KO-D無差別級王者・上野勇希、納谷幸男との前哨戦制し余裕たっぷり! 「負けてそそくさ帰るようなヤツにこのベルトは渡さない」
DDTプロレスが1月14日、神奈川・鶴見青果市場で『新春電流爆破!2024』を開催した。同月28日、後楽園ホールで納谷幸男の挑戦を受けるKO-D無差別級王者・上野勇希が前哨戦を制し余裕を見せた。
上野と納谷は1・6&7豊中で前哨戦を戦い1勝1敗。この日、上野は勝俣瞬馬と、納谷は瑠希也と組み3度目の前哨戦となった。先発した両者はショルダータックル合戦で納谷が打ち勝つ。場外に転じると、上野が納谷を柱にぶつけるなど激しい攻防。上野と勝俣は会場内の事務室の屋根に上ると、納谷と瑠希也にダブルでダイブを敢行。リングに帰還すると、上野は納谷にエルボー連打、スワンダイブ式ダブルニー。納谷も串刺し式ボディアタック、エルボードロップ、逆エビ固めで返していく。納谷がニーリフトを連発すれば、上野はドロップキック。納谷がチョークスラムを見舞えば、上野が後頭部にシャイニング・ウィザードを繰り出し一進一退の展開に。最後は瑠希也を捕らえた勝俣がととのえスプラッシュを発射し、3カウントを奪取した。
上野は「タイトルマッチまで、あと2週間。試合終わって、負けて、そそくさと帰ってるようじゃ、しょうがない。強いだけじゃしょうがない。俺がチャンピオンやから。負けてそそくさ帰るようなヤツに、このベルトは渡さない。オマエが強いだけじゃ絶対ベルト獲られへん」と余裕たっぷり。
一方、納谷は「俺は本番が楽しみ。それだけです。早く、あのベルトをかけて戦いたい。今の強い俺は上野勇希をぶっ倒す」と言い放った。
また、再三のアピールが認められ、1・7豊中でサウナカミーナの前身であるDDTサウナ部への仮入部を認められたかに思われた平田一喜が、試合後に勝利者インタビューを敢行するも大滑り。上野は「DDTサウナ部仮入部申請中」と表した。平田がサウナカミーナに入るには、まだまだ険しい道が待ち受けているようだ。