「どうせ遅かれ早かれ人間は死ぬもの」24歳の刹那系女子が”間違いなく日本一の女子団体”と感じたスターダムでプロレスデビュー!
25日、ベルサール高田馬場にて『STARDOM AWARD 2024 in TAKADANOBABA ~Day1 試合~』が開催。第1試合では鉄アキラ(くろがねあきら)が鈴季すずを相手にデビュー戦を行った。
アキラは身長157cm・体重54kgの24歳。新潟出身であり、同郷出身の里村明衣子やSANADAに負けない偉大なレスラーになりたいという。
スポーツ歴はほぼなく、水泳とダンスを遊びでやっていた程度。父が新日本プロレスを見ていたことからプロレスにはまり、「間違いなく日本一の女子団体」と感じたスターダムへ2023年12月に入門した。
この日スターダム内で憧れの選手であるすずを相手にデビュー戦をおこなうこととなった。
試合が始まるとアキラが突進しドロップキックから投げようとするが、すずが逆にボディスラムで叩きつけヘアーホイップ。さらに背中にサッカーボールキックから場外を走り込んで顔面へのドロップキックと容赦ない連撃を続ける。必死にエルボーを打ち込むアキラだったがすずがえげつないエルボーでコーナーにふっ飛ばし、串刺しバックエルボーから串刺しニーを顔面に突き刺しアキラはグロッキーに。
アキラはハーフハッチスープレックスホールドで反撃するが、これを返したすずがバズソーキックからテキーラショットで叩きつけ3カウントを奪った。
マイクを持ったすずは「おいアキラ、どうだ?プロレスラーになった気持ちは。嬉しい?悔しい?勝ちたかった?言葉で喋らなくても、あたしはお前のその目を見ればわかる。お前いいレスラーだよ。私の血の気を騒がせてくれた良いレスラーだよ。自信持ってこれからも頑張れよ。気持ちで向かってくるレスラー私は大好きだ。とっておきのテキーラショットをプレゼントしてやりましたよ。このテキーラショットが私からお前への期待ということ、しっかりと焼き付けて、これからも元気よくプロレスしろよ!」と愛あるメッセージ。
アキラは「自分の人生がすごくつまらなく思えて、どうせ遅かれ早かれ人間は死ぬものだと思うんで、だったらやりたいことやりたいなと思って、自分はずっとプロレスが好きだったのでプロレスラー目指しました。どんな相手でも立ち向かっていけるようなレスラーになりたいです。憧れのすずさんでデビューさせていただいて幸せです。ありがとうございました。リング下で見ているすずさんより何百倍も何千倍も怖くて、強くてでもすっごくかっこよかったです。本当にありがとうございました」と思いを語った。
明日の高田馬場大会では練習生としてしのぎを削ってきた姫ゆりあがデビュー予定。スターダムで新たなライバルストーリーが幕を開ける。