大仁田厚が初の電流爆破戦に臨んだ斉藤兄弟らを下し「世界に通じる逸材になれる素材」と絶賛!
3日、新潟県・アオーレ長岡にて全日本プロレス『#ajpwジャイアントシリーズ』が開催。大仁田厚&諏訪魔&石川修司組vs斉藤ジュン&斉藤レイ&ブラックタイガーの電流爆破マッチ戦が行われた。
諏訪魔と秋山準の因縁からはじまり、諏訪魔の暴走により突発的に決まった対戦カード。しかし、ジャイアント馬場さんが愛した王道マットで全日本を象徴するかのような大巨人達が電流爆破マッチで激突することになるこの試合には多くの注目が集まった。
「超メガトン電流爆破バットアンド有刺鉄線電流爆破ボードビッグバンin長岡」と銘打たれたこの試合では、斉藤兄弟が電流爆破初体験。
序盤から激しい場外乱闘が繰り広げられ、諏訪魔がジュンを捕える中で石川が1発目の電流爆破バットを振り下ろす。しかし、咄嗟にジュンが避けたことで諏訪魔に誤爆。
大仁田組の劣勢は続き、斉藤兄弟に捕まった大仁田が電流爆破バットを浴びた上でダブルのネックハンギングボムで電流爆破ボードに叩きこまれる大ピンチに。しかし、レイが試合を決めようとネックハンギングツリーで捕らえたところに大仁田が意表を突く毒霧攻撃。
一瞬生まれた隙を逃さず諏訪魔が大暴れして斉藤兄弟を蹴散らし、大仁田&諏訪魔がブラックタイガーにダブル電流爆破バット攻撃。爆煙渦巻くリング内で諏訪魔がブラックタイガーから3カウントを勝ち取った。
試合後、マイクを取った大仁田は「諏訪魔選手、石川選手、電流爆破で闘ってくれてありがとよ!長岡のみなさん、これからも全日本プロレスをよろしくお願いします!今日はありがとよ!」と叫びリングを後にした。
試合を終えた大仁田は、「斉藤兄弟は世界に通じる逸材になれる素材だよ。あのパワーはすごい。ぜひまた、闘ってみたい。2人にダブルネックハンギングを食らい、電流爆破ボードに落とされて首が回らないよ。病院行かなきゃなぁ」と首のダメージを気にしながらも斉藤兄弟のポテンシャルを絶賛した。