“ビッグダディ三女”林下詩美が紫雷イオ創設のユニット新リーダー就任!
15日、東京都・後楽園ホールにて『スターダム後楽園ホール大会』が開催され、“ビッグダディ三女”林下詩美がQueens Questの新リーダーに就任した。
Queens Quest(くいーんず・くえすと。通称:QQ)は、現在WWE(NXT)で活躍する紫雷イオが2016年にスターダムで結成したユニットであり、イオの渡米後は古参の渡辺桃が2代目リーダーとして牽引してきた。
しかし、桃は大江戸隊との抗争のさなかで「ショッパイ!」とイジられ続けたことで荒々しいファイトが目立つようになり、内なる凶暴性を開花させてメンタルが大江戸隊寄りに。2021年12月にはQQを裏切って大江戸隊へと電撃加入を果たした。
QQは新リーダー不在のまま約5ヶ月の時を過ごしてきたが、今年に入ってレディ・C、天咲光由と若手の新メンバーも加入し、高校受験を終えた妃南も復帰して大所帯となったことから3代目リーダーを選定することに。AZMvs林下詩美vs上谷沙弥vs妃南vsレディ・Cの勝者が新生QQを牽引することになった。
試合は、互いの手の内を知り尽くしたチームメイト同士が互いに有効打を打たせない目まぐるしい読み合いが展開されていくが、千日手になると踏むと“AphroditE”のタッグとしても活躍する詩美&上谷が手を組み、レディ・Cから3カウントを奪って戦局を動かす。
しかし、上谷の攻撃が詩美に誤爆したことから共闘関係は解消。上谷と詩美がバチバチとやり合うも、エプロンからのスワンダイブ攻撃を狙った上谷を妃南がロープ越しの大外刈りで叩きつけOTRさせる先輩の意地を見せる。妃南は詩美とAZMがやり合う中で得意の外道クラッチで漁夫の利を狙うものの、AZMが逆に丸め込んでカウント3を奪う。
最後は詩美とAZMという大本命の2人の争いとなると、AZMは変幻自在のハイスピードファイトで詩美を翻弄。AZMはOTRを狙ってロープ際の攻防を展開するが、詩美がトップロープ越しの投げっぱなしパワーボムでAZMをOTRさせる圧倒的パワーを見せつけて乱戦を制した。
晴れてQQの3代目リーダーに就任した詩美は「最高のクイーンズクエストのリーダーとしてたくさん支えていきたいと思いますので皆さんよろしくお願いします!これからは、AZMさん、変わりなく司令塔お願いします。そして、上谷も、妃南さんも、レディも、そして光由も、みんなでQueens Quest盛り上げて、またスターダムのトップに行きます。楽しみにしててください」と所信表明演説を行った。