「忘れていたプロレスの楽しさをDDTで思い出した」全日本プロレスを電撃退団したヨシ・タツがDDTファミリー入り!
3日、東京都・後楽園ホールにてDDT『D王 GRAND PRIX 2023 the FINAL』が開催。ヨシ・タツが現れDDT参戦を発表した。
今大会のオープニングでは、全選手がリング上に集まって新年の挨拶を実施。
最後に高木三四郎が「今日はどうしてもDDTで闘いたいという選手が来ています」とニューカマーの登場を宣言。
その正体は、昨年大晦日に「やりたいプロレスがここになくなったので、それを追い求める旅に出ます」と全日本プロレスを退団したヨシ・タツ。観衆は驚きの声とともに大きなヨシ・タツコールで迎え入れた。
マイクを取ったヨシ・タツは「皆さんあけましておめでとうございます!ヨシ・タツです!去年このDDTのリングに何度か上がらせてもらいまして、忘れていたプロレスの楽しさを思い出しました。高木社長、DDTファンの皆さん、僕にこのリングで闘わせていただけないでしょうか。よろしくお願いします!」と挨拶。
場内が大歓声に包まれると、高木大社長は「この声援が全てです!ヨシ・タツ選手、5日の新宿FACE大会からDDTでよろしくお願いします!」とファミリーへ迎え入れた。
バックステージに戻ったヨシ・タツは、「去年DDTさんに何試合か参戦させていただいて、その中で秋山さんと試合をして。自分が忘れかけていたものを思い出させてもらいました。新日本、WWE、全日本でやってきた中で見失いかけていたものをここで見つけたって感じでした。そして、かつて仲間だったクリス・ジェリコ、ザック・ライダー(現:マット・カルドナ)も参戦していたりして、こんなインターナショナルな団体は無いと。ここにはチャンスが転がっていると思いました。高木社長に『僕の旅の初めはDDTさんで始めさせていただきたい』と直訴させていただきました」と参戦の経緯を説明。
なお、ヨシ・タツDDT所属になったわけではなく、現状ではあくまで継続的な参戦が決定したという状況。
DDTのスタイルに順応できるかどうかを問われると、大仁田厚との電流爆破戦や、異種格闘技戦のキャリアを挙げ「僕は全スタイルに対応できる。それが僕が唯一無二。世界でそういうレスラーは僕1人だと思います。なので僕はDDTでやっていけるという確信があります」と自信を見せた。