【試合詳細】6・21 スターダム新木場大会 岩谷麻優&中野たむ&スターライト・キッド&飯田沙耶vsジュリア&朱里&舞華&ひめか 渡辺桃&AZMvs林下詩美&上谷沙弥 小波vs刀羅ナツコ

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『STARDOM is again. ~FC「My STARDOM」会員限定大会~』
日程:2020年6月21日(日)
開始:12:30
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:100人(札止め)

▼3WAYバトル 15分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]○吏南
8分55秒 ハイドレンジア
[Queens Quest]●妃南
※もうひとりは[大江戸隊]夏すみれ(フリー)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]○DEATH山さん。
5分11秒 横入り式エビ固め
[大江戸隊]●鹿島沙希

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]○小波
9分25秒 反則
[大江戸隊]●刀羅ナツコ

▼QQ対決 タッグマッチ 20分1本勝負
[Queens Quest]△渡辺桃/AZM
20分0秒 時間切れ引き分け
[Queens Quest]△林下詩美/上谷沙弥

▼STARSvsDDM 8人タッグマッチ 30分1本勝負
[STARS]岩谷麻優/中野たむ/スターライト・キッド/●飯田沙耶
22分28秒 アルゼンチン・バックブリーカー
[ドンナ・デル・モンド]ジュリア/朱里(MAKAI)/舞華(JTO)/○XXX=ひめか

スターダムがコロナ禍を乗り越え約3ヶ月ぶりの再始動!ジュリア率いるDDMに元アクトレスガールズのひめかが加入!詩美&上谷がゴッデス奪取を宣言!吏南が木村花さんから継承したハイドレンジアで勝利!

オープニング


 大会開始に先立ち、全選手がリング周辺に集合。5月23日に亡くなった木村花さんへの追悼10カウントゴングが行われた。

 続けて、本日欠場となってしまったジャングル叫女がリングに上がり、ファンに向かって挨拶を行った。

叫女「本日試合に出場する予定だったんですけども、自分の中でまだ気持ちの整理がついていなくて、戦える状態ではなく、欠場させていただくこととなりました。色んな思いがあるんですけども、それはまたリングに戻ってきたときに試合を通して伝えていきたいと思っています。必ず戻ってきます。今よりも、何十倍も強い覚悟と心でまたリングに必ず戻ってきますので、信じて待っていてください。今日は私以外のSTARDOMの選手が久しぶりの試合に、みんな奮い立っています。そんな選手を見てどうか楽しんでいってください。どうもありがとうございました!」

第1試合


 事前のカード発表はなく、入場曲が鳴った瞬間に出場選手が分かる方式で試合は展開。
 今大会の第1試合、約3ヶ月ぶりのスターダムの試合は、大会自粛期間中に春を迎えて中学2年生になった妃南、吏南。そして夏による3WAYバトル。

 夏は黒・黄テープや取り扱い注意のテープが貼られた危うげなバケツを持って入場し、試合前の握手は拒否。
 ゴングが鳴ると、夏はハイテンションに手拍子を煽っていき、3人で向き合って手4つ。夏が高笑いすると吏南&妃南が2人で夏の腕をそれぞれ取って絞り上げ、2人でサーフボードストレッチ。さらにロープに振っていくが夏はクロスボディでなぎ倒し、「もうちょっとゆっくりやろうぜ?!体力持たねーよ!」と叫びながら2人にストンピングをかまし、「1匹捕まえたァ!」と妃南を、「2匹目捕まえたァ!」と吏南をコーナーに押し付け、「腹から声出す代わりに目力入れろ!」と観客を煽ってからブロンコバスター。さらに股間をグリグリと押し付けていくと、レフリーが「密なんだよ!」と激怒。
 夏は吏南にブレーンバスターを狙うが、ここに妃南が加勢に入って2人で夏をブレーンバスターで投げると、フェイスクラッシャーから2人同時の巴投げ、さらに同時の低空ドロップキックを狙うが、突っ込んだのは妃南だけ。吏南は妃南に低空ドロップキックを見舞う。
 吏南は妃南をヘアホイップで投げていき、コーナーに押し付けて顔面を踏みつける。夏は「もう一発やれ!あと2発やれ!もう少し休ませろ!」と檄を飛ばし、今度は吏南が妃南にヘアホイップも、夏は「もう少し休みたかったなぁ?!」と叫びながらリングに復帰し2人へガットショット。
 夏は吏南にボディスラムからランニングブート。さらにバケツを持ち出すとレフリーの頭にかぶせて視界を塞ぎ、バラムチを取り出して吏南を殴打。夏は「いつまで休んでんだ。仕事しろ」とレフリーを起こし、「さっきの威勢どこいったんだよ」と吏南の顔面を蹴りつけ、ロープに飛んで貫通ビッグブート。さらにブレーンバスター固めを見舞うもこれは妃南がカット。
 妃南は夏へエルボーを放つが、夏も「痛い……久しぶりだと……」とぼやきながら強烈なエルボーで反撃。妃南が連打で打ち勝つとレインメーカー式の一本背負い、払腰、外道クラッチと畳み掛けるがカウントは2。妃南は串刺し攻撃を狙うが、これをブートで止めた夏がバラムチを使って妃南を絞首刑に。レフリーが激怒すると「久しぶりだから大目に見ろよ!」と追い払い、さらに吏南へもバラムチ攻撃を狙うが、吏南は「ナメんじゃねーぞコラ!」とバラムチをかわしてコブラツイストからグラウンドに持ち込むが、これは妃南がカット。
 吏南は妃南を大外刈り2連打から、木村花さんの必殺技であったハイドレンジアで試合を決めた。

第2試合


 第1試合終了後に会場の換気及びリングの消毒が行われた後に選手が入場。第2試合はDEATH山と鹿島のシングルマッチに。DEATH山が「デース!」と叫びながら場内を練り歩くと、先に入場していた鹿島は「マジかよ……」とつぶやきながら渋い顔で待ち受ける。
 握手は無しでゴングが鳴ると、DEATH山は会場の四方に「デース!」と挨拶していくが、鹿島が背後から襲撃し、「なにがデスじゃ!」と踏みつける。
 鹿島はヘアホイップでコーナーまで吹き飛ばすと顔面にヒザを押し付け、「なんでオメーとシングルなんだよ?!」と嘆き、「お前そんなにデスデスやりてーのか!今日は特別デース!」と叫びながらリング四方のロープにDEATH山の顔面を押し付けて「デース!」と叫ばせていく。鹿島はバーブ佐々木レフリーにも「オメーもやれよ!」と命令し、バーブが「デース!デース!バーブデース!」と乗っていくと蹴飛ばしてしまう。
 鹿島はDEATH山のリストから指を捻じ曲げ、DEATH山が「指デース!痛いデース!反則デース!」と叫ぶ中でグラウンドに持ち込み、さらに指絡めやロープを使ってのアームロック。鹿島はブレーンバスターを狙うが、DEATH山は「ノーデース!」と耐え、鹿島は「このデブが!」と罵り、DEATH山の「デースデースDEATH山デーース!」と叫びながらの突撃をビッグブートで吹き飛ばしていくが、DEATH山は「デスデスデスヤマデス!」と高速詠唱してからのクロスチョップ。
 DEATH山はキャメルクラッチから「ブレーンバスターデース!」と宣言するが、その隙に鹿島が逆にブレーンバスターから貫通ビッグブート。さらにコーナートップからダイビングフットスタンプを突き刺すもカウントは2。鹿島はダブルアーム・スープレックスを狙うが、素早くバックを取ったDEATH山がバックスライド。さらに変形ペディグリーから押さえ込み、続けてmy emblemを狙うが、これを尻餅をついてクラッチを切ったDEATH山がスクールボーイで押さえ込み、電光石火の3カウントを奪った。

第3試合


 第3試合はナツコと小波のシングルマッチ。
 ゴングが鳴ると両者しばらくコーナーから動かず睨み合い、ゆっくりとリングを回ってからじりじりと距離を詰めていく。小波が素早くバックを取るとグラウンドでの首の取り合いから小波は腕を、ナツコは足を狙う攻防を展開してからブレイク。
 起き上がった両者は足を止めて正面からエルボーで打ち合っていき、会場には鈍い音が響き渡る。小波が怒涛の連打でナツコにヒザを付かせるが、ナツコはサミングでやり返してロープへ飛ぶ。これはソバットでカウンターした小波だったが、ナツコはジグザグで引き倒してからセントーンを3連発。さらにヘアホイップでロープ際まで吹き飛ばして顔面を靴底でグリグリと踏みつける。ナツコはさらにヘアホイップでロープ際まで吹き飛ばし、葉月から受け継いだ顔面ウォッシュ。
 続けてナツコはチェーンを持ち出すが、激怒したレフリーが即座に没収。ナツコはコーナーを背に座り込む小波の顔面をさらに踏みつけ、対角コーナーへ振ろうとするが、小波が振り返して串刺しバックエルボーを放つ。ナツコはこれをかわして自爆させるとコーナーで逆水平チョップを連打。小波は雄叫びを上げながらナツコに詰め寄っていき、ナツコのエルボー連打で体制を崩されながらも一歩も引かず。ナツコがラリアットを狙うと小波は腕を巻き取って脇固め。ナツコがかわそうとすると腕十字に切り替えていくが、ナツコは時間はかかりつつも足を伸ばしてロープブレイク。
 小波はナツコの腕へローキックを乱れ打ち、その顔面へスラディングキック。ナツコが場外に逃れると小波はすぐに追っていってリングに引き戻してからスリーパーホールド。さらにナツコの手を撮ってスリーパー+ハーフネルソンスープレックス。さらに腕へのローキックから突撃していくが、ナツコはレフリーを引っ掴んで小波にぶつけ、さらにカミカゼから小波の身体にチェーンを乗せてからのフロッグスプラッシュ。しかしチェーンを使っての攻撃だったためフォールは認められず。これに激怒したナツコはレフリーを突き飛ばして失神させてから小波へチェーンラリアット。さらにチェーンで小波の首を縛り上げながら小波をロープ越しにエプロンに出して絞首刑にすると、レフリーが慌てて反則負けのゴングを要求。
 反則負けとなったナツコはレフリーを暴行して憂さ晴らしするが、小波もナツコの紙を掴んで額を突き合わせながら罵り合う。不透明決着となったこの試合で両者に因縁が生じた。

<試合後コメント>
小波
「スターダム、再出発。スタートが大江戸隊のリーダーになった刀羅ナツコ。なにあの戦い方。凶器ばっかり使って。なんか自分がプロレスで勝負できないっていうのを見せつけているような感じしかしなかったですね、正直。反則勝ち?そんなの全然納得行かないですよ。これからアイツが大江戸隊のリーダー?ユニットのリーダーとしてやっていくなら、もっと真の強さを魅せて欲しいです。またナツコとシングル、やってやりますよ。ありがとうございました」

刀羅ナツコ
「あ?何だよあのレフリー。オイ、小波の肩ばっか持ってんじゃねーの?気にいらねえ。こっちでもレフリー雇ってやるよ、んなこと言ったらよ。ムカつくわ」

第4試合


 第4試合は珍しく同ユニット内での対決となり、桃&AZMvs詩美&上谷のQQタッグマッチ。
 上谷はデビューからのコスチュームから改め、テイストをQQに合わせた新コスチュームで登場。

 QQ同士の対決も握手はせず、AZMと詩美でゴングがなると手4つから詩美がそのパワーでなぎ倒す。するとAZMはそのスピードで翻弄して詩美にフランケンシュタイナー。さらにロープに飛ぶが詩美は強烈なドロップキックでカウンターし、上谷と2人でAZMをロープに振ってショルダータックル。さらに詩美がキャメルクラッチで固めたところへ上谷が低空ドロップキックを放つ連携を見せる。
 上谷に代わると、上谷はAZMへボディスラム2連発。さらにコーナーに振って串刺しエルボーを狙うが、これはAZMが回避して上谷をキャメルクラッチで固め、桃が加勢に入って上谷の胸へローキックを連打。AZMはヘアホイップで放り捨ててから桃にタッチ。
 桃とAZMはコーナーで上谷の顔面を踏みつけていき、桃はボディスラムで叩きつけて「来いよ」と上谷にエルボーを打たせていくが、桃は連打で再びなぎ倒す。さらに追撃を狙うが、上谷は側転、バク転と身軽に追撃をかわしてドロップキック。詩美にタッチ。
 詩美は2人まとめて串刺し攻撃で爆発し、さらにロープに振ろうとするが桃はカウンターのミドルキック。AZMにタッチ。
 AZMが突っ込んでくると詩美は旋回式サイドバスターで切り返して上谷にタッチ。
 上谷はAZMをコーナーに振って突っ込んでいくが、AZMはこれをかわしてミドルキック。しかし詩美の助太刀からAZMを鎌固めからの逆片エビ固め、さらにコの字に曲げる逆エビ固めに捕らえてあわや大金星かと思われたが、これは桃がカット。
 上谷はAZMをボディスラムで叩きつけてからコーナーに上がっていくが、AZMが下から組み付いて雪崩式アームホイップ。さらにブレーンバスターからコーナーに上がりダイビングフットスタンプ。「まだだ!」と引き起こしてミスティカで捕らえるもこれは詩美がカット。ならばとAZMはロープに飛んでいくが、これは詩美がキャッチしてバックフリップ。上谷が低空ドロップキックで追撃すると必殺のランニングシューティングスタープレスを放つもAZMはこれを回避して自爆させるとあずみ寿司の体勢へ。これもかわした上谷はダブルオーバーヘッドキックを2連発叩き込むと、両者ダウン。
 先にタッチを受けた桃は上谷にBドライバーを狙うが、上谷が着地してドロップキック。詩美にタッチ。
 詩美は桃をコーナーに振って串刺しラリアットをはなつが、桃はこれをかわして逆に串刺しドロップキックさらに2発目を狙うが詩美はショルダータックルで迎え撃ち、雄叫びを上げる両者はそのままエルボー合戦へ。詩美が連打で打ち勝ってラリアットを放つも、これをガードした桃がテキーラ・サンライズの体勢へ。詩美はクラッチを切ってアルゼンチン・バックブリーカーで持ち上げ、桃が暴れるとコウモリ吊り固めに持ち替えて首を痛めつけてからシュバイン。さらに上谷が詩美の手を足場にしてその場飛びムーンサルト・プレスから、2人でダブルのブレーンバスター。これはAZMがカットするも、上谷がAZMを排除して場外へ。
 詩美は桃のハイキックをかわして組み付くとスリーパーホールドで絞め上げ逆落としを狙うが、AZMが飛び込んできてハイキック。
桃がBドライバー、AZMがダイビングフットスタンプと叩き込み、桃がバズソーキックを叩き込むが上谷がギリギリでカット。上谷は2人の追撃を側転、バク転と交わしていくがこれを読み切った桃&AZMのダブルドロップキックを食らって場外へ。桃は詩美を胴絞めチキンウイングフェイスロックで絞り上げると、詩美は痛みに絶叫しながらも自力でロープへ。桃は投げっぱなしのテキーラ・サンライズから蒼魔刀。これは上谷がギリギリでカット。
桃は詩美へピーチ・サンライズを狙っていくが、詩美がこれをこらえ、ハイキックをかわしてからのラリアット。両者大の字になり、ダブルダウン。
 ここにAZMが入ってきて桃を引き起こすと詩美へダブルのバズソーキック。続けて桃がコーナーに上がりメテオラを叩き込むが、これも上谷がカット。
 桃はピーチ・サンライズの体勢に入るが、ここで上谷がコーナー上からミサイルキックのアシスト。詩美もコーナーに上ってミサイルキックで追撃し、「終わり!」と宣言してぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド。これはAZMがフットスタンプで豪快にカットするが、上谷もランニングドロップキックでAZMを場外に吹き飛ばす。
 桃と詩美がヒザ立ちになりながらエルボーを打ち合い、桃がバズソーキック3連打からピーチ・サンライズ。これも2.9で上谷がカットすると桃はハイキックを叩き込むが、これが命中した瞬間にフルタイムドローのゴングが鳴った。

詩美「私と上谷の初タッグ、どうでしたか!今日は記念すべき初タッグスタートの日、桃さんAZMさん相手に勝つことは出来なかったけど、私と上谷で、必ず必ずQQにゴッデスのベルトを持ち帰ってきます!」
桃「ああ、前回ね、詩美と挑戦してゴッデス負けて、そのあと上谷がね、すぐ出てきたけど、そのときはちょっとあたしもリーダーらしく無く、申し訳ないけどすげーイヤでした。ほんと申し訳ないけどね。でも、初タッグなのに20分ドローっていうこの結果、スゴイと思います。是非その2人のタッグでQQにゴッデス・オブ・スターダム、持って帰ってきてください。頑張って!」
上谷「桃さん!任せてください!正直、こうやってコロナがあっていろんなことが思うように行かなかったってこともありますけど、もっともっと磨いて、シューティングスターももっともっと精度を上げて、絶対にQQにゴッデスのベルト持ってきます!」

 4人がそれぞれ固く握手を交わし、4人で手をつないで互いの腕を掲げ合った。

<試合後コメント>
渡辺桃&AZM
桃「久しぶりの試合でまさかQQと闘うとは思ってなかったし、初タッグなのになんであんなに強いんだろってくらいいいタッグだったと思います。ていうか、いいタッグだね、確実に。あの2人ならゴッデス・オブ・スターダム取れるんじゃないかってすごく実感しましたし、是非ね、QQにゴッデス・オブ・スターダムを持ってきてほしいと思います。……疲れた。20分も闘うなんて思わなかったよね(笑)」
AZM「上谷にもまだまだなところがたくさんあるけど、そこはね、詩美も後輩の身じゃなくて、後輩を育てる立場だから。先輩として詩美も頑張ってほしいなって思います」

――今日は観客が入っての久々の大会でしたが、試合を終えてみていかがですか
桃「いやあ、やっぱリングから見渡してね」
AZM「無観客とはまた違う」
桃「そう、お客さんがいるっていうのが心強かったですね、すごく」
AZM「声出せない分手拍子もたくさんしてくださって」
桃「お客さんって本当にありがたい存在だと思いました」
AZM「お客さんありきのプロレスラーだなって思いました」

――今後の目標は
AZM「ユニットがドンドン増えてきてね、ドンナ・デル・モンドとかね、色々出てきてるんで私達がアーティストを取り返してまた改めてトップに立つことですかね、目標は」
桃「今一本もないからね、ベルト。QQに。最近は取られてばっかりだからこれから巻き返していきたいと思います」

林下詩美&上谷沙弥
詩美「今日から私と上谷のタッグがスタートしたわけですけど、勝利でスタートすることは出来ませんでしたが、桃さんAZMさんという強敵を相手に20分ドロー。これはタッグのスタートとしては悪くないんじゃないかなと思ってます。これから先も私と上谷はドンドン組んでいって、タッグ力を高めていって、ゴッデスのベルトをQueens Questに持ち帰りたいと思います!」
上谷「初めて組んで、今日カードが決まったにもかかわらず連携もしっかり決まりましたし、20分ドローっていうけっか初めてのタッグとしてはいい結果だったと思います。でも私の個人の力はまだまだだし、詩美さんが隣りにいて、詩美さんのいいところを盗んでいって、もっともっとタッグ力を深めて必ずゴッデスのベルトを取りたいと思います」

――今日は久々の有観客試合ですが、試合を終えてみていかがですか
詩美「無観客試合をやってきましたけど、今日は少人数限定の試合でしたけど、お客さんがいるというのはすごく力になりましたし、入場して見える景色に、応援してくれるお客さんがいるっていうのは心強かったですね。これからどんどん再開していって、早く満員の会場で試合がしたいと思いました」
上谷「3ヶ月ぶりということで、コンディションは今日に向けて整えていたにも関わらず3ヶ月分試合をしてないので思うように動けない部分があって、もっともっともっと試合をたくさんしていきたいなと思いました」

――今後の目標は
詩美「まず、このタッグでベルトを取ることですね。まずはゴッデスのベルトをQueens Questに持ち帰る。その後は個人の目標としては赤白のベルトを狙って、早く私の腰にシングルのベルトを巻きたいなと思います」
上谷「詩美さんと世界最強のタッグになって、ゴッデスのベルトを取って、私は新人の象徴であるフューチャーのベルトを必ず取ります!」

――Queens Questを作った紫雷イオ選手が一足先に海の向こうでベルトを取ったことについては
詩美「私はイオさんがベルトを取ったというのを見まして、自分はタッグのベルトですけど挑戦者として刺激をもらいましたし、憧れのイオさんがベルトを取った姿がすごく嬉しかったですし、自分もあんなにベルトがかっこいい姿に憧れる気持ちもスゴイでましたし、次のゴッデスに向けて気持ちの面でもすごく上がってきました」
上谷「私はお愛したことがなくて、映像とかでしか見たこと無いんですけどすごいカッコいいと思いますし、自分もバク転ドロップキックとか、イオ選手の試合動画を見てやらせていただいたりしているので、直接お会いしてみたいなと思います」

第5試合


 メインイベントは、STARSとDDMの8人タッグマッチでの対抗戦。
 そして新メンバーとして元アクトレスガールズのひめかが登場。

 先発は飯田とひめかでゴングが鳴ると、ロックアップで組み合うも圧倒的な体格差を活かしてひめかがロープに押し込む。飯田は低空タックルでブル勝っていくが、ひめかはガッチリと正面から受け止めて再び押し込むが、飯田がリバースして押し込み返す。するとひめかは「来いよ」と手4つを要求して手を高く掲げあげると、飯田は背伸びしてもジャンプしても届かず、踏みつけてからヘッドロックへ。グラウンドでの攻防を経てクリーンブレイク。
 朱里とキッドの対面となるとキッドは側転げ朱里のきっくをかわして フランケンシュタイナー、さらに619を放つが朱里はこれを回避。しかしキッドはドロップキックでやり返ししてSTARS4人の連携攻撃に持ち込み、代わる代わる朱里へ攻撃したあと4人でのクアトラブル低空ドロップキック。キッドは「一発喰らえ!」とその場飛びムーンサルト・プレスも、今度はDDMの面々がなだれ込んできてカット。朱里はキッドに強烈なサッカーボールキックを叩き込み、舞華にタッチ。
 舞華はキッドの手首をひねり上げながらリング内を引き回し、ヒジへのエルボースタンプから脇固めへ。STARS勢のカットをDDMの面々が妨害し、舞華が自軍コーナーに持ち帰ってひめかにタッチ。
 ひめはかキッドをボディスラムで叩きつけ、「もう一発ぅ~♪」と2発目、「もう一発ぅ~♪」と3発目も超滞空式で放ちジュリアにタッチ。
 ジュリアは舞華、朱里とともにキッドの顔面を踏みつけ、スイングネックブリーカーからレフリーの気を逸してキッドのマスク剥ぎを狙う。これがレフリーにばれると舞華にタッチ。
 舞華はキッドをロープに振るフェイントから脇固めに入り、これをたむにカットされると舞華がキッドをロープにくくりつけてのアームロック。そのまま自軍コーナーで4人がかりで痛めつけてから朱里にタッチ。
 朱里はキッドに高速ブレーンバスターから連続で押さえ込んでスタミナを削り、ジュリアにタッチ。
 ジュリアはグロッキー状態のキッドに「大丈夫ぅ?」と問いかけ、キッドに好きなようにエルボーを打たせていき、これを受け止めた上で顔面にビッグブート。ここで激怒したたむがエプロンからジュリアにつかみかかるが、ジュリアはこれを撃退してDDM4人での攻撃へ。ひめか&舞華のダブルヒップトスに朱里&ジュリアがドロップキックを合わせ、タッチを受けた舞華が腕十字。これをブレイクされるとキッドをロープに振っていくが。キッドはブーメランアタックでたりかえして岩谷にタッチ。
 岩谷は舞華の腕を取り、ロープ状に飛び乗ってから回転してのアームホイップ。さらに舞華の追撃をひらりとかわして低空ドロップキックをみまい、ソバットからロープに飛ぶが、これをキャッチした舞華がロックボトム。ジュリアにタッチ。
 ジュリアが岩谷をビッグブートで吹き飛ばすと、たむに出てくるよう要求。
 ジュリアとたむが対峙すると額を突き合わせながら睨み合い、たむがジュリアの顔面に張り手。ジュリアも張り手でやり返していくが、たむはスウェーしてこれをかわしながらバックを取り、ジャーマンスープレックスを狙う。これを耐えられるとスピンキックを放つが、これを回避したジュリアがビッグブートを叩き込みたむの顔面に貫通ビッグブート。さらにジュリアがコーナーに上がると飯田がジュリアの足を掴んでアシストし、たむが雪崩式の首投げ。続けてたむがコーナー上に登り1399を叩き込むと、「起きろ!起きろっつってんだろ!」と引き起こしながらエルボー。両者雄叫びを上げながら正面からエルボーで打ち合っていき、これを制したたむがバズソーキックを怒涛の7連打。ここでSTARS勢がなだれ込んでDDM勢を足止め。追撃を狙うたむだったが、ジュリアはこれをキャッチしてファルコンアロー。ダブルダウンとなり両者タッチ。
  キッドと朱里の対面となると両者エルボーで打ち合っていくが、朱里がニーリフトでこれを制してコーナースルーするが、キッドはドロップキックで迎え撃ってスリングブレイドで追撃。さらにキッドがエルボーを放つが、これをキャッチして朱雀。STARS勢がなだれこんでくるとひめかがキャメルクラッチ、舞華は腹固めで捕らえ動きを止める。さらに朱里はハーフハッチスープレックスからジャーマンスープレックスを狙うが、キッドはなんとかこれをふりはらい、朱里のハイキックをかわしてライトニングスパイラル。飯田にタッチ。
 飯田は朱里にドロップキックから逆水平チョップを連打してコーナーまで追い込み、そのままマシンガンチョップ。朱里は脱出してロープに飛ぶが、飯田はダブルチョップでなぎ倒し、小野崎玲皇が使っていたスライディングバックエルボー。これを耐えきった朱里はPKを叩き込んでひめかにタッチ。
 ひめかは飯田に串刺しボディスプラッシュから急角度逆エビ固め。これをブレイクされると、ロープに捕まる飯田の後頭部へのランニングニー。そしてアルゼンチン・バックブリーカーを狙っていくが、飯田は「ふざけんじゃねえ!」と着地してバックを取る。ここに岩谷が飛び込んできてひめかにハイキック。さらにキッドが619、たむがジャーマン・スープレックスホールドで叩きつけ、飯田が足を抱え込んでフォールもカウントは2。さらになだれ込んできたDDM勢をSTARSの面々が蹴散らしてロープ際に並べると、STARSのドロップキック4発同時発射でDDMを場外に吹き飛ばす。続けて岩谷がコーナーに上って場外へのダイビングクロスボディもDDM勢にかわされて味方に誤爆。
 ひめかは飯田をリングに上げるといいだの身体がコの字に曲がるほどの急角度逆エビ固め。これをブレイクされるとアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、これを着地した飯田が足を払って飯田橋。これはジュリアがカットするも、たむがジュリアに突っ込んでいき、朱がたむを排除。朱里へは岩谷がハイキック、舞華が岩谷とキッドを払い腰でなぎ倒し、突っ込んでくる飯田をひめかが強烈なラリアットで一回転させる。飯田がなんとかカウント2で返すと、ひめかは「終わり!」とランニングパワーボムも、これは岩谷がカット。
 するとDDM勢が4人集まり、ひめかと舞華が飯田をリフトアップし、真上へ放り投げた瞬間にジュリアと朱里が下から足を振り上げて腹部へキックを叩き込む連携技。そして最後は ひめかのアルゼンチン・バックブリーカーで飯田がギブアップ。
ゴングが鳴ってもジュリアとたむは花道で乱闘を展開した。

ジュリア「オイおめーら会いたかったぞ!いやいやいや、会いたくて会いたくてたまらなかったぞ~い!……で、興行再開、1発目、ご来場・ご観戦いただいた諸君!本日はありがとうございました!お客さんのいる景色は最高だね!今日は舞華、朱里、ジュリア、世界に弾ける女達、ドンナ・デル・モンドに新しい仲間が増えたので紹介しましょう!ジャンボ・プリンセス、ひめかです!今日からDDMはこの4人でこのスターダムを引っ掻き回していくから、お前ら一瞬たりとも目を離すんじゃねーぞ。この3ヶ月間、自粛自粛で、いろんなことがあり、みんなつらかったし、苦しかったと思います。我々もそうです。でもスターダムはここで止まっているわけにはいきません、そういう色んなものを弾き飛ばして、前に前に進んでいかなくちゃならないんで、さっき引っ掻き回すって言ったけど、スターダム全員で盛り上げていくんで、諸君は楽しんで、いつもどおり、いや、いつも以上の応援の程よろしくお願いします!スターダムのことが好きで好きでたまらない諸君!アリベデルチ!」
DDM全員「またな~!」

<試合後コメント>
ドンナ・デル・モンド
ジュリア「今日はこんな状況の中、マスコミの皆さん、お集まりいただき誠にありがとうございます。よっし!再開1発目ということで、『いやぁ~!なまってんね~!』って思ったよぉ。自分ではやってたつもりだったけど!やっぱ試合するって大事だよね!というわけで、今日から仲間が1人増えたんで。ひめか!お前らまじでひめかやべーから。この4人でスターダム、めちゃくちゃにしてスターダムを盛り上げていくのはドンナ・デル・モンドだから。なんか言ってやってよ。」
ひめか「はじめまして。ドンナ・デル・モンドのひめかです。まあ、色々思う人もいると思うけど、まあ、私も変化を求めて次のステップに進んでるから、その姿を見てほしいと思うし、もちろんキラキラしてるスターダムのリングで大暴れするので、目を離すなよ!」
ジュリア「目を離すなよ!分かったか!」

――ひめか選手の名前表記は
ひめか「ひらがなで“ひめか”です。間違えないように」
ジュリア「……あっ、なんか、なんだっけあのチンピラみたいな。なんだっけ。あ!中野たむだよ、中野たむ!中野たむとこれからなんかあるかもしれないし、ないかも……いや、あるかもしれないな。あのチンピラ女はあたしが躾けてやるから。というわけで、アリベデルチ!またな!」

STARS
キッド「いやあ、久々の試合で……これは……」
たむ「マジでジュリアむかつくんですけど!アイツ!」
キッド「大丈夫?」
飯田「生きてます、私。めっちゃ生きてます」
キッド「すごかったね。Xがひめか?沙耶と並んだときの体格差すごいし、パワーが……すごい……」
たむ「大丈夫?」
飯田「デカいし、威力もすごすぎて、しかも久しぶりの試合でこのダメージ。レスラーってすごいですね」
たむ「お前もだよ!(笑)でもさ、こうやって長い充電時間を経てさ、うちらこうやってリングに戻ってこれたじゃん。それについてはメッチャ嬉しくて、楽しかったですよ!お客さんもさ、待っててくれたみんなにもさ、これから待っててくれた分、私達この休みの期間で失ったこともたくさんあったけど、叶えたいこととか成し遂げたいことも出来たと思ってて、それを1個1個お客さんと一緒にこのスターダムのリングで叶えていけたらなと思います。だからスターダムのこと、信じていてください!いってぇマジで!ムカつく!……どう?」
キッド「久々の試合、メッチャ痛いし、つらいことはたくさんあったけど、お客さんの前で試合ができるっていうのがどれだけ幸せなことかって感じましたね。久々にSTARSで組んで試合して、入場からメッチャ楽しかったし、試合は勝てなかったけど、まだまだこれから、ここから再スタートしていきたいと思います」
岩谷「自分もあんまりメンバーを頼りすぎちゃってあんま自分が出られなかったと言うか。でもみんな強くなったなって思いましたね。向こうも当たり前に強いメンバーがいると思うんですけど、STARSも1人1人がすごいなって。飯田さんもすごいパワーが上がってたし、この自粛期間は本当に無駄じゃなかったなって思います。たむちゃんもね……どしたの?」
たむ「なんかちっちゃいたむが出来たんですけど。どうなってる?」
岩谷「紫になってる!色が付いてる!」
キッド「これはやり返さないとね」
たむ「マジでジュリアだけは絶対に許さない!ジュリアは絶対に許さない!絶対に許さない!」
岩谷「これからもSTARSから目を離さないでもらいたいですね、今日負けた分必ず次勝つんで」

<大会総括>
ロッシー小川
「3ヶ月もやってないとは思えないほどレベルが高かったかな。セミとメインを見ていて、新しい時代になってきてるんだなと。新しい選手が出てきて、今まで若手だと思っていた選手が成長してきて。いろんなマイナス点もあったけど、これはプラスに変えられるなと。みんなが成長してきてる。だから万全で行けるんじゃないですか。これからもっともっと人を増やしていかないといけないし。あとね、ひめかとかね、身長も高いし、今までスターダムで一番背の高い選手になるんじゃないかな。多分10kg以上の減量をして体を作り直してきているので、そういう意識の人が増えていかないと、スターダムに出るっていうのはそういうことなんで。ただどっかから来て、移って試合をするっていうのは許されないんでね。次回は7月ですね、まだハッキリしてないですけど、11、12日あたりを検討してますね。新木場で。少しずつ試合を増やして、8月以降はある程度軌道に乗れればって感じですよね。次はもうちょっとお客さんの人数も増えるんじゃないかな。今は週毎に変わってきているでしょう?ガイダンスが。もうちょっと入れられるか、売り出したときにはそんな感じだったから。100人だったから。今度はもっと多くの人数になるんじゃないかな」

――木村花さんの追悼興行的なものは改めて考える?
「まだ決まってないです」

――自粛期間を終えて大会が再開しました
「なんか今日見たら、みんな育ってるなって感じはしたよね。主力選手が2人抜けたけども、その穴を埋められる選手が出てきたんじゃないかなと。例えばジュリアと中野たむなんかは1つのライバルカードになるんじゃないかな。これから回を重ねていけば、もっともっと面白くなると思うし、そうやって選手の意識がどんどん変わってきているので、今まではこうだったけど、これからは違うみたいな。変わっていく、スターダムの歴史自体が変わっていくのかな。まだまだいろんな選手が出てきたほうがおもしろくなると思いますね」

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