【試合詳細】11・12 全日本プロレス後楽園ホール大会 宮原健斗&青柳優馬vs田村ハヤト&ガレノ・デル・マル 諏訪魔&鈴木秀樹vs中嶋勝彦&大森北斗 ライジングHAYATOvs佐藤光留 青柳亮生vs土井成樹 黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾vs斉藤ジュン&斉藤レイ

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『レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023【開幕戦】』
日程:2023年11月12日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1320人・満員

▼Jr. BATTLE OF GLORY 2023 公式戦 10分1本勝負
○青柳亮生
3分47秒 バカタレ・スライディングキックを切り返す→エビ固め
●土井成樹(フリー)

▼世界最強タッグ決定リーグ戦2023公式戦 30分1本勝負
[東京ヤンキース]黒潮TOKYOジャパン(フリー)/●立花誠吾(フリー)
10分41秒 サイコブレイク→片エビ固め
[VOODOO-MURDERS/SAITO BROTHERS]○斉藤ジュン/斉藤レイ

▼タッグマッチ 15分1本勝負
[New Period]○本田竜輝/安齊勇馬
8分48秒 ファイナルベント→体固め
西村修(フリー)/●井上凌

▼Jr. BATTLE OF GLORY 2023 公式戦 10分1本勝負
○阿部史典
8分57秒 お卍固め
●田村男児

▼Jr. BATTLE OF GLORY 2023 公式戦 10分1本勝負
○ライジングHAYATO
8分45秒 シド・ヴィシャス→片エビ固め
●佐藤光留(パンクラスMISSION)

▼世界最強タッグ決定リーグ戦2023公式戦 30分1本勝負
石川修司/●綾部蓮(JTO)
10分14秒 リバース・スプラッシュ→片エビ固め
○サイラス(フリー)/ライアン・デイビッドソン(フリー)

▼世界最強タッグ決定リーグ戦2023公式戦 30分1本勝負
●諏訪魔/鈴木秀樹(フリー)
16分57秒 ナルシストロック
中嶋勝彦(フリー)/○大森北斗

▼世界最強タッグ決定リーグ戦2023公式戦 30分1本勝負
青柳優馬/●宮原健斗
20分13秒 ラリアット→片エビ固め
[BULK ORCHESTRA]○田村ハヤト(GLEAT)/ガレノ・デル・マル(フリー)

最強タッグ開幕戦で田村ハヤトが宮原健斗を倒し全日本で「GLEATしようぜ!」ジュニアリーグは若手躍動!WWE帰りの黒潮TOKYOジャパンに会場興奮!

Jr. BATTLE OF GLORY 2023&世界最強タッグ決定リーグ戦2023入場式

 『Jr. BATTLE OF GLORY 2023』出場の8選手中、本日新潟プロレスに参戦している岩本煌史を除く7選手がリングへ。昨年度優勝者の青柳亮生からトロフィーの返還が行われた。

 続いて『世界最強タッグ決定リーグ戦2023』の入場式へ。全10チームがリングに登場するが、諏訪魔と鈴木秀樹が仲間割れを続けるところを和田京平レフェリーが仲裁に入る。しかしそのままリング上は乱戦になり、最後は宮原健斗を斎藤ブラザーズがコーナーで痛めつけてタスキでチョーク攻撃を行い宮原はぐったりと倒れる。そこへ黒潮が手を差し伸べ、二人は握手をしてリングを降りた。

第1試合

 青柳が入場するなり土井がリングに滑り込み背後から奇襲。そのまま顔面にストンピング連打からロープに振るが、亮生はハンドスプリングレッグラリアートで場外に叩き落し、三角跳びケブラーダを投下する。

 リングに戻り、亮生が串刺しバックエルボーから土井を飛び越えてブーメランアタックを狙うが、土井がRKOからツイスターで叩きつけフォールも2。

 土井は担ぐも、着地した亮生がバックエルボーで逃れようとするが、土井がロープに振ると亮生はハンドスプリング。キャッチした土井が投げ捨てジャーマンも、着地した亮生がトラースキックから走り込むが、土井が丸め込むも2。
 お互いロープに飛んでショルダータックルのぶつかりあいから、土井が足へのバカタレスライディングキックを叩き込む。膝をついた亮生にガットショット連発からロープに飛んでバカタレスライディングキックも、避けた亮生がスクールボーイも2。

 亮生は旋風脚からムーンサルトを投下するが、土井が剣山で迎撃しDOI555からバカタレスライディングキック。さらにDOI555からバカタレ・スライディングキックも、亮生がこれを避けてジャックナイフで丸め込み3カウント。

<試合後コメント>

青柳亮生
「危ねぇ!見たか、土井成樹を沈めるために考えて考えて考えた、バカタレ・ブロックだ。俺が何も考えないでここに来ると思うな。青柳亮生が二連覇するんだ。このまま突っ走っていくからな。楽しみにしておけ!」

土井成樹
「言う事なんかなんもない。なんもない、なんもないわ!」

第2試合

 WWEから3年ぶりに帰還し久々に全日本プロレス登場の黒潮が、HELLOにのってイケメンコールを浴びてたっぷりと時間をかけた入場。

 先発は黒潮とレイ。黒潮はコーナーで逆立ちアピールを行うが、ジャケットが金具に引っかかってしまい立花に助けられる。
 レイが背が低いと挑発すると、立花が黒潮を肩車。だがレイは立花にボディブロー。立花はふらつくと、コーナーに黒潮を落下させてしまう。そこへレイが串刺し攻撃を狙うが、避けた黒潮がチョップ連発からコーナーに振ろうとするも、レイがすぐにショルダータックルで倒す。すぐに立ち上がった黒潮にレイはショルダータックル。再度すぐに立ち上がった黒潮がヘッドロックで捕らえて下がり、立花にタッチ。
 
 だがレイは気づかず黒潮をロープに振るが、立花が膝裏へのドロップキックから黒潮がトラースキック。さらに二人でストンピング連打から、立花がロープに飛ぶがレイがカウンターのボディスラムで叩きつける。
 立花をコーナーに振ろうとトレイン攻撃からダブルのアームドラッグ。フォールも黒潮がカット。
 斉藤ブラザーズは黒潮をダブルのアームドラッグで立花に叩きつけ、踏みつけフォールも2。
 レイはコーナーに叩きつけジュンにタッチ。

 ジュンとレイは2人で首元を踏みつけ、これをレフェリーに注意されるとジュンがボディスラムで叩きつける。
 さらにロープに飛んでエルボードロップからフォールも2。
 ジュンは後頭部を踏みつけて乗り越え、コーナーに叩きつけてレイにタッチ。

 立花はレイにエルボー連打も、レイはヘッドバッドを叩き込む。倒れた立花を引き起こし、フロントフリップからロープ際で上に乗って踏みつける。
 レイはボディスラムからフォールも2。レイはジュンにタッチ。

 斉藤ブラザーズでダブルのショルダータックルからジュンがフォールも2。
 ジュンは担ぐも、着地した立花のボディに膝。ロープに振るが、立花が低空ドロップキックを膝に叩き込む。だがジュンが突き飛ばして串刺し攻撃も、立花が避けて黒潮にタッチ。

 黒潮はナックル連発からロープに振ろうとするが、ジュンが突き飛ばすと走り込む。黒潮はビッグブーツを避けて後頭部にナックルを叩き込んで場外に落とすも、レイが背後から走り込むが黒潮はロープをたるませてレイも場外に落とす。
 黒潮はロープに飛ぼうとするが、なぜか立花ともみあいになり、そのままエグザイルのようにぐるぐると回転。立花が黒潮を突き飛ばすと、ヤンキー座りからロープに飛んで斉藤ブラザーズへトペ・スイシーダを発射する。
 立花はもう一回コールを起こし、リングに戻るとトペ・スイシーダ。
 リングに戻ったジュンを黒潮が髪を掴んで動きを止め、立花がケンカキックから黒潮がランニングニー。フォールも2。黒潮は立花にタッチ。

 立花はダイビングクロスボディアタックから串刺し攻撃を狙うが、レイが場外から立花の足を掴んで動きを止める。黒潮がレイを迎撃して立花がジュンに走り込むが、立花はラリアットで迎撃しブレーンバスター。フォールも2。
 立花はチョップを打ち込んでいき、左右のエルボー連打からローリングエルボー。さらにヘッドバッドからロープに飛ぶが、ジュンは受けきりラリアットでなぎ倒す。そこへ黒潮がスワンダイブミサイルキックを叩き込み、レイにもナックル。だがレイは受け切るとチョークスラムを狙うも、立花が黒潮の頭を掴んでなんとか阻止。だがジュンが立花の髪を掴んで引き起こすと、ジュンとレイがそれぞれサイコブレイクで叩きつけ3カウントを奪った。

<試合後コメント>

SAITO BROTHERS
レイ「フォー!勝ったぜ!順当に勝ったな。なんだあの、イケメンじゃねぇのか?TOKYOってヤツは。入場ナゲーな、アイツ。いつまで待たせるんだって思ったよ。ちょっと翻弄された部分もあるかも知れないが、しっかり初戦、勝ってやったぜ。次もこの調子で誰が来ようとぶっ倒してやるぜ、フォー!」
ジュン「優勝するのはサイトー・ブラザースだ、ドゥーム!」

黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾
黒潮「われら東京ヤンキース、第一戦見事勝利する事ができました!」
立花「違えーだろうが。お前、完膚なきまでにボコボコにされたじゃねぇか!、」
黒潮「お前がな。今日こうやって勝つことができたけど、たぶんこれから先ドンドン難しくなっていくから。これからも全勝で、全試合勝っていきたいと思います、フィニッシュ!・・・突っ込めよ!突っ込めよ!惨敗だろう、第一戦!」
立花「突っ込んだろう、一発目!一発目に顔を見てよぉ!」
黒潮「うるせぇな、わかれよ。ふざけんな、もう。絶対出ねーからな!オメーとは。クソガキが。一人でしゃべってろ!」
 *と言って黒潮は控室へ
立花「なにがクソガキだ、クソロンゲが。ふざけやがって。今日人生で初めてノータッチ・トペ、そしてフライング・ボディーアタックってやつをやった。正直オレみてーなキャラクターがやるような技じゃねぇ。だけどな、全日本の世界最強タッグ決定リーグ戦に勝つためにはこういうことをやっていかなきゃゼッテー一勝もできねぇと思った。それぐらいオレは今回のリーグ戦にかけてるぞ、この野郎。俺とロンゲの東京ヤンキースから目ぇ離すんじゃねぇぞ、ア~ン?」

第3試合

 先発は西村と安斎。ロックアップから西村がロープに押し込みクリーンブレイク。ロックアップから西村がヘッドロックで捕らえ、コーナーに押し込みクリーンブレイク。
 ロックアップから安斎がヘッドロックで捕らえ、お互い鋭角にロープに飛ぶと西村がコブラツイスト。だが安斎が切り返しコブラツイストで捕らえると、西村はロープを掴みブレイク。
 西村は井上にタッチ。安斎も本田にタッチ。

 ロックアップから本田がヘッドロックで捕らえロープに飛ぶが、井上はドロップキックを打ち込むが受けきった本田がショルダータックルで倒す。
 本田はロープに押し込み後頭部に膝を押し付け、レフェリーに注意されると4で離すを繰り返す。
 本田は場外戦を狙うが、井上はエプロンに登ると走り込んでのサッカーボールキック。
 リングに戻り、井上がストンピング連打から背中にハンマーブローを叩き込み、ロープに振ろうとするが本田が逆に振ってバックエルボー。本田は安斎にタッチ。

 安斎は串刺しジャンピングエルボーからフロントスープレックス。フォールも2。
 井上はミドルキック連打からソバット。ロープに飛ぶが、安斎がドロップキックで迎撃し、コーナーに振って串刺し攻撃。これを足を伸ばしてカットした井上がミサイルキックから西村にタッチ。

 西村はロープに振ってスリーパー。これを離すとエルボーからエルボースマッシュ連発。安斎はエルボーで返していき、エルボーの打ち合いから安斎がエルボー連打。ロープに振ってジャンピングニーを叩き込み本田にタッチ。

 本田は串刺しラリアットからロープに振っていくが、西村がガットショットからエルボースマッシュ連発。西村は井上にタッチ。

 井上はミドルキック連打から串刺しバックエルボー。さらに首投げからPKを叩き込みフォールも2。
 井上は投げようとするが、耐えた本田にソバットからロープに飛ぶも、本田はスパインバスターで迎撃し、安斎が出てきてコーナーに振ると本田が串刺しラリアットから安斎が串刺しジャンピングエルボー。さらに本田がスピアーからフォールも西村がカット。
 本田が担ぐも、井上は丸め込むが2。
 井上はソバットからバズソーキックを叩き込みフォールも2。
 井上はソバットも、ガードした本田がショートレンジラリアット。ロープに飛んでラリアットからフォールも2。
 本田はファイナルベントで叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>

西村修&井上凌
西村「かなりいい熱いファイトを。イケるんじゃないかなって気は八回の表くらいまでありましたけど、次は必ず勝つと。私自身一度ぐちゃぐちゃに、ゼロから100まで無我の理論をおさらいさせていきましょう。」
井上「ジュニアリーグ、今日から始まって。(自分の)公式戦、次の所沢でしっかり結果を残していいスタートを切れるように。それだけです。」


本田竜輝&安齊勇馬
本田「今日から最強タッグリーグ開幕だ。俺らは公式戦はなかったけど、次11月15日。俺たちが初戦からぶっちぎりで勝って優勝してやる。」
安齊「もちろんこれを見ている人は全員知ってると思うけど、俺たちのタッグ名『NEW PERIOD』。今の時代を終わらせて俺たちの時代にするって意味だ。次、所沢。俺たち『NEW PERIOD』の公式戦。必ず勝って優勝、行きます。ありがとうございました。」

第4試合

 ロックアップから阿部がヘッドロックで捕らえようとするが、男児がロープに押し込みクリーンブレイク。
 阿部はヘッドロックからグラウンドに引き込み、フォールするが男児が抜けて首投げ。すぐに阿部がバックを取り腕をとって絞っていき、弓矢固めも男児が回転して潰してフォールも2。

 男児は片足タックルからテイクダウンを奪うが、阿部が回転して立ち上がるとバックを取る。男児は足を取って倒し、そのまま絞り上げると阿部が髪を掴むが京平レフェリーが叩いて注意。
 ならばと阿部がスリーパーで絞って逃れるとヘッドロックで捕らえてグラウンドに。こっそりとナックルで殴っていくが、京平レフェリーが反則カウント。

 男児のタックルを阿部はフロントネックで捕らえていくが、男児が強引に俵投げ。男児はストンピングからエルボー。ロープに振ろうとするが、耐えた阿部にガットショットからロープに振る。だが阿部は膝への低空ドロップキックから回転浄土宗を叩き込み、首投げから背中にサッカーボールキック。
 立ち上がった男児とエルボーの打ち合いから、阿部が首投げで倒しサッカーボールキック。すぐに男児が立ち上がりエルボーの打ち合いから、阿部が左右のチョップを叩き込み伊良部パンチを狙うが男児がエルボーで迎撃。
 男児は担ぐも、着地した阿部がビンタから投げようとするが、男児が逆にブレーンバスター。
 男児は串刺しショルダータックル連発からジャンピングショルダー。フォールも2。

 男児は担ぐも、着地した阿部にバックエルボー連発からロープに飛ぶ。阿部は追走エルボーから、アイルビーバックで戻り伊良部パンチ。だがすぐに男児がショートレンジラリアットでなぎ倒しロープに飛ぶが、阿部が顔面へのドロップキックからロープに飛ぶ。男児はラリアットで迎撃しフォールも2。
 男児はデスバレーボムからフォールも2。
 男児は担ごうとするが、阿部は着地すると男児がガットショットからパワーボムの体勢。ナックルで逃れた阿部がお卍固めで捕らえるが、男児は力任せに正面に投げ捨てる。
 男児は走り込むも、阿部はラリアットを巻き込んでお卍固め。これでレフェリーストップとなった。

<試合後コメント>

阿部史典
「自分の中で一番大きなヤマはこのリーグ戦においては自分の中では田村男児だったんで。それを今日なんとかギブアップを取る事ができたんで(実際はレフェリー・ストップ)、このリーグ戦の勢いがついたかなと思います。(試合時間が)10分というのがなかなか難しかったり、京平さんがレフェリーというのがなかなか全日本にしかない空気感であるので、やっぱり難しくプロレスは深いなぁと思いました。田村男児は努力家でライバルだと思ってるんで、次は時間無制限一本勝負で時間を気にせずお互いの気持ちをすべてぶつけ合えたらなと思います。ボクはこのリーグ戦、すべてぶっ倒して優勝します。ありがとうございました。」

第5試合

 光留が握手を求め、HAYATOはこれを握りクリーンに試合開始。
 光留はガットショット連発からコーナーに叩き込み「誰がクリーンファイトするか」とガットショット連打。コーナーに振って走り込むが、飛び越えたHAYATOがロープに飛んでコルバタで場外に投げ捨てるとロープに飛び乗るが、エプロンから光留がミドルキックで蹴倒し、リングに戻ってミドル連打からコーナーに振って串刺しミドル。
 光留は水車落としからフォールも2。

 光留は腕ひしぎ。ロープを掴んで逃れたHAYATOをエプロンに座らせると、サッカーボールキックで場外に叩き出す。
 リングに戻り、ストンピングからコーナーに振って走り込むが、HAYATOはドロップキックで迎撃。
 HAYATOは串刺しドロップキックも、光留が逆コーナーに振って走り込むが、足を伸ばしてカットしたHAYATOがロープを往復してのジャンピングバックエルボーで場外に叩き出す。そこへHAYATOはプランチャを投下し、やっとエプロンでポーズを決めると、光留をリングに投げ入れフォールも2。

 HAYATOが投げようとするが、耐えた光留がエルボー連打。HAYATOはチョップで返し、光留のミドルキックとHAYATOのチョップの打ち合いへ。光留が首投げからサッカーボールキックを叩き込み、ロープに飛ぶがHAYATOが追走ドロップキックからロープに飛ぶ。これを光留が担ぐが、HAYATOが逆打ちも2。

 HAYATOはチョップから投げようとするが、光留が脇固めから延髄斬り。さらにミドルキックで蹴倒しフォールも2で返すも、光留はすぐさま腕ひしぎからアンクルホールドへ。
 光留がバックドロップを狙うが、HAYATOは空中で体勢を切り返しフォールも2。

 HAYATOはチョップからロープに飛ぼうとするが、光留がコスチュームを掴んでバックドロップ。フォールも2。
 光留はキムラロックで捕らえ、ロープを掴もうとするHAYATOを脇固めに移行するも、HAYATOは回転するが光留はガットショット。すぐにHAYATOがトラースキックから人でなしドライバー。フォールも2。
 HAYATOはトラースキックからシド・ヴィシャスを投下しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

ライジングHAYATO
「勝ったよ。佐藤光留とは何回かシングルマッチしてるよね。でも今日勝てた意味は今までどの試合もあったけど、でも今日俺と佐藤光留とどっちが強い弱いとかじゃなくて、流れが俺に来ただけ。次は所沢か。毎回戦う相手が一番のライバルだと思ってるから、次の相手を楽しみにしておくよ。じゃあ、みんなまたね。」

第6試合

 先発はサイラスと石川。ロックアップからサイラスがロープに押し込みクリーンブレイク。
 石川がヘッドロックからショルダータックル。受けきったサイラスに二度三度とショルダータックルからショルダータックルの打ち合いへ。これにサイラスが打ち勝つと、たまらず石川は場外へ。
 サイラスはライアンにタッチ。石川も綾部にタッチ。

 バックの取り合いからライアンが投げようとするが、耐えた綾部がリストを取る。ライアンがバックを取り返すが綾部はロープを掴みブレイク。
 ロックアップから綾部がヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルもライアンは受け切る。綾部はロープに飛ぶが、ライアンが担ぐも着地した綾部がガットショットからコーナーに振る。飛び越えたライアンに綾部がビッグブーツからショルダータックルで倒し、コーナーに叩きつけて石川にタッチ。

 石川はガットショット連発からコーナーで踏みつけ、背中にエルボーからエルボーの打ち合いへ。
 石川はヘッドバッドからヘッドロックで捕らえ綾部にタッチ。

 綾部はエルボーからコーナーに叩きつけ、再度エルボーもライアンはボディブロー。綾部はエルボーでなぎ倒し、ボディスラムを狙うがライアンは逃れると綾部はエルボーからボディスラム。フォールも2。
 綾部は石川にタッチ。

 石川はコーナーに叩きつけ、串刺しラリアットからセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 石川はロープに飛ぶが、ライアンはマンハッタンドロップからボディスラムで叩きつけ、ロープに飛んでフィストドロップ。フォールも2。ライアンはサイラスにタッチ。

 サイラスはセントーンを投下し、コーナーに振ろうとするが逆に石川が振る。石川が走り込むが、サイラスはジョン・ウーで迎撃し、チョークスラムを狙うが石川が着地し突き飛ばす。
 石川はボディへのランニングニーから綾部にタッチ。

 綾部はエルボー連打も、サイラスがロープに振るが綾部はネックブリーカードロップで迎撃。石川とともにコーナーに振り、石川が串刺しラリアットから綾部が串刺しビッグブーツ。さらに石川がランニングニーから綾部がギロチンドロップを投下しフォールもライアンがカット。
 綾部は投げようとするが、耐えたサイラスにエルボー連打。サイラスはビンタで返すが、綾部はビッグブーツ連発。サイラスは受け切ると変形チョークスラムからフォールも2。
 コーナーに振ってライアンが串刺しスピアーからサイラスがキャノンボール。フォールも石川がカット。
 ライアンが石川を場外に出してコーナーからトルニージョを投下し、サイラスが綾部にチョークスラム。フォールも2。
 サイラスはコーナー下に綾部を引きずり、リバーススプラッシュを投下しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

石川修司&綾部蓮
石川「初戦で・・・サイラスの強さはわかっていたけど。ライアンの最後の場外飛び、ビックリした。もう全部あっちに持ってかれちゃってゴメン。俺が全然最後ヘルプできなくて。」
綾部「自分も初めて最強タッグに出場して。その開幕戦でサイラスとライアン・デビットソン、サイラスは久々の対戦で。負けたけどやり合ってた時は楽しかったよ。そして初遭遇のライアン・デビットソン、本当に何もわからなかったけど、やっぱりパワーがエグくてメチャクチャ怪物だった。開幕戦、最初だったけど負けてしまった。ただリーグ戦は続くから。負けを引きずってる場合じゃないから。こっから先、取り返していきましょう。」
石川「がんばろう」


サイラス&ライアン・デイビッドソン

第7試合

 中嶋が北斗を場外に投げ捨て先発に。鈴木と諏訪魔は言い合いを続けるが、結果的に鈴木が先発へ。
 なかなか組み合わず、中嶋がローで牽制。バックの取り合いから鈴木が腕をとっていくも、中嶋がフロントネックで捕らえるが、鈴木が潰してグラウンドに。中嶋が回転してフォールも、1で切り返した鈴木がバックを取り返そうとするが、中嶋が潰してマウントからチキンウィングで捕らえるも、鈴木はフロントネックからヘッドロック。中嶋が切り返してヘッドロックからグラウンドに持ち込むが、鈴木が抜けて両者距離を取る。
 鈴木のロックアップをスカした中嶋が北斗にタッチ。

 北斗が突っ込んでコーナーに押し込むが、諏訪魔と鈴木が見合いタッチするかしないかで言い合いに。鈴木はハートブレイクショットでタッチ。

 ロックアップから諏訪魔がロープに押し込むが、北斗が切り返してクリーンブレイクにみせかけボディに膝。ヘッドロックからロープに飛んで膝への低空ドロップキックも、諏訪魔がガットショットから背中にエルボー。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、北斗は足を伸ばしてカットしミサイルキック。北斗はブレーンバスターを狙うが、逆に諏訪魔がブレーンバスターからサッカーボールキック。さらに場外に投げ捨てて場外乱闘へ。諏訪魔が椅子を持って鈴木に北斗を抑えるように指示するが、諏訪魔が走り込むと北斗が避けて鈴木に椅子攻撃が誤爆する。
 怒った鈴木は椅子を客から奪って諏訪魔と睨み合い、レフェリーが注意すると二人とも椅子を置いてリングへ。
 諏訪魔は北斗にナックルから投げようとするが、鈴木が諏訪魔にタッチ。

 鈴木はスリーパーで捕らえ、これを離すとコーナーに振って串刺しショルダータックル。鈴木は足を伸ばしてタッチしようとするが、諏訪魔が足を叩いてタッチ。だがレフェリーが認めず、諏訪魔が再度タッチ。

 北斗はエルボー連打も、諏訪魔がダブルチョップ連発からロープに飛んでラリアット。避けた北斗が延髄斬りから中嶋にタッチしようとするが、中嶋は拒否。
 諏訪魔がヘッドバッドからフロントスープレックスで投げ捨てフォールも2。
 諏訪魔はいやいや鈴木にタッチ。

 鈴木はバックブリーカーからフォールも2。
 鈴木は北斗にダブルアームを狙うも、北斗がリバースしてコーナーに下がり、中嶋がその背中にタッチ。

 中嶋はビッグブーツからロープに飛んで低空ドロップキック。さらに延髄斬りから串刺しビッグブーツを叩き込み、コーナーで顔面を踏み潰しシャッターチャンス。
 再度踏みつけシャッターチャンス。これを離すとミドルキック連発、キャッチした鈴木が足へのエルボーからボディスラムで叩きつけ、鈴木と諏訪魔でロープに振るが、諏訪魔だけランニングニー。すぐさま鈴木が諏訪魔を投げ捨て、中嶋にエクスプロイダーも、すぐに中嶋が立ち上がりランニングニー。中嶋は北斗にタッチ。
 鈴木と諏訪魔が言い合いをしながら諏訪魔がタッチ。

 北斗がガットショットも、諏訪魔がロープに振るが北斗はランニングエルボー。フォールも2。
 北斗はエルボー連発からフォールも2。
 北斗はゆりかもめで捕らえるが、諏訪魔はロープに足を伸ばしブレイク。
 北斗はRKOを狙うが、耐えた諏訪魔がラリアット。避けた北斗がロープに飛ぶが、諏訪魔はラリアットで迎撃しフォールも2。
 諏訪魔はバックドロップからフォールもなぜか鈴木がカット。
 諏訪魔のラリアットを鈴木が避けてドラゴンスープレックス。中嶋が鈴木をビッグブーツで場外に叩き出し、北斗が諏訪魔に串刺しエルボーからフォールも2。
 北斗はナルシストロックで捕らえ、これでレフェリーが試合を止めた。

<試合後コメント>

中嶋勝彦
「(北斗は)邪魔だ。俺は最初から言っている。新しい闘魂スタイルの三冠王者としてひとりで戦う。」


大森北斗
「俺は最高に今日ツイているみたいだ。勝つ負けるとか、試合が成立するとかそんなレベルの悩みじゃなくて、ちゃんと(中嶋が)来てくれるのかなって、そんなレベルだったんだよ。今日はアイツがこの開幕戦に、中嶋勝彦が俺のタッグ(パートナー)としてきた時点でだよ。俺は最高にツイてるんだ。このシリーズはうまく行く気がする。」


諏訪魔&鈴木秀樹&佐藤光留
諏訪魔「話にならねぇな」
鈴木「バカ!負けたヤツが(椅子に)座るな。正座しろ。バカ!なに負けてるんだよ!」
諏訪魔「なんだお前。お前のせいだ!ふざけんなよ!バカはお前だろ、なんだお前、味方にやるか?」
鈴木「味方じゃないだろう?。お前とは仲間じゃない。だから仲間割れじゃないんだよ。仲間じゃないからな!」
  *ここで佐藤光留が登場。鈴木と肩を組みながら
佐藤「うるせぇバカ!なんだあの試合は?。ちゃんとプロレスやれよ。」
諏訪魔「こっちがやんねぇんだ!」
佐藤「やってるだろう。鈴木秀樹はやってるだろう!最強タッグだぞ!」
諏訪魔「お前うるせぇな!」
佐藤「バカ決定戦じゃないんだよ。お前タッグのベルト持ってるだろう。UN(タッグ)のベルト持ってるチャンピオンかよ!バカのベルトじゃねぇんだからよ。天龍プロジェクトのタッグのベルトなんだよ。バカが持つベルトじゃねぇんだよ!」
鈴木「いいんだよ、いいんだよ。やろうやろう。」
佐藤「ちゃんとプロレスやれよ。」
諏訪魔「バカ同士が。」
佐藤「バカって言うヤツがバカだ。誰がバカコンビだ。じゃあ一番バカなのは誰か決めてやる。」
鈴木「多数決で決めよう。こいつがバカだと思う人!」
  *鈴木と佐藤が挙手
鈴木「バカだろう。もう一回多数決やるか?」
  *再び鈴木と佐藤が挙手
諏訪魔「やってやる。覚えておけよ。」
佐藤「19日の天龍プロジェクトにバカのベルトを持ってこい。どっちがバカか決めてやる!」
  *ここで鈴木と佐藤は控室へ
諏訪魔「バカがふたりに増えた。アイツのせいだ。鈴木のせいで負けたんだよ。幸先悪すぎるな。このタッグは最後まで行けないよ。解消した方がいいよ、本当に。話になんねぇ。客もあきれてるんじゃねぇか。やってられない。考えるわ、アイツとのタッグ。UN(タッグ王座戦)やるとかケンカ売ってるんだから。あのバカ二人をぶちのめしてやるよ!」

第8試合

 先発は宮原とガレノ。ロックアップからガレノがロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから宮原がヘッドロックで捕らえショルダータックル。受けきったガレノに宮原が二度三度とショルダータックルも、ガレノがリープフロッグからショルダータックルで倒す。
 ガレノはロープに飛ぶが、宮原がビッグブーツで迎撃。ガレノは田村にタッチ。宮原も優馬にタッチ。

 ロックアップから田村がロープに押し込みクリーンブレイク。再度ロックアップから優馬がヘッドロックで捕らえショルダータックルのぶつかりあいへ。
 お互い腕立て伏せからショルダータックルのぶつかりあいとなり、優馬がビッグブーツを打ち込んでロープに飛ぶが、田村が避けるとショルダータックルでなぎ倒す。
 田村はサミングからロープに押し込み、左右のボディブロー連発からロープに飛ぶも、優馬がカニバサミで倒し、宮原が場外を走り込んで田村の顔面にドロップキック。そのまま場外乱闘へ。
 リングに戻り、田村とガレノが宮原を踏みつける。さらに田村が左右のボディブローから二人でラリアット連発。田村がボディプレスからガレノがロープ往復式のボディプレスを投下し、ポーズを決めてから田村がガレノにタッチ。

 ガレノが田村を背負い宮原の上に乗り、降りるとストンピングからフォールも優馬がカット。
 ガレノはグラウンドコブラツイストの状態でボディブロー。さらにナックルからフォールも2。
 ガレノは田村にタッチ。

 田村はサミングも宮原はエルボー連打。田村はサミングからエルボーでコナーにふっ飛ばし、顔面を踏みつけていく。
 田村はエルボーから逆水平チョップとナックルを交互に打ち込み、ナックル連打から担ごうとするが、着地した宮原にエルボーから再度投げようとするも、逆に宮原がブレーンバスター。宮原は優馬にタッチ。

 優馬はビッグブーツからロープに振ってドロップキック。さらに串刺しジャンピングエルボーからコーナーに登りダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
 優馬はバックを取るが、耐えた田村にエルボーからロープに飛ぶも田村はパワースラムで迎撃しガレノにタッチ。

 優馬はエルボー連打からエルボーを避けてガットショット。ロープに飛ぶが、追走したガレノが丸め込んでから顔面に膝。フォールも2。
 ガレノはキャノンボールからフォールも2。
 ガレノは走り込むが、優馬は足を伸ばしてカットしミサイルキック。優馬は宮原にタッチ。

 宮原は膝蹴りからロープに振ろうとするが、逆に振ったガレノの足に低空ドロップキックから側頭部へのドロップキック。
 宮原は串刺し攻撃を狙うが、ガレノがスピアーで迎撃し田村にタッチ。
 田村はダイビングショルダーアタックから串刺しラリアット。さらにロープに飛ぶが場外から優馬が足を掴んで倒し、宮原とともにロープに振るも、田村はダブルラリアットで迎撃。
 田村は串刺しラリアットからガレノも串刺しラリアット。さらにサンドイッチラリアットからフォールも優馬がカット。
 宮原に田村が串刺しラリアットも宮原が串刺しブラックアウト。エルボー合戦から田村が左右のエルボーからローリングエルボー。避けた宮原が投げ捨てジャーマンも、ガレノが出てきて宮原にヘッドバッド。優馬がガレノにミサイルキックから、宮原と優馬がダブルのランニングニー。フォールも2。
 宮原はシャットダウンを狙うが、ガレノがバイシクルキック。優馬にもヘッドバッドからロープに飛ぶが、優馬がドロップキックも、すぐさまガレノがドロップキックで場外に叩き出しトペ・コンヒーロ。
 田村がラリアットも宮原がジャパニーズレッグロックも2。
 宮原はジャンピングブラックアウトからロープに飛ぶが、田村もロープに飛んでラリアット。さらにロープに飛んでラリアットからフォールし3カウント。

田村「勝ったのは、俺たち、GLEATだ!おい、優勝候補筆頭の青柳宮原組を下したしかも!全日本プロレスの顔、宮原健斗から3カウントとったぞ。俺たち優勝候補筆頭に誰も文句ねーよな?おい俺たちは、メインで勝ったってことは、最後は、GLEATおなじみの、GLEATしようよでしめたいと、メインで俺が勝ったんだ、お前ら言う事聞いて帰れよ。文句は言わせねーぞ。俺が勝ったんだ。みんなで一緒にGLEATしようぜ大合唱で帰ってくれ。準備はいいか!準備はいいか!?みんなで一緒に!GLEAT!しようぜ!」

<試合後コメント>

青柳優馬&宮原健斗
青柳「おいGLEAT!なかなかやるじゃねぇか。だがな、お前たちはひとつミスを犯した。プロレスあるあるで開幕戦で勝ったチームはだいたい優勝できないからな。おい!ビジネス・タッグは一発目にコケるくらいがちょうどいいんだよ。しっかりと仕事納めしてやるからな。わかったか。こっからだ。俺たちビジネス・タッグは優勝を目指すんじゃない。最強タッグ優勝の方が俺たちビジネス・タッグを目指してくるんだ。問題ない。今日の負けひとつ問題ない。(倒れている宮原に向かって)所沢から取り返していきましょう!」
宮原「地に足がついていない。入場で今日さぁ、音響スタッフに宮原と青柳は別入場だからショートバージョンにしてくれって言ったんだよ。でも入場の時にそう言っていた事を忘れてたんだよ。完全に忘れてた。そこから地に足がついていない。入場からおかしかったよ。開幕戦か。切り替えていこう。今日は地に足がついていなかった。ワリィ。」
青柳「宮原健斗が入場から地に足がついていなかった。なかなか珍しいぞ!」


田村ハヤト&ガレノ・デル・マル
田村「見たか、開幕戦のメインイベント。しっかり俺が宮原健斗から3カウント取ってやったぞ。まぎれもない俺たちが優勝候補筆頭だろう。どうだ?文句あるか?今日はまだ始まったばかりだけど、開幕戦の勢いのまま全勝だ。優勝するぞ。そして俺たち、GLEATのバルク・オーケストラから目を離すなよ。」

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