飯伏幸太開発の新必殺技を手に入れたササダンゴが引退試合の相手と復帰戦!

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 28日、DDTプロレス後楽園ホール大会『Audience2017』にてスーパー・ササダンゴ・マシンが復帰戦を行った。

 スーパー・ササダンゴ・マシンは試合前にパワーポイントにてプレゼンを行うことが受け、映画のプロモーションやNHKの高校講座など様々な業界で引っ張りだことなった。試合に芸能にと忙しい日々を送るササダンゴだったが、昨年10月に心臓に疾患が見つかり手術をすることに。その後リハビリなどを終えてこの日復帰戦を行うこととなったが、DDTプロレスが対戦相手に用意したのは第16代NEVER無差別級王者の鈴木みのると第13代ミドル級キング・オブ・パンクラシストのロッキー川村だった。
 強さもさることながら、これを聞いたササダンゴは「実はですね、私一度(2010年に)引退しておりまして、その時の引退試合の相手を鈴木みのるさんにやっていただいたという経緯がありまして、実はそこから鈴木みのるさんに挨拶せずにこの状態が続いております。鈴木さんと飲むという機会が2,3回あったんですけど、実はこのことに触れて無くてですね…痛いのが嫌だとかそういう怖いとかじゃなくてそっちなんです」と怯える。

 試合当日、プレゼンをはじめたササダンゴは『『垂直落下式リーマンショック(1発で相手の35%体力を削り3発でとどめを刺すDDT)』と『パワポプレゼン』が自分は必殺技で暴力と提案力がある。だが今日のメンバーだとササダンゴ復帰のインパクトが弱く、そこで新しい必殺技がほしいとSWOT分析。結果的に技を外注することに決定し、飯伏プロレス研究所と業務提携し共同研究。ロイヤリティ契約じゃなく一括でと飯伏所長がゆずらず、飯伏の練習に一時間ほど付き合った結果、DDTの体勢から一度担いで落とす飯伏式リーマンショックが開発費用3万5千円で完成。これはササダンゴのへそくりの35%でありリーマンショックのダメージと同じ』と結論づけプレゼンを終えると試合へ挑む。

 鈴木みのるとササダンゴが向かい合うと「鈴木さん!勝手に復帰してすいませんでした!」とチョップ。鈴木は無言で上半身のコスチュームを脱がすと胸に向かって「復帰おめでとう!」と強烈なチョップを叩き込み復帰を受け入れ、川村が「エイドリアーン!」とパンチのラッシュ。ササダンゴは飯伏式リーマンショックを川村に叩き込みフォールも鈴木があっさりカットしスリーパーで捕らえると、マスクを前後逆にしてからのゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪った。

 復帰戦を終えたササダンゴは「『あれ?』という。試合終わってすぐ次6・1東京ドーム出たい。元気だし、悔しいんだなって。なんていうんですかね、心は折れるんだけどスタミナが切れない。いい兆候だと思います。試合中心が折れたんですけど、その瞬間『あっ、復帰したな』と感じました。心は折れてもスタミナは切れてないです。一歩前進しました」とコメントし、6月1日に行われる東京ドーム路上プロレスへの参戦をアピールした。

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