反体制王者・入江茂弘がHARASHIMA相手に王座防衛し海外での防衛戦を宣言!「このDDTに僕は反逆していきます」

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 22日、DDTプロレス『ウチコミ!presents Summer Vacation 2018』後楽園ホール大会が開催。メインイベントでは、KO-D無差別級王者である入江茂弘にHARASHIMAが挑戦した。

 入江は「みんなルールに縛られたDDTで窮屈に生きている。みんな好きなようにやればいいんじゃないですか。みんなSNSに同じような告知文を載せ、同じタイミングで同じ動画をTwitterで投稿して……みんな同じじゃ意味ないでしょ。でもそれが男色Pのやり方なんだったら、僕はあの人が気に入らないし、あの人を認めない。あの人を潰します」と現体制を批判しており、DDTを初期から支えるHARASHIMAは「DDTをぶっ壊すとか、つまんないとか、そういう気持ちを持っている人間にそのベルトを巻いていて欲しくない。そのベルトを有るべきところに取り戻す」と真っ向からその思想に受けて立った。

 序盤は入江のパワーに圧倒されるHARASHIMAだったが、串刺し攻撃を避けたHARASHIMAが断崖式フットスタンプで流れを引き戻すと強烈なボディブローを連発し膝をつかせる。動きが止まった入江を場外に落とし、肩へのダブルニーからプランチャを投下。だがリングに投げられた入江はすぐに走り込み、エプロンに登ろうとしたHARASHIMAにトペ・スイシーダからエプロンへのパワーボムと逆襲に転じる。
 一進一退の攻防の中、後頭部への蒼魔刀を炸裂させたHARASHIMAがダウンを奪うも、最後はHARASHIMAの延髄斬りを避けた入江がビーストボンバーを2連続で打ち込み勝利を奪った。

 入江は「今日このベルトを防衛したら、海外に行って外国人選手とこのベルトを賭けてタイトルマッチをやろうと思ってました。今日防衛することができたので、はれてベルトを持って海外に行きます」と宣言。
 今林APが「会社が正式に認可してタイトルマッチは行われるもの。勝手に宣言されても困る」と止めに入るが、入江は「おかしいおかしくないで言ったらおかしいのかもしれないけど、自分にはそんな事関係ねーんだよ。あのな、前回のタイトルマッチで俺誰を倒した?樋口が(以前リーグ戦勝者に贈られた)ニューヨーク片道券もってただろ?あの片道券を俺が行使することしたっていいんじゃねーのかよ。でもな、樋口に聞いたらそんな物持ってないって言ってたぞ。おいおいどうなってんだよ。そうやってみんなだまくらかして調子いいことばっか言ってんじゃねーぞ!全部自腹で行くんだよ!」とまくしたてる。
 これを見ていた男色Pは海外でのタイトルマッチを認めるも「そこで落とさないといいですけどね」と苦言。

 これを聞いたチームメイトであるサミー・ゲバラがいつでもどこでも挑戦権を行使し挑戦してくるも、無事に防衛した入江は「自分たちこのチーム、レネゲイズ、つまり僕たちは反逆者で裏切り者なんですよ。このDDTに僕は反逆していきますよ」と吐き捨てて会場を後にした。

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