チェリーがDDTを退団し占い師レスラーの道へ!「立派になってお客さんをたくさん連れてまた戻ってきたい」

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 29日、東京都・後楽園ホールにてDDTプロレス『MAX BUMP 2018』が開催され、チェリーがDDT所属ラストマッチを行った。

 チェリーはキャットファイトからプロレスに転向、その後はDDTからユニオンプロレスへと移籍し活躍。ユニオンプロレス解散後はDDT所属に戻り、男子・女子の団体を問わず数々のリングに上っていたが、4月30日をもってDDTを退団しフリー転向し占い師レスラーとして活動することを表明していた。

 試合は、チェリー&フランソワーズ☆タカギ&大石真子vs男色ディーノ&KUDO&高梨将弘というDDTを初期から支えてきたメンバーでの試合に。
 序盤からチェリーが押していくが、ディーノらは餞別のごとく全力で技を叩き込んでいく。これでチェリーは劣勢となるも、ブリザードスープレックス、チェリートーンボムと畳み掛け、男色ドライバーの吸引力に耐えきり自らもタイツを下げてディーノの頭部を吸い込もうとするが、これを阻止されるとタカギ&真子にディーノらを押さえさせて熟女でドーンを狙う。
 しかし、チェリーは熟女でドーンをタカギらに何度も誤爆してしまうと二人は造反。真子のミラクルエクスタシーから高梨&KUDOのトラースキック、最後は男色ドライバーの前に沈んだ。

 試合後、倒れるチェリーにディーノは中指を立てながらも「これからチェリーさんがフリーになってもDDTの一員であることに変わりはないし、DDTのメンバーであることも変わらない。なにか不祥事があったときにもチェリーメンバーとして……」と時事ネタを交えつつ優しく声をかける。
 ディーノにマイクを渡されたチェリーは「私がDDT、ユニオンで過ごした14年間はとてもきらめいていて、色んな経験をさせていただきました。こんな素晴らしい仲間たちとプロレスが出来て本当に私は幸せ者でした。これからもDDT、BASARA、ガンバレ☆プロレス、DNA、東京女子プロレス、そしてチェリーをどうぞよろしくお願いします!」とコメントし観客に向け深く頭を下げた。

 バックステージに戻ったチェリーは「占いもプロレスも頑張ります。本当はずっとDDTにいたいのに、抜けてまでやりたい占いや自分の責任でやりたいって思うことができたんで。立派になってお客さんをたくさん連れてまた戻ってきたいです」とコメント。
 DDTを離れる考えは占いから得たものか聞かれると「そうです。占いだと今年はなんでも自由に好きなようにやってくださいという年で。でもなんでも自由にやったら会社に迷惑がかかってしまうんで、自分の責任でやっていこうと。ご恩のあるDDTにこれ以上迷惑はかけられないんで」とコメントし、新たな門出に向け笑顔を見せた。

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