高橋ヒロムとのシングル戦が決まったライジングHAYATOが世界ジュニア王座挑戦権獲得!「キーキーうるさいガキリンダマンには絶対負けないよ」

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 6日、千葉県・幕張メッセにて全日本プロレス『#ajpwサマーアクションシリーズ2023~#ajpw湾岸MANIAx~』が開催。ライジングHAYATOが青柳亮生との一騎打ちを制して世界ジュニア王座挑戦権を獲得した。

 7月2日の後楽園ホール大会では、GLEATの初代G-REX王者のエル・リンダマンが世界ジュニア王座を奪取。
 リンダマンは「GLEATが全日本より下だと思われるのがムカつく」と対抗意識をあらわにしており、「こんな価値のねえゴミみてぇなベルト」とベルトを投げ捨てたり座布団代わりに尻に敷いたりと粗末に扱っている。

 22日の島根大会では、翌日の大阪大会での防衛戦を控えるリンダマンをライジングHAYATOが襲撃し、「よくも全日ジュニアの大事な宝を粗末に扱ったね。次は勝とうが負けようが俺が行くよ」と挑戦を表明。
 23日の大阪大会ではリンダマンが初防衛に成功するも、その後には青柳亮生が挑戦表明。リンダマンは亮生にHAYATOとの次期挑戦者決定戦を課した。

 亮生に横入りされた形になったHAYATOは不満を募らせており、さらに亮生がNOAHでGHCジュニア王座に挑戦するなど目線が外に向いていることについて「本当に世界ジュニアのこと好きなの?俺はずっと世界ジュニアしか見てなかったよ」と問いかける形で批判。
 次期挑戦者はどちらになるのかという話と同時に、ジュニア戦線でしのぎを削ると同時にタッグとしても活躍してきた2人のすれ違いの行方はどうなってしまうのかにも注目が集まっていた。


 互いのことを知り尽くしている2人の試合は、読み合いに次ぐ読み合いで中々互いの技がヒットせず、一発決めても二発目には相手がカウンターを返すという目まぐるしい攻防が展開。
 終盤にはHAYATOが断崖式ハングマンDDTからライオンサルトを決めるも、亮生がリバース・フランケンシュタイナーからハウザーインパクト。さらにスパニッシュフライまで決めるがHAYATOは意地のキックアウト。
 さらに亮生がフィッシャーマンを狙うが、HAYATOがロコモーション式人でなしドライバーで切り返し、最後は必殺のシド・ヴィシャス(※トップロープからのライオンサルト)を決めて3カウントを奪った。

 無事世界ジュニアへの挑戦権を掴み取ったHAYATOは、「ずっと一緒にやってきたけど、どんどん亮生に突き放されていくのがキツかったことを昨日のように思い出せるよ。今日勝って超えられたのかは分からないけど、横並びにはなれると思う。亮生がいなかったら、きっとここまで来れなかった。まだまだこれからも亮生と一緒に闘っていきたい」と亮生への感謝とリスペクトの気持ちを語る。
 そして、リンダマンについては「俺とお前の大きな違いを1つ教えてあげるよ。お前は負けた相手を踏みにじっていく。それだけ。ガキと同じ。俺は今日闘った亮生の思いも背負っていくから。キーキーうるさいガキリンダマンには絶対負けないよ」と闘志を燃やした。

 なお、この試合の前には9月3日の新潟大会で高橋ヒロムvsライジングHAYATOのシングルマッチが行われることが発表。
 ヒロムとHAYATOは、6月に行われた『ALL TOGETHER AGAIN』で遭遇。試合後にはヒロムが「俺に触れて、間違いないからね。IWGPジュニアヘビー級チャンピオンに触れて、HAYATOさん、アンタは正解だ。24歳かぁ……。すごいね。無敵だよ。何やっても無敵な年だよ」とHAYATOを高く評価し、HAYATOも「ヒロムちゃん。いつかそのうるさいお口、静かにしてあげるから」と再戦を求めるなど、互いに強い興味を持ち合っていた。

 これについて触れたHAYATOは、「ALL TOGETHERからずっと会いたかったヒロムちゃんとやっと試合ができる。今回はシングルマッチだから、メチャクチャ濃いライジングHAYATOをヒロムちゃんに味わわせてあげるよ」と不敵な笑みを浮かべた。

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