42歳の高橋奈七永がスターダム帰還戦を前に38歳の母を持つ若きエースと大乱闘!
18日、都内某所にて3月3日に日本武道館で開催される『レック Presentsスターダム10周年記念 ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA』の記者会見&調印式が行われ、高橋奈七永と渡辺桃が会見中につかみ合いの乱闘を展開した。
高橋奈七永(高橋奈苗)はスターダムの旗揚げメンバーの一人であり、現在SEAdLINNNGで行動をともにする世志琥(世IV虎)はスターダム1期生として旗揚げ戦から出場。
2015年に安川惡斗と世IV虎の確執が生まれ、新木場大会などで度々安川がつっかかっていくようになる。そして後楽園ホール大会で安川が世IV虎のプロレスに付き合わずにナックルを放ち、これで試合が荒れると世IV虎のマウントナックルにより安川が眼窩底骨折。この件に関してマスコミによる報道が過熱し、結果として世IV虎がこの試合を最後に引退することがスターダムから発表された。
高橋奈苗も同年スターダムを退団し、夏樹☆たいようとともにSEAdLINNNGを設立。世IV虎も同団体所属となり、世志琥として復帰戦を行い女子プロレス界を牽引してきた。
2人の退団経緯もあってか、約5年半もの間両団体は接点を持たずにいたが、昨年12月のスターダム後楽園ホール大会に突如として奈七永&世志琥が乱入し「今日は喧嘩売りに来ました!」と宣戦布告。
これを受け、奈七永の在籍時に若手として所属していた渡辺桃が「そんなに言うんだったら、この渡辺桃がやってやりますよ。高橋奈七永、5年前の渡辺桃だと思ったら怪我しますよ」と真っ先に対抗戦に名乗り。さらに翌月にはSEAdLINNNGへ乗り込んでいって奈七永と日本武道館での一騎打ちを要求し、SEAdLINNNGマットでの前哨戦を経て決戦直前のこの日の記者会見を迎えた。
奈七永は「SEAdLINNNGの闘いの苗をスターダムに植えることになっちゃうのかな~って、それはちょっともったいないな~っていう気もしてるんですけども、リングに上がったらキャリアとか年齢とか関係なく目の前の敵をぶっ潰すのみです。渡辺桃……プロレス人生で一番痛くて怖い一日になると思いますけども、武道館のリングにお前を沈めてやります」と自信たっぷりに語る。
しかし、奈七永は「ロッシーがなんかTwitterで私の年齢があなたのお母さんの年齢より下になるみたいなことを書いてたんですけど……何歳なの、お母さん?」と、桃へ個人的な質問を投げかけ、桃が母親の年齢は38歳であることを答えると、42歳の奈七永は絶句。
これを見た桃が「お母さんより年上の人を蹴りまくるっていうのは、ちょっとなんか……かわいそうな気もしてきましたね」と憐れむように嘲笑すると、激怒した奈七永が「お前なめんなよオイ!誰だと思ってんだよ?あんたのお母さんとはまったく違うの。42歳の立派な、立派な!成熟したプロレスラーなんですよ。思いっきり蹴ってこいよ。こないだも全然!もう全然、『こんなんで大丈夫なのかな』って。『こんなんでスターダム背負って闘う』とかふざけんなって」と猛反撃。
これに激高した桃が奈七永に掴みかかり、両者髪を引っ張り合う乱闘を展開。選手・スタッフ陣が必死に引き剥がしてこの場を収めたものの、日本武道館での両者の試合は相当に荒れたものとなりそうだ。