永田&秋山を撃破し野村&青柳がアジアタッグ奪取!次期挑戦を表明した大森が「とんでもねぇパートナー連れてくる」と妖しく笑う!
29日、大阪府・エディオンアリーナ大阪 第1競技場にて全日本プロレス『2018 SUMMER ACTION SERIES [最終戦]』が行われ、野村直矢&青柳優馬が王者・秋山準&永田裕志を撃破しアジアタッグ新王者となった。
並々ならぬ縁がある秋山準と永田裕志は、今年2月に再び越境タッグを結成して野村直矢&崔領二を撃破しアジアタッグ王座を戴冠。3月には再結成された大森隆男と中西学の越境タッグ“ワイルドチャイルド”を撃破し初防衛に成功。
6月に行われた二度目の防衛戦では野村直矢&青柳優馬の挑戦を受けるも王者組が完勝。試合後に永田は「全日本プロレスが今、躍進してるっていうのは若い選手たちの力だなって思っていたんだけど、ちょっと残念ながらガッカリだったな」と野村&青柳を酷評していた。
野村&青柳が汚名返上を狙うこの試合、序盤は終始ベテランの王者組がペースを握る。
青柳がエルボーを連打するも秋山は両手を広げ「もっと来い!」と打たせていきエクスプロイダーやニーバットで潰していく、永田も野村の打撃を正面から受け止めた上でエクスプロイダー、尚もスピアーで突っ込んでくる野村の顔面に膝蹴りでカウンターを入れるなど苛烈な攻めで若手タッグを圧倒。
しかし、野村が奮起して永田をマキシマムからのフロッグスプラッシュで蹴散らし、代わる青柳が秋山とのジャンピング・ニーバット対決を制して倒すと野村がジャンピングエルボーからのジャーマンスープレックスでアシスト。青柳もジャーマンスープレックスで続き、ジャンピングニー。続けてロックスター・バスターで叩きつけてカウント3を奪った。
試合後、喜びを爆発させる野村&青柳の元へ秋山が歩み寄って2人へ何かを語りかけ、メッセージを送る。2人はそれを真剣な表情で聞き入っていた。
バックステージに戻った野村&青柳のもとへ、大森隆男が現れ「野村選手、青柳選手、アジアタッグ奪取おめでとう!まずは二人の戦いぶりに敬意表して、おめでとう!だけどさ、そのアジアタッグ、俺もまだ諦めてない。とんでもねぇパートナー連れてきて、一番最初に俺がそのベルトの挑戦者に名乗りを上げる」と早速の挑戦表明。
これに青柳が「やりましょうよ。とんでもないパートナー連れてきてくださいよ」と応じると、大森も「やるって言ったな!吐いたツバ飲み込めよ!あっ、飲み込むなよ!」と吼え、「とんでもねぇパートナー……アックスボンバーズ……」と呟きながら去っていった。
その後、青柳は「秋山さんと永田さんから獲った僕ら、今のところ敵なしですよ。僕らが力を合わせればどんなこんなんだって乗り越えられますから。もう次が決まりました。チャンピオンに休んでいる暇はありません。今日の勝利の感傷に浸りたい気持ちもありますが、次のステップに行きます」とコメント。野村も「もう次があるって分かってるんで、あとはまた自分たち2人で作戦会議するだけです」と気を引き締めた。