WAVEのGAMI会長とブシロードファイト原田社長が緊急記者会見!因縁あるスターダムのひめかとWAVEがコラボプロデュースを実現!
- 2023-3-14
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- スターダム, プロレスリングWAVE
13日、ブシロード本社にてスターダムを運営するブシロードファイトが緊急記者会見を開催。4月23日の横浜アリーナ大会で引退するひめかがプロレスリングWAVEとともに、4月28日にプロデュース興行を行うこととなった。
会見にはスターダムを運営するブシロードファイトの原田克彦社長と、WAVEを運営するZABUNの二上美紀子(GAMI)会長、スターダムのひめかとWAVEの旧姓・広田さくらが出席。
二上ことGAMIは1990年にジャパン女子プロレスでデビューし、その後LLPWに所属。1997年にLLPWからロッシー小川が引き抜く形でアルシオンに移籍するが、2003年にアルシオンが活動を休止する事に。その後GAMIは2007年にWAVEを、ロッシー小川は2010年にスターダムを旗揚げするも、両者の溝は埋まらずに交わることはなかった。
時が経ち、GAMIは2018年に社長を退き、ロッシー小川も2019年にスターダムをブシロードファイトに事業譲渡し社長からイベントプロデューサーへ。団体間でのわだかまりが解消されつつある中で、アクトレスガールズ時代に有田ひめかの名でWAVEに参戦していたひめかが引退前に希望する形で今回歩み寄る事になった。
ひめかは「引退までにやりたい事を原田さんから聞かれた時に、WAVEさんで試合がしたいということをお伝えさせていただきました。すでに発表してある横浜アリーナでの舞華とのシングルマッチは変わらず、プロレスラーひめかとしての引退試合です。そのため今回のこちらの大会は、引退スピンオフのスペシャルマッチとして叶えさせていただきました。また、5・14後楽園ホールは、引退セレモニーだけでなく、スターダムのひめかとして暴れさせてもらいます。最後まで皆さんを楽しませてあ・げ・る」と含みを持たせて経緯を説明。
広田は「WAVEとブシロード、そこには外せないスターダムという名前もあって、この大きな3つのものを動かすっていうのはやっぱりひめかの人脈というかその人柄だし、その選手に真摯に向き合っているブシロードさんとスターダムさんの姿勢なんだな、だからこの興行が成り立つんだなと思ってます」とWAVE代表として会見に出席したことに恐縮しながら語る。
二上会長は「ジャンボ(ひめか)の方からいきなり連絡が来まして、だいたいそういう時って結婚か妊娠かなといつも思うんですけど引退をしますということを言われまして。で、WAVEさんにお世話になったんでWAVEに最後にあがりたいんですけどみたいなお話をされたんですけど、うち的には全然上がってよという感じなんです。ブシロードファイトさんの方にそれを言ったところ、私的にはジャンボがポンとスポットで来るのかなって思ったら、ちょっと私が考えている想像よりもはるかに超えた事を言われたので、そんな美味しい話あっていいんですかみたいな感じで(苦笑)トントン拍子に話が進みまして、今回『Jumbo Forever』っていう大会をプロデュースさせていただくことになりました。よろしくお願いします」と語った。
今回の興行はブシロードファイトが運営となり、WAVEとひめかのプロデュースをバックアップする形で開催される。プロレスラーとして引退したひめかがプロレス界で初プロデュースを行う興行になるわけだが、WAVEと共同ということでYシャツマッチなど普通の女子プロレスの試合ではない部分で何が飛び出すかに期待が集まる。