斉藤ブラザーズの限界オタクレスラーが真っ向から宣戦布告!「お前らかわいいなオイ。ホントにかわいい」

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 22日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『旗揚げ記念シリーズ2024』が開催。大石真翔が全日本プロレスに上陸し斉藤ブラザーズと念願の対面を果たした。

 この日の第4試合では、斉藤ジュン&斉藤レイ&"ミスター斉藤"土井成樹&セニョール斉藤vs大森北斗&羆嵐&サイラス&ハートリー・ジャクソンの8人タッグマッチが実施。
 試合は危なげなくジュンが北斗をジャックハマーで仕留めて終わったが、事件はその後に起きた。10月3日にDDTを退団してフリーとなった大石真翔が突然リングに上ってきたのだ。

 大石は2001年にプエルトリコ時代のKAIENTAI DOJOで1期生としてデビューし、キャリアの多くをDDTで過ごした。確かな技術を持つ職人という側面もありつつ、ド直球の下ネタも得意なコミックレスラーとしても一流という業界屈指のユーティリティレスラー。頼れる兄貴分としてリング外でも若手たちから慕われる存在だ。
 そんな大石だが、妻・美咲さんの地元である仙台へ移住することを決め、10月3日にDDTを退団。仙台を拠点にフリーランスとして活動を開始していた。

 それはそれとして、大石は宮城に縁があることもあってか業界屈指の“斉藤ブラザーズオタク”として知られている。2人が出演する『TAXIめし』をはじめとした番組はすべてチェックし、普段から私服も赤い革ジャンでキメている他、盟友・旭志織からは「『TAXIめし見てるから』という、耳を疑うような理由で遅刻してくる男」とLINEのスクリーンショットとともに暴露されるほどの限界オタクだ。

 リングに上った大石は「おい!斉藤ジュン、斉藤レイ!リング上で会うのは、初めてだな。リング上で見ても、カッコいいな。お前ら、かわいいなオイ。ほんとに、ほんとにかわいい。あの、うん、俺は、あなた達と、仲良くなりたい。一緒にご飯とかも食べに行きたいし、スイーツも食べたいし、お酒とかもね、僕飲めないんだけど一緒に行きたいし」とオタク特有の早口でまくしたてつつ、「俺もプロレスラーだ。仲良くなる前にお前らと闘いたいんだよ。というわけで、世界最強タッグ決定リーグ戦、Xはこの俺だ!」と未発表であったX&XXの1人が自分であることを発表。
 パートナーのXXは、最近ベルギーチョコにハマっているジュン&ベルギービールにハマっているレイに合わせてベルギーから初来日のマイク・D・ベッキオを招聘してくるという徹底ぶりだ。

 大石が「リーグ戦が終わったら!ご飯とか、スイーツ巡りとか、八木山ベニーランドとか、八木山動物園とか、一緒に行けたらいいなって思ってるんだけどどうかな?」とガンガン距離を詰めていくと、2人はドン引きの様子。
 レイが「おい、まこりん。リング上ではお前が俺達のファンだなんて関係ねぇ。俺達2人が!お前をボッコボコに!してやるぜ!楽しみにしてろ!」と吼え、ジュンが「まこりんさん、覚悟しろ。DOOM!」とそれぞれの決めセリフを叫ぶと、ゼロ距離でサイブラ分を摂取した大石は絶頂の表情を浮かべた。


 バックステージに戻った大石は、記者からの「斉藤ブラザーズと仲良くなりたいだけで加入したいわけではない?」という質問に対し「難しい話ですよね。あの、うん……入りたいのもあります。ただ、それは仲良くならないといけないから。ビジネスとかじゃなくて。普通に仲良くなりたいですかね。一番は。一緒にご飯とか。僕が運転するんで。お酒飲めないんで。レイの飲みっぷり、食べっぷり、ジュンのスイーツ好きを間近で見たい、もっと間近で見たいという一念でこのリングに上がりました」と限界オタクぶり全開の回答。
 しかし、全日本プロレス参戦については「全日本プロレスにはずっと上がりたかったんです。僕の師匠たちが教わった王道の欠片みたいなものをいただいて。それの答え合わせじゃないですけど、それをしていきたいなっていうのはずっと思っていて。それでやっと王道のリングに立つことができたんで」と真剣な表情で語った。

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