グレート小鹿が“大日本プロレスvs全日本プロレス”の全面対抗戦と王座の全奪取を宣言!「プロレス界の第2位の地位を狙っていく!」

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 7日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2019 EXCITE SERIES[開幕戦]』が行われ、グレート小鹿が“大日本プロレスvs全日本プロレス”の全面対抗戦を宣言した。

 昨年の世界最強タッグ決定リーグ戦に参戦した関本大介が石川修司からフォールを奪ったことで“挑戦の資格アリ”と踏み、先月2日の後楽園ホール大会で諏訪魔&石川修司が持つ世界タッグへの挑戦を表明。先月13日の大日本プロレス後楽園ホール大会で関本大介&岡林裕二組が世界タッグを奪取したことがそもそもの発端。
 大日本プロレスはさらに野村直矢&青柳優馬の持つアジアタッグ王座に照準を絞り、気鋭の河上隆一&菊田一美を刺客として送り込んだ。

 この日のセミファイナルで行われたアジアタッグ王座戦では、大日本プロレスの会長であり自身も同王座を4度戴冠したことがあるグレート小鹿がセコンドに付く中でゴング。
 序盤こそ互角に渡り合うものの、場外戦に発展すると“極道殺法”を伝授された河上&菊田組がこれを優位に進め、野村が捕まってしまう展開に。河上の重いチョップと菊田の鋭い蹴りに苦戦した野村だが、隙を突いてノーザンライトスープレックスやスピアーを見舞い青柳に繋ぐ。
 青柳は突っ込んでいくが、河上がグレート小鹿から受け取った塩を青柳の顔面にぶっかけて目潰し。そのまま河上&菊田が合体攻撃も交えて青柳に集中砲火を浴びせるが、最後はこの間に復活した野村が菊田をマキシマムで叩きつけて3カウント。王者組が挑戦者組の攻撃をすべて受けきっての4度目の防衛を果たすという貫禄を見せつける形となった。

 試合後、青柳はアジアタッグは若い選手たちで争っていきたい旨を語り「もうあんな塩だけ渡すようなおじいさんは要りません!次に挑戦してくる時はグレート小鹿さんを絶対に呼ばないでくださいね!」とうんざり顔。野村も「出入り禁止で」とこれに同調した。

 一方、グレート小鹿はバックステージで「全日本プロレスと全面戦争!宣言する!今、全日本プロレスにあるベルトを全部貰いに行きます!これからは全日本プロレスを巻き込んで堂々とプロレス界の第2位の地位を狙っていく!全日本プロレスよりうちのほうが上手!僕は57年間見てきたこのプロレス界の中で自信ある!」と“大日本プロレスvs全日本プロレス”の全面対抗戦を宣言。
 河上も「今日は試合に負けたけど、勝負には勝った!全日本プロレスのファンは刺激を受けたんじゃねぇか?俺のチョップでぶっ倒れる野村、見たくなかったんじゃねぇか?また刺激与えに行ってやるよ!求む!定期参戦!求む!アジアタッグ!」とアジアタッグを諦めぬ姿勢を見せ、菊田も「結果はあっちが勝ちか。関係ないよ。内容は俺がもらったでしょ。大日本でしょ」とこれに続いた。

 今月24日の全日本プロレス横浜文化体育館大会では、関本&岡林の持つ世界タッグに“Sweeper”の崔領二&ジェイク・リーが挑戦することが決まっているが、他の王座をかけて“大日本vs全日本”の対抗戦が行われる可能性もある。
 精鋭が揃う大日本プロレスからの次なる刺客が誰になるのか、どの王座の奪取に向けて動くのか、両団体の今後の動きに目が離せない。

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