「いつまでも先輩面して悪かった」健介オフィスの先輩・宮原健斗がマサ北宮に謝罪も「金輪際関わるんじゃねえ」とけんもほろろ

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 21日、東京都・大田区総合体育館にて全日本プロレス『#ajpwドリームパワーシリーズ2023~レック株式会社presents~』が開催され、宮原健斗とマサ北宮が因縁の対決を果たした。

 19日に行われたNOAH横浜武道館大会では、マサ北宮&稲葉大樹がGHCタッグ王座の防衛に成功したが、そこへ全日本プロレスの宮原健斗が突如現れた。
 宮原は、今年2月の武藤敬司引退興行で健介オフィス時代の兄弟子である中嶋勝彦との約10年ぶりの再会を果たしており、その際に放送席にいた弟弟子である北宮にも因縁をつけて全日本プロレスのリングへ“挨拶”に来るよう命令。北宮はこれを無視したが、その後も宮原はしつこく“挨拶”を求め、全日本大田区大会に出場予定の“NOAH選抜選手3名”に北宮を入れることも要求していた。

 宮原は、「北宮光洋、散々アレだけテメーごときのレスラーにこの俺が呼びかけているにも関わらず、挨拶もなければスーツで謝罪することもない。だから優しい先輩は代わりに来てやったよ。明後日、プロレスリングNOAH、3人の選抜選手はまだ決まってない。お前がグダグダしてるからNOAHも困ってんだよ。北宮光洋、さっきモニターで見たらお前今名前違うんだって?“マサ”を名乗るのは100年早いんだよ。テメーは明後日俺と闘う気があるのか、今ここで決めろ!」と迫る。
 これを受けた北宮は「宮原健斗、オメーたち全日本プロレスと絡んでもなんのメリットもないのは重々承知の上で、恥を忍んでおめおめと後輩からの呼びつけに駆けつけて下すったから、明後日大田区行ってやるよコノヤロー」と応じ、岡田欣也、稲村愛輝を連れて全日本へ乗り込んでいくことを宣言。

 かつて北宮は、ともにGHCタッグ王座を戴冠していたパートナーの中嶋を「10年前に健介オフィスに入門したときからテメーのことが嫌いで!嫌いで!嫌いで!大嫌いだったんだよ!」と叩きのめして王座返上&ユニット離脱という事件も起こしており、健介オフィス出身の選手同士の関係は相当にギスギスしている様子。

 この日は、第7試合で宮原健斗&安齊勇馬&井上凌vsマサ北宮&稲村愛輝&岡田欣也の6人タッグマッチが実施。
 団体の威信をかけての対抗戦ということで両軍ともに殺気立っており、試合序盤に宮原と北宮の対面が実現すると、宮原がフロントハイキック、北宮がタックルからのセントーンと応酬。北宮が自軍コーナーに押し込んで宮原の顔面を踏みつけると場内は大ブーイング。終盤には宮原がブラックアウト、北宮がサイトースープレックスを打ち合う場面もあったが、互いに深追いをせず。最後は稲村が無双で井上を沈めて試合は終わった。

 試合後、マイクを取った宮原は「北宮光洋……いや、マサ北宮か。お前に1つだけ言っておこう。いつまでも先輩面して悪かったな。俺の後輩だった頃は10年前だもんな。そら人も変わるわな」と素直に謝罪。
 そして、「ただ、元先輩から言わせてもらう。マサ斎藤さんの“マサ”を取ってんだ。NOAHのテッペン早く取れよ!またリングで会うの楽しみにしてるよ」とエールを贈った。

 対する北宮は、「相変わらずいけすかねえマイクだよこの野郎。プロレスリングNOAHの完全勝利だ。こんな対抗戦はもうおしまいだこの野郎。ウチらにとってはなんのメリットもないからな。あとな、宮原健斗。12年前に健介オフィスに入門したその日からお前のことがな……あんまり好きじゃなかった。興味もねーんだよ。お前が頑張ろうが知ったこっちゃねえ。金輪際関わるんじゃねえ。おしまいだ!以上!」とけんもほろろに突き返した。

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