木村花さんの命日に追悼興行の開催が決定!主催の母・木村響子さんは「花に想いを伝える場をやっと作れました」
15日、昨年5月に亡くなった木村花さんの追悼興行が2021年5月23日に後楽園ホールで開催されることを母・響子さんがSNSで発表した。
木村花さんは、JWP女子プロレスに所属していた女子プロレスラーの木村響子さんを母に持ち、総合格闘技団体『パンクラス』のラウンドガールやモデルとして活躍。その後、武藤敬司が校長を務めていたプロレス専門学校『プロレス総合学院』に入学し、2016年の3月に卒業試合でプロレスラーデビュー。学院卒業生を中心とした団体『プロレスリングA.C.E.』に所属し活躍した後は、親団体となる『WRESTLE-1』へ移籍。2019年の3月にWRESTLE-1退団を発表すると、その数日後にスターダム入団を電撃発表した。
スターダムではユニット“TOKYO CYBER SQUAD”を結成し、6人タッグ王座であるアーティスト・オブ・スターダム王座をチームメイトと戴冠するなど活躍。芸能事務所にも所属しTV番組の『テラスハウス』などにも出演。プロレス業界外でも活躍の幅を広げていたが、その出演内容や言動に花選手のSNSには心無い誹謗中傷のコメントが日夜続いていた。
そしてコロナ禍となった昨年5月23日に、プロレスラーとして所属していたプロレス団体『スターダム』が花さんが急逝したことを発表。響子さんはその後誹謗中傷を繰り返していたアカウントの情報開示請求など、ネットでの誹謗中傷問題と正面から向き合い戦い続けていた。
その響子さんが15日SNSを更新し、5月23日の11時半より後楽園ホールにて『木村花メモリアルマッチ『またね。』』の開催を発表。「花に想いを伝える場をやっと作れました」との言葉とともに主催は響子さんとなり、スターダムを運営するブシロードファイトとも和解し協力しながら興行を行うという。
あわせて興行に関して響子さんは
「スターダム、ブシロードファイトと話し合いを重ねまして
花が会社のために頑張ってきたことを認めていただき、心無い誹謗中傷から花を守りきれなかったことを教訓に、今後、今所属している選手たちを大事に守っていっていただけると約束してもらえました
今後は
花の為にも、選手、ファンの方たちのためにも
和愛して協力できる道を選びます
やはり、花もわたしもお世話になった団体であり、お世話になった選手、スタッフの皆さんが今も頑張っている団体ですので
応援したい気持ちはもちろんあります
誤解をされたくないので申しますと、お金のやりとりはございません
花の写真や映像、私主催の追悼興行への選手の派遣などを協力していただけます、私にとっては お金よりもありがたく 温かい支援です」
とコメントした。