冷遇されるジュニアヘビー級リーグ戦で所属の若手が奮起!青柳亮生が土井成樹に完封勝利で2連覇宣言!

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 12日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023【開幕戦】』が開催。『Jr. BATTLE OF GLORY』で青柳亮生、阿部史典、ライジングHAYATOが初戦で勝利を挙げた。

 この日は、ジュニアヘビー級のシングルリーグ戦である『Jr. BATTLE OF GLORY』が開幕。
 昨年から世界最強タッグ決定リーグ戦と同時開催となるも、大会シリーズ名に『Jr. BATTLE OF GLORY』の表記は無し。さらに試合も例年の20分1本勝負から10分1本勝負に短縮されているなど扱いが丁重とは言えない中での開催となっている。

 この日は、公式戦として青柳亮生vs土井成樹、阿部史典vs田村男児、ライジングHAYATOvs佐藤光留の3戦が実施。

 第1試合では、亮生vs土井の試合が実施。
 2人は今年5月に世界ジュニア王座を争い、その際には亮生が勝利。いきなり決勝戦級のカードが実現し会場は大いに沸く。

 試合は、亮生の入場中に土井がリングに飛び込んできて奇襲。亮生も即座に三角跳びケブラーダで反撃して逆転に成功するも、土井は亮生のブーメランアタックを空中でキャッチしてRKOで叩きつける離れ業で再逆転。
 亮生のムーンサルト・プレスを剣山で迎撃した土井はDOI555からバカタレスライディングキックと必殺コンボを叩き込むも亮生がキックアウト。ならばと土井はもう1発バカタレスライディングキックを発射も、これをかわしながら足を取った亮生がバカタレ・ブロック(※蹴り足を取ってのジャックナイフ式エビ固め)で3カウント。

 土井の必勝パターンを潰して完封勝利を収めた亮生は、「見たか、土井成樹を沈めるために考えて考えて考えた、バカタレ・ブロックだ。俺が何も考えないでここに来ると思うな。青柳亮生が2連覇するんだ。このまま突っ走っていくからな。楽しみにしておけ!」と2連覇を宣言。


 HAYATOvs光留の対戦では、光留がなりふり構わぬダーティーファイトで序盤から優勢を掴み、強烈な蹴撃や変幻自在のサブミッションで翻弄。
 しかし、光留が勝負を決めに行ったところでHAYATOがかうんたーのドロップキックで流れを変え、人でなしドライバーからトラースキックを連打。最後は必殺のシド・ヴィシャス(※トップロープからのライオンサルト)で3カウントを奪った。

 大型のヘビー級戦士たちが真っ向からの肉弾戦を展開するのが華とされる全日本プロレスに於いても、業界トップクラスの若いジュニアヘビー級戦士たちが続々と台頭している。
 ヘビー級の影に隠れる形になってしまっているジュニアヘビー級戦線の中でも確かな輝きを放つ選手たちにも注目していきたい。

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