謎のセクシー・ダイナマイト・プリンセスの正体判明も真相は闇の中「今日どうやってここに来たかも覚えてないわ?」
29日、東京都・品川インターシティホールにてスターダム『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 11』が開催。謎のセクシー・ダイナマイト・プリンセスの正体が判明したかと思いきや、真相は謎に包まれた。
3月の横浜武道館大会で行われた『謎のシングルマッチ』に出場し、スーパー・ストロング・スターダム・ビッグ・マシンを相手にプロレスデビューを行ったセクシー・ダイナマイト・プリンセス(以下セクシー)。
Hカップグラドルの白川未奈が率いる『Club Venus(クラブ・ヴィーナス)』の新メンバーとして、セクシーな動きとセクシー(=ペディグリー)を必殺技にセクシーを体現するセクシー。
この日のセクシーは月山和香、テクラとの3WAYマッチに出場。
テクラと対面したセクシーは初めましてのセクシーグリーティングを行うが、冷静なテクラは「お前の正体は……」と藤波辰爾ばりの正体看破を行おうとする。月山が「言っちゃダメーッ!」と慌ててカットし、2人でテクラを集中攻撃。
月山がテクラの顔面をセクシーの胸に押し当てると場内から黄色い歓声が上がり、セクシーはこれに応えてシャツの内側にテクラの顔面を入れてさらにセクシーティッツ攻撃。
セクシーがあらゆる姿勢から股間を顔面に押し付けて腰を振るセクシーカウガール攻撃でお手本を見せ、月山があとに続いて月山なりのセクシーを表現していくセクシーティーチングが繰り広げられる。さらにセクシーがテクラの手を取って自らの胸を揉みしだかせた上でセクシーリップロック。
テクラはガクリと膝をつくが、不敵な笑みを浮かべながらリップロックでまさかの反撃。テクラのテクが素晴らしかったかセクシーがガクリと崩れ落ち、テクラがセクシーのマスクを剥いでしまう。
誰も予想だにしなかったその正体はマライア・メイ。レフェリーがリップロック合戦のセクシーな余波で倒れていたため試合は続行され、テクラが月山を毒グモ・デス・ドロップで沈めて3カウントを奪った。
セクシーの正体はどう見てもマライアであったが、素顔となったマライアは何が起こったのか分からず困惑した様子。
バックステージに戻ったマライアは「今日どうやってここに来たかも覚えてないわ?最後の記憶は、渋谷……。何杯かハイボールを煽って、ちょっと一眠り。……で、このザマよ!何このマスク!和香、あなたがセクシー・ダイナマイト・プリンセスなんじゃないの?」と月山にマスクを被せるなど錯乱。
これを受けた月山は「ハイボールが作り出した何者か……かしら。渋谷に行って、謎を解きましょ!」と探偵モードに。このセクシーな謎を解明するため調査隊は渋谷の奥地へと向かった。
この日のセクシーの中身はマライアであったが、今までのセクシーの中身は別人であった可能性やマスク自体が人格を上書きしている可能性、眠ってしまったマライアにマスクを被せた謎の人物が存在する可能性が持ち上がり、真相は闇に紛れた。この謎を解き明かすためには気候変動問題と同じくセクシーに考えていく必要があるかもしれない。