17歳の女子プロレスラー2人が両国国技館で王座戦へ!“スターダムの未来”をかけて琉悪夏と羽南が激突!
27日、東京都・国立代々木競技場第二体育館にてスターダム『FIBREPLEX Presents TOKYO SUPER WARS ~東京超女大戦~』が開催され、琉悪夏がフューチャー・オブ・スターダム王座の2度目の防衛に成功した。
琉悪夏(るあか)は先月の大阪城ホール大会でウナギ・サヤカの持つフューチャー王座(※若手王座)に挑戦。大江戸隊のセコンド介入からの凶器攻撃で勝機を掴み、必殺の冷凍庫爆弾(※ダイビングボディプレス)で王座奪取を果たした。
琉悪夏は現在17歳ながら、2016年にキッズレスラーとしてデビューしているため現在はキャリア5年。“怪童”の名を取りながらも実力と風格を併せ持つようになり、今月3日の川崎大会での防衛後にキャリアの浅い月山&桜井が同時に挑戦を表明してくると「暇つぶしにやってあげてもいいヨ?(笑)」と3WAYでの王座戦を提案するほどの余裕を見せていた。
試合が始まると、桜井&月山が協力して2vs1で琉悪夏を攻め立てていくが、2人もスターダムでの結果に飢えているためフォールの奪い合いとなり仲違い。
月山が怒涛の首固め連発でがむしゃらに勝利を狙いに行くも、桜井がビッグブートからゴードバスターで反撃。ここで琉悪夏がカットに入り、桜井に火の玉ボムから冷凍庫爆弾(※ダイビング・ボディプレス)と連撃し、わずか4分50秒で余裕の貫禄勝利。
試合後、琉悪夏が勝ち名乗りを上げているところへ、今月3日のとどろきアリーナ大会でも現れた怪人がハンマーを持ってリングに上がり3人へ暴行。大江戸隊のスターライト・キッドが琉悪夏の救出に駆けつけると怪人は走り去っていった。
その後、マイクを取った琉悪夏が「両国でやりたい奴がいる」と12月29日の両国国技館大会での防衛戦の相手を募ると、羽南がリングインし挑戦を表明。
かねてより「両国で羽南とやりたい」と語っていた琉悪夏は大喜びでこれを承諾。その後、バックステージでは「色々2人で切磋琢磨したこととかもあったし、一番やらなきゃいけない相手だと思うので。ああやって出てきてくれたのは嬉しかった。両国、絶対私がすべてを受け止めた上で3度目の防衛するんで、楽しみにしてて」と真っ直ぐな想いを語った。
琉悪夏と羽南はともに2004年8月生まれの17歳。先にデビューした琉悪夏が羽南のデビュー戦を務めており、2人は約5年間のプロレス人生をともに歩んできた間柄。“スターダムの未来”を象徴するこのベルトをめぐり、17歳の2人がどのような闘いを見せ、その先にどのような未来を見せてくれるのか。その最初の答えは12月29日の両国国技館大会で出ることになりそうだ。