の強豪・DEATH山さん。を撃破しハイスピード王座V7!鹿島が挑戦名乗りも「1から鍛え直してから来い」と葉月が一蹴!アーティスト王者のTCSがSTARSを圧倒!

第1試合


 飯田が握手を求めるが、コーナーにもたれかかったままナツコが無視しゴングが鳴る。
飯田が距離を詰めていってもナツコは微動だにせず、飯田が張っていくとナツコは足を刈って転ばせ、髪を掴んで引き起こしながら「こんなもんか?」と飯田の頭をコーナーにガンガンと叩きつけロープに顔面をこすりつける反則攻撃をしながら「お前ら飯田のこと好きじゃねーのか?全然声出てねーなぁ?」と観客を煽っていく。
 観客からの「やり返せ!」の声にナツコは「やり返せねーよコイツはよ。やり返してみろ!」と顔面を踏みつけまくってから髪を掴みながらのキャメルクラッチで拷問。さらに前蹴りからストンピング連打しながら「やり返してみろ飯田ぁ~」と飯田を挑発。飯田もエルボーで対抗していくがナツコの前蹴り一発で吹き飛んでしまう。
 ナツコは飯田をコーナーに振ろうとするが、飯田は振り返して串刺しドロップキックを2連発、正調ドロップキック、さらにクイックでドロップキックを5連発。さらにロープに走ってジャンピングエルボーと怒涛の連撃。ナツコがエルボーで反撃を試みるとスクールボーイで丸め込み、ナツコのキックアウトに合わせてマウントを取りマウントエルボーをがむしゃらに連打して連続フォール。ナツコはこれを耐えきると、下から飯田の喉を掴んで絞め上げ、飯田が怯むと串刺しエルボーを連打。さらにランニングエルボーを狙うが、キャッチした飯田がバックスライド、飯田橋と丸め込みを連続するがすべて2。飯田はロープに走るが、ナツコがニーリフトでカウンター。飯田は低空ドロップキックで粘るも、ナツコはスピアー二連撃からカミカゼ。飯田は根性を見せてなんとか肩を上げるが、最後はナツコのフロッグ・スプラッシュでカウント3。

第2試合


 両選手コール後、小野崎のレフリーチェックの際にアンドラスが奇襲し場外乱闘になる中でゴングが鳴る。
 アンドラスは小野崎をエプロンに叩きつけてからリングに戻し、コーナーに頭を叩きつけてから顔面をかきむしっていく。小野崎は「ふざけんな!」とエルボー速射も、アンドラスはナックル一発で小野崎を黙らせる。レフリーが激怒する中、アンドラスはさらにナックルを叩き込んでいき、首投げからフォールに行くと見せかけてチョーク攻撃。これをレフリーに制止されると小野崎の顔面に張り手を入れていき、首投げからスリーパーホールド。小野崎はなんとかロープへ逃れるが、アンドラスは反則カウント4まで離さず、離れ際にサッカーボールキック。
 小野崎は膝立ちになりながらエルボーで突っ張っていき、アンドラスが両手を広げて受けきる姿勢を見せるとエルボー連打からドロップキック。しかしアンドラスはこれを回避しストンピング。それでも小野崎はアンドラスをはねのけてランニングバックエルボーを2連発からボディスラムを狙うが、アンドラスがサミング。アンドラスはロープに走るが、小野崎はカニバサミで倒して足を取り、そのまま逆片エビ固めへ。アンドラスは呻きながらもロープへ這っていきブレイク。
 小野崎はロープを背にして座り込むアンドラスに低空クロスボディを叩き込み、ロープに走ってランニングバックエルボー。さらにスクールボーイで貪欲にフォールを狙っていくがすべて2。小野崎はロープに走るが、アンドラスはレフリーを盾にすると小野崎は怯んでしまう。アンドラスはレフリーを放り捨てるとハイキック。倒れ込む小野崎に体重を預けて潰しながらのフェースロックで絞り上げると、小野崎は無念のギブアップ。

第3試合


 新旧の赤の王者が対峙するこの試合、選手コール時には花月がビーの目前まで迫って睨みつけていく。
 先発は花月と桃でゴングが鳴ると、手4つからグラウンドで首の取り合い、足関節の取り合いと堅実な攻防を展開し、花月が優位を取るが桃もヘッドロックからテイクダウンを奪っていき拮抗状態に持ち込む。緊張感あふれる一瞬の静けさが会場を包むと、突然夏が加わって2人で桃を襲撃。
夏はムチを取り出すが、レフリーが激怒して没収。レフリーがムチを片付けている間に夏はコスチュームにこっそりと隠していた予備のムチを取り出して桃の尻をムチでバシバシと殴打。レフリーが視線を戻すと「なにもしてないからねー♪」と言いながらブロンコバスターを狙うが、桃がドロップキックでカウンターしビーにタッチ。
 ビーは夏のエルボーをかわして走ると飛びついてネックブリーカー。夏はエルボーで反撃していくが、ビーは夏の腕を取りながらの変形フェイスロック。これを花月がカットすると、ビーはロープに走るが、夏はランニングネックブリーカードロップでカウンターし花月にタッチ。
 花月はビーにミドルキック連打から「一発行くぞ!」とコーナーに走るが、これをかわしたビーは追走しスワンダイブ攻撃を狙うが、花月は回避してビーに組み付くとコーナーにスパインバスターで叩きつける。花月はさらに追撃を狙って走るが、桃が背後から打撃でアシストし、座り込んだ花月にビーがPK。さらにビーはバックドロップを狙うが、耐えた花月がソバットからハイキック。よろけるビーに花月はハイキックを放つが、ビーは回避してロープに走り花月にVトリガーを叩き込むと桃にタッチ。
 桃はコーナーに上がると花月の背後からミサイルキック。花月は自軍コーナーまで吹き飛んでいき夏にタッチ。
 夏はコーナートップから桃へダイビングクロスボディを発射するが、桃は絡みついてチキンウイング・フェースロック。夏がコーナーブレイクすると桃はコーナーを背にする夏へ串刺しドロップキックを連発し、リング中央に転がして蒼魔刀。これを返されると桃はハイキックを放つが、夏はこれを回避して桃を花月に向けて突き飛ばすと花月が毒霧でアシスト。花月と夏は桃にトレイン攻撃を見舞い、夏がブロックバスターホールド。これを返されると夏は「終わりじゃ!」と叫んで妖乱を狙いに行くがビーがカット。桃は夏をBドライバーで突き刺すも、夏が肩を上げるとすかさずチキンウイング・フェースロックで捕らえて絞め上げると夏もたまらずタップアウト。

第4試合


 アーティスト・オブ・スターダム王者であるTCSの三人がSTARSを迎え撃つこの試合、キッドと叫女でゴングが鳴ると、キッドが叫女のロックアップをスカして走り打撃を見舞っていくが、叫女はこれを受け止めて腕を取り、アームドラッグもパワーで耐えて逆に放り投げる。しかしキッドは飛びついてコルバタを見舞うとSTARSの3人でトレイン攻撃を見舞い、キッドが叫女に619を放つが、叫女はこれをキャッチしてキッドを振り回して星輝と鹿島にぶつけて撃退すると、キッドを場外に放り捨てる。ここから全員入り乱れての場外戦に発展。
 これを優位に終えたTCSの面々が全力でSTARSの3人のリングインを妨害するが、なんとかキッドが場外カウント19でリングイン。
 叫女は花に代わると、花がキッドにボディスラムから踏みつけフォール。さらにキッドのマスクに手をかけ、レフリーに止められると叫女にタッチ。
 叫女はキッドをカナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げ、小刻みにジャンプして痛めつけていき、マットに転がしてフォールも2。叫女は再びキッドのマスクに手をかけるが「全然取れねぇ!」と諦めて小波にタッチ。
 小波はキッドに首投げからマスクに手をかけるが、小波もマスクを取ることが出来ず、この様子をコーナーで見ていた叫女は「顔とマスクがくっついてんじゃね?」と花にぼやく。
 小波はキッドをロープに振っていくが、キッドはセカンドロープを踏み台にブーメランアタックからスタンディング・ムーンサルトで一矢報いて星輝にタッチ。
 星輝は小波串刺しニーアタックからダブルニーを見舞っていくが、ここに花が入ってきて星輝に集中攻撃を狙う。しかしここで鹿島が入ってきてダブルのドロップキックで2人まとめて吹き飛ばすと、続けて加勢に来た叫女も吹き飛ばしてロープ際にTCSの3人を並べると、3人で同時に貫通式低空ドロップキック。
 星輝はロープに走るが、小波が足を刈って倒してマフラーホールド。これを抜け出した星輝はハイキックをクリーンヒットさせるが、小波もふらつきながらもハイキック。さらに二人同時にハイキックを放って相打ちとなると両者タッチ。

 花とキッドのマッチアップになると、鹿島と星輝が加勢して3vs1の展開を作り出し、花の攻撃を封じ込めると、鹿島が小波と花にまとめてフェイスクラッシャーでアシスト。キッドがフィッシャーマンズ・スープレックスホールド、ライトニングスパイラルと連撃。さらにコーナーに上がって旋回式フロッグ・スプラッシュを投下もカウントは2。キッドはさらにロープに振ってデジャ・ヴ式の首固めに入るも、小波と叫女が必死のカット。キッドはロープに走るが、花がドロップキックでカウンター。両者大の字になりダブルダウン状態となるが、鹿島が入ってきてコーナーでタッチを待ち受ける叫女と小波を蹴散らしてキッドを鼓舞すると、そのままキッドからタッチを受ける。
 鹿島と花のマッチアップとなると、鹿島がフロントハイキックを連打してロープに走るが、叫女がエプロンから後頭部にエルボーを一撃入れると、花がサイドバスターで叩きつける。花は鹿島にブレーンバスターを狙うが、鹿島は胴絞めで組み付き、そのままグラウンドに持ち込んで胴絞めフロントネックロック。花は意識を失いかけるが、鹿島を力づくで持ち上げるとぶっこ抜きブレーンバスター。これを返されると花は追撃を狙ってロープに走る。鹿島は起死回生でスピーディに丸め込んで決着を狙うが、これは叫女がカット。そして小波がキッドと星輝を2人まとめてドロップキックで吹き飛ばし叫女と花がキッドと星輝にそれぞれラリアットを見舞って追撃していくと、今度はTCSが3vs1の状況を作り出す。
 叫女が鹿島を小波に向かって振っていき、待ち受ける小波がハイキック一閃。ふらつく鹿島へ花と叫女が合体フェイスバスターと連撃し、叫女が鹿島を押さえる中で、花がコーナーに上がってミサイルキックを投下。そのまま花がガッチリ押さえ込み、カウント3を奪った。

第5試合


 7度目の防衛戦となる葉月が謎に包まれた強豪DEATH山を迎え撃つこの試合は、昼大会で行われた6人タッグでの前哨戦ではDEATH山が葉月から直接ピンフォールを奪っており、勝敗の予測がつかない状況下で決戦を迎えた。
 試合前にアンドラスがDEATH山に「誰だよ!」と野次を飛ばすと、花が「お前が一番知ってんだろ」と言い返し、アンドラスは「同じカテゴリーにしてんじゃねぇよ」と激怒。
 セコンド陣の舌戦が展開される中でゴングが鳴ると、両者ロープに走り、素早いロープワークから互いの攻撃をかわし合い、アームドラッグの応酬となるが、一旦両者は距離を取ってクリーンブレイク。
 再び距離を詰めてロックアップから葉月がコーナーに振って突撃するも、DEATH山はこれを回避。葉月は即座にエプロンに出てスワンダイブ攻撃で飛んでいくが、DEATH山はこれを回避。DEATH山の回避まで読んでいた葉月は着地するとDEATH山を即座にロープに向かって吹き飛ばし低空ドロップキック。DEATH山が足を取って丸め込みに入るが、葉月も体勢を反転させてフォールし、目まぐるしく上下が入れ替わるエビ固め合戦となり、葉月が葉・月ストラルで決着を狙うがこれはカウント2.9。

 キックアウトの際に距離を取ったDEATH山がラリアットを狙うが、葉月がキャッチしてグラウンドに引き倒すとクロスフェイスの体勢に入るが、決まり切る前にDEATH山が脇の下をくぐって抜け出すと逆にクロスフェイス。葉月も同じように抜け出しクロスフェイスで絞り上げる白熱した展開もDEATH山が足を伸ばしてなんとかブレイク。
 葉月はロープを背にするDEATH山に顔面ウォッシュを叩き込んでDEATH山を場外に落とし、トペ・スイシーダを発射。葉月は「もう一発!」とリングに戻って再び場外に向けて飛んでいくが、DEATH山はどこからか取り出したパイプ椅子で地対空イス攻撃。
 DEATH山はリングに戻るとコーナーに上がり、葉月の背後からミサイルキック。続けて後頭部へランニングニーを見舞い、葉月の顔面を踏みつけてから引き起こしジャーマンを狙うが、葉月が抵抗するとエルボースマッシュ。葉月もロープに走るが、DEATH山はカウンターのラリアットで叩き伏せ、ジャーマンスープレックスホールド。これを2で返されるDEATH-ZOUを狙って葉月に飛び乗るが、これを抜け出した葉月が即座に組み付いて葉・月ストラルで丸め込み、一瞬の勝機をモノにした葉月がカウント3を奪った。
 勝利した葉月にはロッシー小川からトロフィーと勝利者賞が手渡された

葉月「あーあ、つかれたぁ……。今日の試合何分よ?何分?5分33秒……いつも大体4分代くらいで仕留めてるんだけどさ、1分多いからさ、ロッシー、1分のギャラ上げといてね、しっかり。DEATH山さんか、米山さんか知らないけど、あなたとタイトルマッチ出来て嬉しかった……デーース!(DEATH山の眼前でDEATH山のポーズを真似ながら)」
DEATH山「うわあああん!悔しいデーース!!うわああああんデーース!!」(泣きながら退場)
葉月「今日で防衛回数7回。ハイスピードの最多防衛回数が8回なんだよね?あと一回で並ぶってことは、誰か葉月のベルトに挑戦する人、いないかな~?」
(ここで鹿島が後頭部に氷のうを当てながら登場すると、葉月はマイクを渡す)
鹿島「まずは防衛おめでとうございます。今ホントは今すぐアーティストのベルト、取り返したいんですけど、自分は昼も夜も負けて、見てるみなさんは『どうせ鹿島は岩谷と中野がいないと何も出来ないんだろ』って思ってると思います」 
葉月「はい」
夏「わかるー」
鹿島「分かるじゃねぇよ?!お客さんに同意求めてんだよ!お前らに聞いてねぇよ!だから自分はまず、自分ひとりの力でそのハイスピードのベルトをSTARSに持って帰る。だから挑戦させてください」
葉月「挑戦させるのはいいけど、今日2大会とも負けたお前が葉月に勝つわけねーだろバーカ。その貧弱な体、1から出直してハイスピードに挑んでください。以上!」
アンドラス「貧弱貧弱ゥ!」
(葉月が退場)
葉月「ってことで!葉月が勝ったんで大江戸隊が締めていいですかねー!……ん?なんて?」
(花月が葉月に耳打ちする)
葉月「『7月20日にエディオン大会があって、そのチケットを今売ってるんで皆さん買ってくださいって葉月が言って?』……みんな買ってくれますよねーッ?!」
ナツコ「お前らの答えはいつもYESかはいしかねーんだよ!『はい』って言えコノヤロー!そんなウチらは~?!最高で最悪な!大江戸隊~ッ!!」

<試合後コメント>

葉月
「いやぁ、今日の防衛戦はきつかったね。いや、ホントいつもと違う緊張感があったけど、まあ無事防衛できたってことは、DEATH山より葉月が強いってことなんじゃないですかねぇ?まあ、今日で防衛回数7。次で最多防衛回数に並ぶという。……今日で並んだ?次?9で並ぶ?9で最多防衛回数に並ぶってことは、次に鹿島沙希を倒して、次の挑戦者が現れなきゃいけないんだね。まあ、今のハイスピードのベルトはどうしても葉月のところに居たいみたいなので、このまま守り続けて最多防衛記録を伸ばしていってあげようかなって思ってますけどね」

――挑戦に名乗りを上げた鹿島選手の印象は
「んー……弱い。相手にならない。ホントに貧弱。……悪い部分しか出てこないよ。だって大阪大会昼夜2回とも負けてるのに、『葉月が持ってるベルト欲しいです。私はシングルを狙っています』。……ようそんな生意気言えましたよね。そんな簡単に葉月は潰せないですよ」

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