【試合詳細】8・15 スターダム後楽園ホール大会 林下詩美vsAZM 中野たむvs岩谷麻優 朱里vs葉月 白川未奈vsマライア・メイ 安納サオリvs渡辺桃
『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 in KORAKUEN Supported by SoftBank』
日程:2023年8月15日(火)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,519人(超満員)
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
[STARS]○飯田沙耶/羽南/コグマ
7分23秒 達者でな→片エビ固め
[Queens Quest]レディ・C/●妃南/天咲光由
▼タッグマッチ 15分1本勝負
[God‘s Eye]○MIRAI/鹿島沙希
4分51秒 サソリ固め
[COSMIC ANGELS]なつぽい/●水森由菜
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
○メーガン・ベーン/星来芽依/鈴季すず/高橋奈七永(フリー)
9分38秒 F5→片エビ固め
[大江戸隊]刀羅ナツコ/スターライト・キッド/●琉悪夏/フキゲンです★
▼5★STAR GP 2023 ブルースターズ公式戦 15分1本勝負
[COSMIC ANGELS]●安納サオリ(フリー)【1勝3敗2分=4点】
9分22秒 ピーチ・サンライズ
[大江戸隊]○渡辺桃【3勝0敗=6点】
▼5★STAR GP 2023 ブルースターズ公式戦 15分1本勝負
[Club Venus]●白川未奈【3勝2敗=6点】
11分47秒 ツームストン・ドライバー→エビ固め
[Club Venus]○マライア・メイ【2勝2敗=4点】
▼5★STAR GP 2023 レッドスターズ公式戦 15分1本勝負
[God‘s Eye]○朱里【2勝1敗1分=5点】
11分39秒 白虎
[STARS]●葉月【0勝3敗=0点】
▼5★STAR GP 2023 レッドスターズ公式戦 15分1本勝負
[COSMIC ANGELS]△中野たむ【2勝0敗1分=5点】
15分0秒 時間切れ引き分け
[STARS]△岩谷麻優【2勝1敗1分=5点】
▼5★STAR GP 2023 ブルースターズ公式戦 15分1本勝負
[Queens Quest]●林下詩美【2勝1敗=4点】
10分10秒 あずみ寿司
[Queens Quest]○AZM【2勝3敗=4点】
10周年を迎えるAZMが詩美から勝利し5★STAR GP最年少優勝宣言!たむvs岩谷のIWGP女子王者vs赤いベルト王者対決はフルタイムドロー!
第1試合
羽南と天咲の対面でゴング。ロックアップからヘッドロック、互いにドロップキックを打ち合う応酬からSTARSがなだれ込んできて3人で天咲にコンビネーションアタックからトリプル低空ドロップキック。飯田にタッチ。
代わるコグマが天咲にボディスラムからボディプレス2連発。さらに串刺し攻撃を狙うが、天咲がかわしてスペースローリングエルボーからドロップキック。レディにタッチ。
レディはコグマにビッグブートからコブラツイスト。これは羽南がカット。コグマ&羽南が2人でロープに振ろうとするが、レディが2人まとめて河津掛け。さらにコグマにニードロップで追撃しロープに飛ぶが、コグマがかわして串刺しスプラッシュ。飯田にタッチ。
飯田はエルボードロップからロープに飛ぶが、レディがカウンターのランニングネックブリーカードロップ。妃南にタッチ。
妃南は飯田にドロップキックを見舞うも飯田は逆水平チョップ連打で反撃。そのままコーナーに詰めてマシンガンチョップを見舞い、串刺し攻撃を狙うが妃南がかわしQQの3人同時攻撃。妃南はノーザンライト・スープレックス・ホールドを狙うが、飯田が振り払ってジャンピングダブルチョップ。飯田のホイールバローにフェイスクラッシャーを合わせる合体攻撃を狙うが、レディ&天咲がカットし飯田にQQがトリプル低空ドロップキック。
妃南は大外刈りからロープに飛ぶが、飯田がカウンターのラリアット。さらにラリアットを発射もかわした妃南が払い腰。ロープに飛ぶが羽南が飛び込んできて払い腰。飯田のホイールバロー+コグマ&羽南のフェイスクラッシャーの合体攻撃が炸裂し、飯田がコーナーに上って「飯田ロケット、発射ァー!オラァ!」と射出されるもQQがカット。
飯田は串刺しラリアットからコーナーに上げ、達者でな(キン肉バスター式ドライバー)で3カウントを奪った。
<試合後コメント>
飯田沙耶&羽南&コグマ
飯田「はいSTARS、後楽園ホールから、勝ちましたぞ!」
羽南「STARSじゃないよ飯田沙耶。今日勝ったのは飯田沙耶」
飯田「ありがとうございます」
羽南「言ってやって!」
飯田「あっし、18日NewBloodで、パッション注入マッチ、高橋奈七永とシングルやるわけだけど、どうだ。高橋奈七永。あっしは全然、パッション注入はね返すわ。飯田魂を注入してやんよ。あんたと戦って、あっしは自分のこの迷い振り払って、正しい道を歩む。高橋奈七永、私のこの全て全部全部受けとめて、あっしが貴様を倒すぜ、覚えとけ!」
第2試合
水森が「鹿島沙希、でてこ~い!」と挑発も鹿島は拒否して帰ろうとする。会場から鹿島コールが起きる中、MIRAIが無理矢理担いでリングに放り込んで逃亡を許さず。
鹿島はにこやかに「よろしくお願いします♪」と握手を交わしてからゴング。鹿島はMMA風の本格派っぽいステップを踏んでからMIRAIにタッチを求めるが許されず。水森がショルダータックルで倒してなつぽいにタッチ。
なつぽいは水森に肩車されながらとても長い合体技名を叫ぶが、言い終わる前にMIRAIがカットし2人まとめてドロップキックで吹き飛ばす。MIRAIが串刺し攻撃を狙うが、なるがひらいとかわしてクロスボディ。MIRAIがキャッチしてボディスラムを狙うが、なつぽいが振り払ってドロップキックからロープ際での貫通ドロップキック。水森にタッチ。
水森はMIRAIにフライングショルダーからドロップキック。さらになつぽいとの合体トロピカル☆ヤッホー!を決めてコーナーに上がり、「水森由菜、60-1kg~!」と師匠譲りの体重宣告プレス。しかし鹿島が加勢に入ってMIRAIと素早く合体カッターを決めて場外に逃亡。MIRAIがサソリ固めに入るも鹿島が素早くカット。水森がダブルラリアットを発射も、鹿島だけ避けて場外に逃亡。水森はMIRAIにラリアットを叩き込み、もう一発ラリアットを狙うもMIRAIが担いでバスター。さらに変形裏投げもなつぽいがカット。鹿島がビッグブートでなつぽいを場外に排除し、MIRAIがミラマーレ・ショックの体勢。水森が振り払ってロープに飛ぶが、MIRAIがカウンターのラリアットを叩き込み、サソリ固めで腰を落とすと水森がたまらずタップ。
白いベルト戦を控えるMIRAIとなつぽいがベルトを挟んで視殺戦を展開した。
<試合後コメント>
なつぽい&水森由菜
水森「負けちゃってすみません……」
なつぽい「タッグの負けは、どっちかのせいとか誰のせいとかじゃなくて、2人の責任だと思うし。だからごめんねは要らない。後、3日後か。NewBloodで当たるけど正直今のままだったら、私負ける気しないかも。最強だからさ、ボッコボコにしちゃうかもしれない。18日、楽しみにしてるね。ばいぽい!」
水森「今日ゆなもん以外はみんなチャンピオンで、誰よりも頑張らなきゃ強い自分もいろんな自分ももっともっと出して結果を残さなきゃいけなかった。その通り。でも、ゆなもんだってここから水森由菜の全てを!18日なつぽいにぶつけて、行きたいと思います。誰よりも8・18輝くのは、水森由菜だ!ばいぽいって何~~~?」
MIRAI&鹿島沙希
MIRAI「はい、沙希との2人のタッグ……」
鹿島「イエーイ♪」
MIRAI「イエーイ♪」
鹿島「ノってくれんの?!(笑)」
MIRAI「ちょっと出番が多いけど」
鹿島「いや、そんなことない」
MIRAI「ちょっと疲れる」
鹿島「場外でいっぱい声出して。疲れちゃった」
MIRAI「声出すと、疲れるけど・・・嫌いじゃないですねえ。今日後楽園結構満員?」
鹿島「ね!一杯いた!」
MIRAI「はい、ありがたいです。皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?」
鹿島「解説?PPVの最後みたいなんだけど(笑)」
MIRAI「いや、いや実は実は実は、個人的なことになるんですけど、試合始まるちょっと前に、親から電話きたんですよ。で、いつもはお母さんだけとかなんですけど、お母さんからお父さんからも電話きてて。何かなと思ったら、おばあちゃんが天国にね、行っちゃったらしくって。おばあちゃんには、ゴッデスのベルトの時も、報告したし、これからもいろんなベルトをね、報告しようなんて思ってて、白いベルトも獲ったし、赤とか、IWGPとかSTRONGとかいっぱいいっぱい、獲って報告しようって思ってたんですけど、結局白いベルトの報告もまだできてなかったんですけど、施設に入ってて、Zoomでしか会うことができなかったので、何か白いベルト初めてのシングル獲って直接見たくなっちゃったらしいんですよ。だから、自分はこの後はおばあちゃんに、これ直接見せに行こうかなと。思うんですけど、ちょっと朱里のね、セコンドつけないんで」
鹿島「大丈夫大丈夫任して」
MIRAI「沙希がついてくれます。仲間なんだから朱里に何かあったら助けてくださいね」
鹿島「はい」
MIRAI「あとはいっぱいいっぱい応援してください」
鹿島「はい」
MIRAI「OKですか」
鹿島「はい!」
MIRAI「あとは今日は頼んだ」
第3試合
星来とナツコの対面でゴング。ナツコがいきなりラリアットを発射も星来がかわしてつま先踏みつけ。ナツコが髪を掴んで引き倒すも、すずが飛び込んできて2人でハイスピードな連携ドロップキック。星来がロープに飛ぶが、ナツコが毒霧で迎撃。ナツコのショルダータックルからキッドのその場飛びムーンサルト、ナツコのセントーンからブレーンバスターと連撃が決まる。フキゲンにタッチ。
フキゲンは星来をコーナーに振って「デース!デース!フキゲンデース★」とポーズを決めて突っ込んでいくが、星来がブートで止める。ダメージが蓄積してだんだん元気を失っていくがフキゲンはレフェリーを巻き込んで攻撃を狙うが、星来がレフェリーを踏み台にしたドロップキックを決めて奈七永にタッチ。
奈七永が出てくると琉悪夏が援護に来るが、すずも加勢して奈七永とコンビネーション。フキゲンに2人でサンドイッチサッカーボールキックを見舞い、奈七永がミドルキックを発射。フキゲンは奈七永の鼻をつまみ上げて動きを止め、「ブレーンバスターデース★」と宣言も逆に奈七永がブレーンバスター。ラリアットを狙う奈七永を大江戸隊がカットしてキッドにタッチ。
キッドは真っ向からのチョップ合戦を挑んで猛連打。奈七永が「いた~い!」と絹を裂くような悲鳴を上げる中でキッドがコーナーを踏み台にムーンサルトアタック。キッドがロープに飛ぶが、すずがエプロンから捕獲。これを振り払ったキッドがフランケンシュタイナーを狙うが、すずがトラースキックで撃ち落とし奈七永がバックドロップ。すず&星来がの合体コードブレイカーから奈七永がスライディングエルボーを見舞い、コーナーに上って冷蔵庫爆弾を狙うが、琉悪夏がボックス攻撃でカット。ナツコが下から担ぎ上げてカミカゼ、フキゲンがダイビング千豚♪、キッドが旋回式フロッグスプラッシュと連撃。さらにキッドがロープに飛んでウラカン・ラナを狙うが、キャッチした奈七永がパワーボム。琉悪夏がカットしてラリアットを叩き込み、キッドがキッチャーマン。奈七永が即座に起き上がってラリアットを叩き込み、両者タッチ。
メーガンと琉悪夏の対面となり、琉悪夏が真っ向からショルダータックルでぶつかっていくもメーガンはビクともせず。ならばと琉悪夏はサミングで怯ませてロープに飛ぶが、メーガンはショルダータックルで倒してボディスラム。さらにメーガンが串刺しラリアットをねらうが、大江戸隊が総出で乗り込んできてトレイン攻撃。2人がエルボー合戦を展開する中、奈七永が加勢に入ってメーガンとダブルビッグブート。さらにメーガンがラリアットからロープに飛ぶが、ナツコがエプロンからキックを見舞ってカット。琉悪夏&ナツコが2人でブレーンバスターを狙うが、メーガンが2人まとめてブレーンバスター。メーガンが琉悪夏をネックハンギングボムで叩きつけるもキッド&フキゲンがカット。すず&星来が場外に排除し、メーガンがすずを場外の大江戸隊へと投げ落として排除。メーガンが琉悪夏をバーディクトで叩きつけて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
スターライト・キッド
「おい、高橋奈七永。おい。今日はウチらで決着つけられなかったけど、今週、19日大田区、ナナモモ!パッションがなんだ、レジェンドがなんだ、デカいからなんなんだよ!この体格でもなあ、このスターライト・キッドが、19日大田区の主役を、還暦祭に引き続き、奪ってみせるからな。ナナモモに、いいとこなんか1ミリも持ってかせねえよ」
メーガン・ベーン&星来芽依&鈴季すず&高橋奈七永
高橋「メーガンパワーやべえな。すげーな、パワー!マッスルマッスル、パッションパッション!ベリーグッド!」
鈴季「やあ、メーガン!お前今日も私のこと投げたな。めちゃくちゃ怖かったからな。今日も、チビッちゃったよ」
高橋「チビってんのかよ!」
鈴季「チビったんだよこっちはよ!ああん?お前も投げられてみろよ!めちゃくちゃ怖えんだからな」
高橋「おうじゃあ次は投げられてやるよ」
鈴季「言ったからな!」
高橋「おう投げられてやるからよお前に」
星来「良かったよ。投げられるの」
鈴季「うるせえ!お前」
高橋「お前怯えすぎなんだよ」
星来「だって怖いんだもん」
高橋「だからやり返してかないと」
鈴季「そうだ!」
高橋「キッドが少ししつこかったけど、19日にナナモモ引っ張り出して、ナナモモ・ジャガーさんという貴重なタッグがあるんで、そこでもう一回、ひねりつぶして!あの高くなった鼻をへし折ってやりますから、楽しみになキッド!」
メーガン「私がもたらす恐怖は、まだ続くわ」
第4試合
安納が入場口から姿を見せた瞬間、先にリングインしていた桃が猛然と突っ込んで襲撃。場外戦となる中でゴングが鳴る。
ナツコやキッドらがレフェリーの注意を引き付ける中、桃が場外ブレーンバスターからバット攻撃。先にリングに戻ってゆうゆうと待ち受ける。
桃はよろよろとリングに戻ってきた安納の顔面を踏みつけ、「来いよコラ」と笑顔で両手を広げる。安納がチョップを打ち込んでいくも、桃が反撃のチョップ一発で吹き飛ばす。安納はエルボーを連打も、桃がミドルキック連打。安納はこれをキャッチしてドラゴンスクリューを見舞って反撃の狼煙。
安納はブリッジ式足4の字固めから正調足4の字固め。さらにロープを使ったニーロックからヒザへの低空ドロップキック。さらにフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、桃がコーナーに押し込んで逆さ吊りに。桃はヤンキー座りで安納の顔面をぺちべちと叩き、顔面へのローキックから串刺しドロップキック。ロープに飛んで蒼魔刀を突き刺すもカウント2。
桃はBドライバーを狙うが、安納は振り払ってエルボー合戦を挑む。桃も打ち返してエルボーのラリー。桃がミドルキックに切り替えると安納もビッグブートで反撃し、蹴り合いが展開。安納がビンタのシェインとから関節蹴りを放つも、桃が足払いをかけてサッカーボールキック。ロープに飛ぶが、安納がウラカン・ラナ。桃は上下ひっくり返してカバーし、返した安納にサッカーボールキック。さらに顔面蹴りを叩き込み、安納のボディにバットをフルスイング。二撃目をかわしてバットを奪い取った安納は、バット攻撃のフェイントからビンタを見舞い、バットの上にジャーマン・スープレックス。さらに延髄斬りからジャーマン・スープレックス・ホールドもカウントは2。安納はタンタンドルを狙うが、桃が振り払ってハイキック。続けて人でなしドライバーで突き刺し、ピーチ・サンライズを狙うが、安納が回転して脱出し、ウラカン・ラナ。さらにロープに飛ぶが、桃がキャッチしてテキーラ・サンライズ。さらにロコモーション式でピーチ・サンライズを2連発して3カウントを奪った。
桃「もう3連勝~♪そして安納サオリ、3連敗~♪3連敗してもうお前の優勝の可能性ねーからよ!フヘヘ、5★STAR GPにこれから頑張る必要もないから良かったなあ。楽にしてやったんだよ。5★STAR GPは今年このブラピ様が優勝するからよ」
<試合後コメント>
安納サオリ
「え?今日でもう私の可能性はないですか?ゼロではない?ゼロじゃないなら。私誰やと思ってます?絶対不屈彼女ですよ。3連敗、2引き分け、勝ち点1点。心折れてるわけないやろ。この後楽園ホールに来るたびに私は思い出す。あの日どんな思いを持ってこのスターダムのリングに上がったか。さらに輝くため。このときの自分の名前を刻むため。よし」
渡辺桃
「マイクでも言った通り、私が3連勝そして安納サオリが3連敗。わははは。オイこんなかわいそうな結果お前ら笑ってやんねえと逆に可哀想だよ。な?応援してやっても、もうあいつはどうせ優勝できねえんだからよ、なあ?安納サオリの方も、このブラピを応援したらどう?ね?応援した方がいいよ私が優勝するんだからさ。これからもまだ6戦ぐらいあるかな?ま、こっからも勝つから、今ならまだ全勝優勝いけるね」
第5試合
同門対決かつパートナー対決となる2人は試合前にクリーンに握手。
ゴングが鳴るとロックアップでの力比べに競り勝ったマライアが離れ際に逆水平チョップ。白川もエルボーで反撃して打ち合いとなり、打ち勝ったマライアがロープに振るも白川が足払いから低空ドロップキックを発射。マライアはこれをかわしてセクシーポーズも、白川は「ナメんな!」とエルボーをヒットさせ、マライアの蹴撃をかわしてヒザへの低空ドロップキック。
白川はニークラッシャー、ニーロック、ダブルニークラッシャー、ヒザへのローキックと容赦ない足攻めから足4の字固め。マライアが必死の抵抗を見せロープブレイク。白川は顔面へのブートを連打していくが、マライアは「ナメンナヨーッ!」と絶叫し、カウンターで顔面へのビッグブートを決める。
マライアは白川の低空ドロップキックをかわしてハイキックを叩き込み、コーナーに上ってミサイルキック。さらにダブルアーム・スープレックスからコーナーに振って串刺しニッグブート。コーナーに上げてフランケンシュタイナーを狙うが、白川がキャッチして雪崩式フェイスクラッシャーで切り返す。
白川はロープを使ったクロスレッグ式ドラゴンスクリューから足4の字固め。マライアも必死の抵抗を見せ、足が絡まった状態でのビンタ合戦を展開。さらに足を絞られて苦戦するマライアだったが、再びロープを掴む。
白川はマジックスクリューから裏拳、インプラントDDTと連撃。さらにグラマラス・ドライバーMINAを狙うが、着地したマライアがバックドロップ。白川がエプロンに転がりですと、マライアが追っていってエプロンから場外へのパワーボム。白川は場外カウント19でなんとか帰還。
マライアはスリングブレイドからリバースタイガードライバー。さらに担ぎ上げるが、白川が着地して顔面への掌底連打。マライアも張り手からロープに飛ぶが、白川がローリングエルボーからバックドロップ。マライアも即座に起き上がってバックドロップで叩きつける意地を見せ、TKOで追撃してからツームストンパイルドライバーで突き刺して3カウントを奪った。
<試合後コメント>
白川未奈
「やられたよ~。やっぱ最高にイカした最高にイカしたパートナーだったってことだね。未奈の目に狂いはなかったってことだね。マライアを連れてきた。悔しいよでも、うーん。なんか未奈に勝つのが、未奈にシングルで勝つのが夢になったんだってさ。夢は簡単に叶えられないもんなんだよっていうのを今日教えようと思ってた。でも、簡単に叶えちゃったね。でもそれはすごいことだよ。そういう人もいる。マライアだって頑張ってるもん。悔しいねえ、だからきっといつかこういう形じゃなくてもシングルするときが必ず来ると思います。そのときは、必ずリベンジします。ダメだね、悔し涙しか最近流してない」
マライア・メイ&白川未奈
マライア「未奈、未奈・・・レスリングで強くなるために日本にやってきた。その前の私がどうだったかなんて知る由もないでしょ?そして、スターダムに入った。その魅力に引き込まれて、未奈に出会い、リーダーシップに惹かれて。未奈が今の私の全てを作ってくれた。トライアルにやってきたときの私と見比べたら。全くの別人よ。本当に未奈のおかげなの。5★STARチャンピオンは大事だけれど、未奈に勝つことはそれ以上の価値がある。未奈にどれだけ私が成長したか証明して見せるためにね。未奈・・・I LOVE YOU」(※先にコメントを終えた白川を呼び寄せ抱きしめ合う)
白川「もう死ぬかと思った。I love you, too.」
マライア「でもね、勝ったからには一つ質問よ。Venusは私のもので良いかしら?」
白川「え?リーダーになるの?」
マライア「ジョークジョーク。We are family, forever.」
白川・マライア「Club Venus is Here!」
第6試合
ゴングが鳴ると、ゆっくりリングを回ってから手4つ、バックの取り合い、リストの取り合い、ヘッドロックの応酬から葉月がアームドラッグ。ドロップキックでロープ際に吹き飛ばして顔面ウォッシュを狙うが、朱里が足をキャッチして引き倒し、サッカーボールキック。葉月もサッカーボールキックでやり返すと見せかけて後頭部へのビッグブート。この意地の張り合いを2往復し、朱里が串刺しニーリフトからサッカーボールキック連打。
朱里はスリーパーホールドで弱らせてハーフハッチ・スープレックス。さらにエルボーを放っていくが、キャッチした葉月がフルネルソンバスターからセントーンを見舞い、顔面ウォッシュ。
両者真っ向からのエルボー合戦を展開し、朱里がソバット。互いにロープに飛んでは追走ニーを見舞う意地の張り合いが展開され、これを制した葉月がコーナーに上って行く。朱里は雪崩式ハーフハッチ・スープレックスで切り返し、ハンマーロックDDTからコーナーに上ってダイビング・ギロチンドロップ。さらにマフラーホールドから白虎を狙っていくが、決まり切る前に葉月がロープを掴む。
朱里が山折りを見舞うと葉月は場外に転がり出る。朱里がエプロンからのミサイルキックを発射も、葉月がかわして入れ違いにリングへ。葉月がトペ・スイシーダを決め、朱里をリング内に放り込んでスワンダイブ式ミサイルキック。さらに変形石見銀山からクロスフェイスで捕らえるが、朱里は足を伸ばしてロープブレイク。
葉月はコーナーに上げて雪崩式コードブレイカーからダイビング・セントーンを決めるもカウントは2。ならばと葉月は必殺の垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、朱里が背面着地してジャーマン・スープレックス。葉月は即座に起き上がるも、朱里が起き攻めのハイキック。葉月のジャンピングニーを受けきった朱里がハイキック、ランニングニーと叩き込むも、葉月は雄叫びを上げて立ち上がりエルボーの猛連打。さらにロープに飛ぶが朱里がかわしてゼロ距離ニーリフト。朱里は白虎を狙うが、葉月が葉・月ストラルで切り返す。朱里がカウント2で返すと葉月が突っ込んでいくが、朱里がキャッチして流炎。続けて白虎に捕らえると葉月は無念のギブアップ。
<試合後コメント>
朱里
「5★STAR GP、葉月戦、勝利しました。葉月とは、今日、初めてのシングルマッチでどんな風になるのか、ちょっと自分の中でわかんなかったんですけど、め~ちゃくちゃ面白えなと思いました。これから、どんどんやっていきたい相手。楽しい相手、見つけました。でも、勝ったのは、この私。5★STAR GP、今年絶対に私がこのまま全勝するんで、見ててください」
第7試合
ゴングが鳴ると、じりじりとした手4つからグラウンドでの首の取り合い、リストの取り合いからヘッドロックの応酬からクリーンブレイク。
再び向き合ってロックアップからリストの取り合い。首投げの応酬から互いにロープに飛んで互いの攻撃をかわし合う高度な読み合いが展開も、たむの回転エビ固めを先読みした岩谷がフットスタンプで制する。
岩谷はサッカーボールキックを連打し、ロープを使ったアームロックから串刺しダブルニー。スクールボーイで転がして「バカタレ!」とバカタレスライディングキックを見舞って場外へと叩き出し、トペ・スイシーダを狙うも、たむがハイキックで撃ち落とす。さらにたむがロープを使ったネックスクリューを見舞い、コーナートップからプランチャを狙う。岩谷が追いすがってエルボーを打ち込んでいくが、たむも必死の抵抗。岩谷がビンタをバチバチ打ち込んで場外への奈落式フランケンシュタイナーを狙うが、たむがキャッチしてこらえ、ぶら下がり式アキレス腱固め。反則カウント4で手を離し、場外に落下した岩谷にコーナートップからのプランチャを見舞う。
たむは串刺しバイオレット・シューティングからバックドロップ。さらにジャーマン・スープレックスを狙うが、岩谷が振り払ってエルボー合戦を挑む。たむがロープに飛ぶと岩谷がスリングブレイドで叩きつけ、強烈なエルボーからソバット。さらにドドンパで叩きつけるとたむは大ダメージ。
岩谷はスタンド式の変形ドラゴンスリーパーからジャーマン・スープレックス。ロープ際に吹き飛んだたむに貫通ドロップキックを見舞い、コーナーに上ってダイビングフットスタンプを狙うが、かわしたたむがジャーマン・スープレックス。岩谷はゆらりと立ち上がってお返しのジャーマン・スープレックス。たむも即座に起き上がってロコモーション式ジャーマン・スープレックス・ホールドを3連発。
たむはタイガー・スープレックス・ホールドを狙うが、岩谷が抵抗。たむはスピンキック、ハイキック、スピンキックと見舞いタイガー・スープレックス・ホールド。たむは引き起こしてバイオレット・スクリュー・ドライバーを狙うが、岩谷が着地して高速ドラゴン・スープレックス。
残り時間3分がコールされる中、同時に起き上がった2人がロープに飛ぶが、たむがかわしてスピンキック。さらにバイオレット・シューティングを狙うが岩谷がトラースキックでカウンター。さらに岩谷が串刺しバカタレスライディングキックを見舞い、場外に落下したたむにトペ・スイシーダ。岩谷はコーナーに上ってミサイルキックを見舞い、コーナーに上ってフロッグスプラッシュ。
残り時間1分がコールされる中、岩谷がバズソーキックを発射も、たむがキャッチしバイオレット・スクリュー・ドライバー。たむがトワイライト・ドリームで叩きつけた瞬間に時間切れ引き分けを告げるゴングが鳴り響いた。
<試合後コメント>
岩谷麻優
「今日の5★STAR GP、でも、5★STARじゃなくて、試合前からすごいタイトルマッチするかのような気分でいて、マジで中野たむに負けたら、このベルト落としてしまうんじゃないかっていうぐらい、試合前、怖かった。中野たむはやっぱ強くなったよ強くなったけど、自分はこの、おとといIWGPのタイトルマッチあって、『今日も相手が中野たむかあ、ってめちゃめちゃつらいじゃん』って、もう、こんなときに試合、中野たむとシングルやりたくなかったよって気持ちあったけど、あっちも赤いベルトの防衛戦やった次の次の日に今日で何もドローで、勝てなくても何も言い訳ができないぐらい、同じ状況でお互い。あー疲れた。本当に疲れた。でも、今の中野たむとならこのベルトを賭けて戦ったり、あっちが持つ赤いベルトに挑戦したり、色んな可能性が広がった。そんな試合でした。いっぱいいっぱい。負けてられないとか、壁でいなきゃ、とかそんなんじゃない。もう必死で、15分生き抜くこと、それだけそれだけでいっぱいいっぱいだった。また、この続き、絶対やろうよ。待ってるとは言わないけど、そっちに行くかもしれないよ」
中野たむ
(※悔し泣きしながら現れて)
「岩谷麻優に!!!どうしても勝てない!!!!(※感情に任せてコメントブース壁を殴りつける)岩谷!この決着、絶対に付けなきゃなんないでしょ?!そうだよね?!それまで、そのベルト、しっかり守ってろよ!」
第8試合
2人は試合前にしっかりと握手。ゴングが鳴ると同時にAZMが突っ込んでいってハイキックを発射。詩美もこれをかわしていくがAZMがくみついていきなりのカナディアンデストロイヤー。場外に逃れた詩美へAZMがダイビングフットスタンプ。
場外カウント17で詩美がリングに上ってくると、詩美は猛然と突っ込んでラリアット。AZMも雄叫びを上げながらエルボーで反撃して打ち合いとなり真っ向勝負。打ち勝った詩美が串刺しラリアットを狙うとAZMがミサイルキックでの切り返しを狙うが、詩美がキャッチしてコーナーに叩きつける。AZMも追撃をハイキックで迎撃し、コーナーからアメシスト・ストーム。さらにハングマン式ヘデックからダイビングフットスタンプを腹部にぶっ刺すもカウントは2。カバーを返した際に上げられた詩美の腕を取って脇固めからヌメロ・ウノを狙うが、詩美が持ち上げて旋回式サイドバスターで叩きつける。
AZMはエルボー連打からロープに飛んでクリストを狙うが、詩美がキャッチしてサイドバスターを狙う。AZMがさらに切り返してミスティカを決め、ダブルアームバーに捕らえるも詩美がひっくり返して丸め込む。これを返したAZMが腕へのサッカーボールキックを叩き込む。AZMは「終わり!」と叫んでロープに飛ぶが、詩美がキャッチしてホップアップ式ジャーマン・スープレックス。
両者ふらふらと起き上がって膝立ちでエルボー合戦を展開。AZMが猛連打からハイキックを叩き込み、レッグロック・スープレックス。さらにあずみ寿司を狙うが、これを読んでいた詩美がエルボーでカウンター。さらにラリアットを狙うが、かわしたAZMがミスティカからあずみ寿司。これを返した詩美が突っ込んできたAZMをキャッチしてパワーボム。さらに詩美がアルゼンチン・バックブリーカーからトーチャーラック・ボムを狙うが、着地したAZMがハイキック。さらに組み付いていくが、詩美がホップアップ式エルボーで切り返し、アルゼンチン・バックブリーカーからトーチャーラック・ボム。さらにハイジャックボムを狙うがAZMが着地してスワンダイブ式回転エビ固め。さらにカナディアンデストロイヤーからあずみ寿司で丸め込んで3カウントを奪った。
AZM「詩美!ありがとぉーっ!楽しかったなあ、詩美はやっぱ強いなあ!だけど、そんな詩美から勝ったのはこのAZMだ~!いくつだ?2勝3敗、4点?まだ決勝行けるんじゃないの?私、今年の10月で10年目になるんですよ!二十歳でキャリア10年。しかも、5★STAR GPの最終戦が9月30日?私のデビュー記念日が10月6日!おおっとぉ?!ちょうどいいですよね~!?それで、私が5★STAR GP最年少優勝して10周年と同時に獲りたいと思います!今日はこんなたくさんのお客さんに、AZMって名前呼ばれたいなぁ~?(※AZMコールが起きる)取っといて?取っといて?(笑)OK!じゃあ、AZMがA・Z・Mって言ったらみんなAZMィー!って叫んでください!行きますよ!A・Z・M!AZMィーッ!」
<試合後コメント>
AZM
「私が後楽園メインイベントで、QQのリーダー林下詩美から勝ちましたー!よっしゃ!これで?4点だからいいのか悪いのかわからないけどまあまだ優勝範囲内でしょう。そう。優勝決定戦の日は私はもうすぐキャリア10周年ということで、それと同時にね、優勝しちゃってしかも10周年を迎えちゃって、私はトップに上り詰めたいと思います。そしてそして、何かYahooニュースやらニュースで話題になってるNOAHの拳王選手が私のことを女子プロレスラーで一番好きとか何か言ってくださりましてね、もうこれ私ファイブスターでも1位取っちゃうしかないんじゃないでしょうか。そして私1位獲った暁には、拳王選手コラボの方よろしくお願いします」