三冠ヘビー級王者がホームリングで凱旋勝利!
28日、後楽園ホールにてDDTプロレス『Audience2017』が開催された。
セミファイナルでは、第61代KO-Dタッグ王者組の入江茂弘&樋口和貞に岩崎孝樹を加えた野郎Z軍と、佐々木大輔&石川修司&遠藤哲哉のヒールユニットDAMNATIONが対戦。
石川修司は4月16日から30日まで開催された全日本プロレス『チャンピオンカーニバル』に出場し初出場初優勝を果たすと、5月21日の全日本プロレス後楽園ホール大会で三冠ヘビー級王者・宮原健斗をジャイアントスラムで倒し第56代王者に輝いた。
凱旋試合となったこの日、ヒールユニットらしくダムネーションが急襲し試合開始。入江と樋口を石川がダブルラリアットでなぎ倒し、岩崎のエルボー連打を受け切ると串刺しボディスプラッシュ。DAMNATIONの猛攻の末入江と樋口のパワーを跳ね返した石川が、最後は岩崎にスプラッシュマウンテンを叩き込んで3カウントを奪った。
勝利した石川はDDTのファンに「皆さん、ただいま帰りました。チャンピオンカーニバル、そして、三冠ヘビーのベルトとってまたこのリングに帰ってきました。これからもダムネーションのために精一杯闘っていきますんでよろしくお願いします」と丁寧に挨拶。普段はヒールらしくないこの挨拶にリーダーの佐々木が蹴りを入れるが、この日は「俺は三冠王者を蹴るほど無礼じゃない」と石川と握手。
最後に佐々木は「俺達はダムネーションだ!俺達は、群れない、媚びない、三冠王者には優しく。このプロレス界!このDDTのリング、そして、マザーアースは、俺たちダムネーションを中心に回ってるんだ覚えとけ」とDDTのみならずプロレス界で暴れまわるとアピールした。