元UFCファイターの世界王者・朱里が日本武道館での防衛戦を前に挑戦者の愛弟子からの手紙に涙!

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 18日、都内某所にて3月3日に日本武道館で開催される『レック Presentsスターダム10周年記念 ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA』の記者会見&調印式が行われ、SWA世界選手権の調印式の際に王者・朱里が愛弟子の手紙に涙を流した。

 スターダムの世界王座であるSWA王座は同国人によるタイトルマッチが認められないが、現在ハーフの朱里が王者として君臨しているため日本人相手の防衛戦が認められている。
 今月13日の後楽園ホール大会にて、朱里は昨年の5☆STAR GP(シングルリーグ戦)で敗れていたハイスピード王者のAZMを相手に防衛を果たし雪辱に成功。そしてその直後にはREINA時代の弟子である小波を次期挑戦者に指名。
 小波は「師匠!いや、朱里。最高のカードをありがとうございます。しかし私は、今このリングにあなたを超えるために立っています。3月3日、日本武道館、私の関節地獄で朱里超えをします。THE END!」と嬉しそうに啖呵を切る。朱里も嬉しそうに「私の愛弟子、ほんとに色んな思いがあります。やりたいってずっと思ってました。3月3日色んなカードがあります。その中で、小波との思い、世界観を皆さんに見ていただきたい。小波と感じ合いたい、そう自分は思っています」と語っていた。
 現在は反則上等のヒールユニット“大江戸隊”に所属する小波だが、師匠との大一番では正々堂々の戦いが繰り広げられるのではないかと期待が持たれた。

 この日、調印式を終えた小波は「今日は朱里選手に向けて気持ちを込めて手紙を書いてきました」と持参した手紙を朗読。

<手紙全文> 
『朱里選手。思い返せば初めて出会ったのは、私が練習生だった頃。それから、色んなことがあり、デビューして、まもなくして信じていた人に裏切られ、見捨てられ、1人になり、理不尽な世の中で誰を信じていいか分からなかったときに、あなただけは私のことを決して見捨てなかった。たくさん迷惑もかけたのに、私が「新しい道に進みたい」とあなたに話したときに、私のために色んな人に挨拶に行ってくれたり、先輩として、人としてたくさん、たくさん……あなたにはお世話になりました。あなたがいたから、レスラーとして、今ここにいることが出来ます。あなたの考え方、戦い方、人として、レスラーとして、本当に尊敬しています。だからこそ、武道館、さらに強くなった小波を見せます。あなたが教えてくれた戦い方で、あなたを超えます。私の関節地獄で……THE END!』


 これを聞いていた朱里は、手紙の途中から涙を流し始めており、自身にマイクが渡ると「小波から、まさか……こんな手紙を、書いてきてくれるなんて、思ってなかったし、そんなふうに思ってくれてるんだなって、思ったら、なんかものすごく嬉しくて。でも、めっちゃ面白い選手になったなって。SWA、4度目の防衛戦。私の対戦相手……愛弟子!小波!こうやって、スターダムでまた再会することが出来て、このSWAの世界のベルトをかけて試合が出来ること、私にとってものすごく感慨深いです。どのくらい成長したのか……小波、私を超えてみろ!私は小波のすべてを受け止めて勝利します!」と感激に声を震わせながら熱い想いを叫んだ。

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