【試合詳細】5・12 スターダム品川インターシティホール大会 中野たむvs中野たむ 【NBタッグ】スターライト・キッド&KARMAvsレディ・C&HANAKO 【フューチャー】壮麗亜美vs吏南

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『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 8』
日程:2023年5月12日(金)
開始:18:30
会場:東京都・品川インターシティホール
観衆:407人(満員)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[Club Venus]○月山和香
6分12秒 極楽ドン→エビ固め
●さくらあや

▼タッグマッチ 15分1本勝負
△羽南/妃南
15分0秒 時間切れ引き分け
[稲葉姉妹]△稲葉ともか(JTO)/稲葉あずさ(JTO)

▼タッグマッチ 15分1本勝負
●桜井まい/ちゃんよた(P.P.P.TOKYO)
9分0秒 テキーラ・ショット→片エビ固め
○鈴季すず(フリー)/星来芽依

▼超新星五番勝負〜第四戦〜 シングルマッチ
[Queens Quest]●天咲光由
11分4秒 人でなしドライバー→エビ固め
[大江戸隊]○渡辺桃

▼パッション注入マッチ シングルマッチ 15分1本勝負
[7Upp]○高橋奈七永(フリー)
12分5秒 ラリアット→片エビ固め
[大江戸隊]●琉悪夏

▼NEW BLOODタッグ選手権試合 20分1本勝負
【王者組/Bloody Fate】○スターライト・キッド/KARMA
16分29秒 モモ☆ラッチ
【挑戦者組】レディ・C/●HANAKO
※王者組が初防衛に成功。

▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合
【王者/God‘s Eye】●壮麗亜美
12分29秒 ハイドレンジア
【挑戦者/大江戸隊】○吏南
※壮麗が4度目の防衛に失敗。吏南が第10代王者となる。

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[COSMIC ANGELS]○中野たむ
14分32秒 タイガー・スープレックス・ホールド
[COSMIC ANGELS?]●中野たむ

中野たむvs中野たむの同キャラ対決はたむが勝利し姉妹タッグ結成へ!吏南が悲願のフューチャー戴冠!NBタッグ初防衛のキッド&KARMAに稲葉姉妹が挑戦表明!

第1試合


 さくらがタックルも、月山が受け止めてグラウンドの攻防に。月山がヘッドロックで絞り上げ、ロープに飛んだ月山がエルボーも、避けたさくらがドロップキック。
 さくらが投げようとするが、耐えた月山にエルボーからボディスラムを狙うも、月山が逆にボディスラム。
 月山は再度ボディスラムからフォールも2。

 エルボーの打ち合いからさくらがエルボー連打。月山もエルボー連打で返し、ロープに飛ぶがさくらがミドルキックで迎撃。さらにロープに飛んで四方からドロップキック連発。受けきった月山にハイキックを叩き込みフォールも2。

 さくらはボディスラムからフォールも2。

 さくらはハイキックも、避けた月山にトラースキックからブラジリアンキック。フォールも2。

 さくらのエルボーを避けた月山がスリーパーで絞り上げ、そのまま胴締めスリーパーへ。さくらはロープに足を伸ばしブレイク。

 月山は引き起こすが、エルボーの打ち合いになりさくらがエルボーから首固めも2。
 さくらはスクールボーイも2。

 さくらはハイキックから横入り式エビ固めも2。

 さくらはロープに飛ぶが、月山は追走式の飛びつきコンプリートショット。フォールも2。

 月山は引き起こすと、エルボーから極楽ドン。フォールし3カウント。

<試合後コメント>

さくらあや
「月山さんとのシングル、メッチャ悔しいです。いつも練習で、練習生よりも、新人よりも身体張って教えてくれてる月山さん、正直練習生のときは『練習生よりがんばらないでほしい!』って思ってたんですけど、デビューして、こうやって対角に立たせてもらえるようになったので、自分も月山さんみたいに練習生たちにお手本になれるように、練習をこれからも頑張りたいし、月山さんと次シングルさせて貰える機会があったら絶対勝ちたいです。ありがとうございました」

月山和香&白川未奈&マライア・メイ
月山「今日は、ちょっと頭に蹴りを食らいすぎて……いや、あんな奴の蹴りなんてなんてことないです!私は自分の新人の……今も新人なんですけど、デビューしたての頃を思い出して、先輩に噛みつくとか、そういうのが出来なかった頃の自分がすごく心の中に残ってて。だから、さくらあやは先輩に面と向かっていえて立派だと思います。SNSで匿名でアンチしてる人たちは、さくらのポートレートでも買って拝めばいいと思います!アイツは立派だから!私は、今日試合して、あんなに堂々と闘うさくらあやを、ほんのちょっとだけ好きになりました。機会があったら組みたいと思ってます!ありがとうございました!」

(※白川&マライアが拍手をしながら合流)

白川「組みたいんだ、あやちゃんと」
月山「Club Venus、どうですか?」
白川「どうなんだろね」
月山「ハウ・アバウト・ア・ヴィーナス、サクラアヤ・ジョイン?」
マライア「ノットセクシー!」
白川「ノットセクシー(笑)別にセクシーが基準じゃないんだけど、月山の……そうだね、噛みつけ!色んなところに!Club Venusでベルト総取りするんだぞ!」
月山「はい!」
白川「なにがほしいんだ!」
月山「フューチャーベルトを獲るぅうううう!!!」
白川「そうだ!絶対夢を諦めるな!」
マライア「行くぞーッ!」
全員「うおおおおお!!!」

第2試合


 先発は羽南とあずさ。ロックアップからリストの取り合い。あずさが足を刈って倒すが、羽南がすぐに切り返すと、ハイキックを避けてグラウンドに引き込む。これをヘッドシザースで抜けたあずさが距離を取る。両者タッチ。

 ともかのバイシクルキックを避けた妃南が腰投げを狙うが、耐えたともかとリストの取り合い。ともかがヘッドロックで捕らえるが、妃南が取り返すとロープに飛ぶ。これを巻き投げた妃南がフォールも、すぐに抜けたともかがバイシクルキック。避けた妃南にエルボー連打からロープに飛ぶが、妃南がドロップキックで迎撃し羽南にタッチ。

 羽南と妃南はロープに振ってダブルのバックエルボーから羽南が後頭部にランニングミドル。さらに妃南とともにダブルのドロップキックから羽南がフットスタンプ。フォールも2。
 羽南はノーザンライトを狙うが、切り返したともかがロープに振ってボディへの正拳突き。さらに背中にストンピングからあずさにタッチ。

 あずさはエルボー連打からコーナーに振り、ともかとダブルの串刺しバイシクルキック。さらにボディにダブルの正拳突きから、サンドイッチ・バイシクルキック。フォールも2。
 あずさはロープに飛ぶが、羽南はドロップキックで迎撃。
 羽南はストンピングからボディスラムで叩きつけフォールも2。
 羽南は妃南にタッチ。

 妃南はボディスラムからフォールも2。
 妃南はキャメルクラッチで捕らえ、羽南があずさの顔面に低空ドロップキック。妃南は羽南にタッチ。

 あずさはエルボーを打ち込んでいくが、受けきった羽南がエルボー一発で吹っ飛ばす。
 羽南はロープに振ろうとするが、あずさはボディに膝蹴りからミドルキックで蹴倒しともかにタッチ。

 ともかはロープに飛ぶが、エプロンから妃南が背中を叩きカット。ボディスラムを狙うがともかが突き飛ばしてバイシクルキック。さらに羽南に串刺し式のボディへの膝蹴りからロープに飛ぶが、羽南は一本背負いで叩きつけて妃南にタッチ。

 妃南はドロップキックから投げようとするが、ともかが切り返して担ぐと、投げずに顔面に膝を叩き込む。ともかはあずさにタッチ。

 あずさはエルボーから串刺しバイシクルキック。さらに首投げからPK。フォールも2。
 あずさはボディブローから顔面に膝。ガードした妃南が腰投げからボディスラム。さらに逆エビ固めを狙うが、あずさは足を掴んでコケさせると膝十字。これは羽南がカット。
 あずさは首投げから背中にサッカーボールキック。さらにPKを叩き込みフォールも2。
 あずさはアネゴェも、避けた妃南がネックブリーカードロップ。さらに大外刈りからフォールも2。
 あずさがボディブローからブラジリアンキック。さらに走り込むが、妃南がロックボトムで迎撃。両者タッチ。

 エルボーの打ち合いからともかがエルボー連打。コーナーに振るが、羽南はブーメランクロスボディからフォールも2。
 羽南がノーザンライトスープレックスから妃南とともにダブルの大外刈り。
 さらに羽南がカナディアンフェイスバスターからフォールも2。
 
 羽南が担ごうとするが、耐えたともかとエルボーの打ち合い。ともかがボディブローから首投げで倒し、サッカーボールキックからフォールも2。
 ともかは脇固めも妃南がカット。
 ともかはともか蹴りを狙うが、妃南が一本背負いで迎撃し、羽南がフェイマサーからブロックバスターホールドもあずさがカット。
 あずさがアネゴェからともかが稲葉落とし。フォールも妃南がカット。
 ここで時間切れに。

<試合後コメント>

稲葉ともか&稲葉あずさ
あずさ「今日、初めての他団体参戦、そしてずっと憧れてたスターダムさんのリングに上がれてとても嬉しく思います」
ともか「けど?」
あずさ「結果、『姉妹で上に行く』って言ったのに、引き分けでした。メチャクチャ悔しいです!次、また姉妹対決リベンジできたら、次は絶対に稲葉姉妹が勝ちます!」
ともか「稲葉姉妹でのタッグ、今日からスタートしました。結果はドロー。ああ、メチャクチャ悔しい!なによりドローが本当にマジで悔しい!勝てなかったのはすごく悔しい。特に羽南!羽南とはずっとずっと決着がついてないので、ほんとにそろそろ決着を付けなきゃいけないと思いました。そして、妹のあずさは今日他団体初参戦。まだまだなところはたくさんあるけど、今日あずさの勝ちたいって全力の気持ち、意地が伝わって来ました。こっからだね!」
あずさ「はい!」
ともか「このあとタッグのベルト、あるらしいから見に行こうぜ」

羽南&妃南
(※羽南は最後のみちのくドライバーIIを受けてグロッキー状態で妃南の肩を借りて登場し、そのまま崩れ落ちる)
羽南「ああ、メッチャ悔しいけど、姉妹対決に決着が付かなかったことも悔しいし、稲葉ともか、もう、違うところでちゃんぴおんになってて、すごい成長してて、今日はすごい押されたなっていうのがあって。自分もプロレス1本になったわけだし、もっと集中して、もっと強くなっていきたいってすごく思いました」
妃南「自分たちはデビューして結構経つ方なんですけど、相手にはデビューして2ヶ月しか無いあずさがいるにも関わらず自分たちがドローしてしまったということは、まだ私に足りないものがあったんじゃないかなって改めて思いました。姉妹対決は今後も盛り上がると思うし、皆さんも気になると思うんで、自分たちの成長を止まらず見ていただけたらと思います。次は絶対勝ちます。ありがとうございました」

第3試合


 桜井が「ジュリアが好きで好きでたまらない鈴季すず。出てきなさい」と要求するが、星来が走り込みドロップキックで試合開始。

 星来がロープに振るが桜井がビッグブーツ。避けた星来がうつ伏せになるが、その背中を踏みつけた桜井が「この庶民が!」と叫ぶ。
 エルボーの打ち合いから桜井がロープに飛ぶが、すずも出てくると桜井は二人を飛び越えて行くも、すずがコケさせると星来が丸め込み、すずがフェイスバスターから星来が顔面に低空ドロップキック。
 星来はロープに振ろうとするが、耐えた桜井の足を踏みつけてからロープに再度振ろうとする。だが切り返した桜井がビンタから、カニバサミで倒しエルボードロップ。星来は避けてすずにタッチ。桜井もちゃんよたにタッチ

 すずはエルボーも、避けたちゃんよたが走り込むがすずはブリッジで避け、ロープに飛ぶとドロップキックで倒す。だがすぐに立ち上がったちゃんよたがショルダータックルで倒す。
 立ち上がるとエルボーの打ち合いからすずがエルボー連打。ちゃんよたもエルボー連打をしてる最中にすずがエルボーからコーナに振り、星来が串刺しジャンピングラリアットから足を刈って倒し、すずが串刺しニー。フォールも2。
 すずは顔面に膝蹴り連発からロープに飛ぶが、エプロンから桜井が蹴りつけてカットし、ちゃんよたがボディスラム。
 さらに桜井を肩車すると、「下々の庶民見ておきなさい」と叫んだ桜井を投げ捨ててボディプレスをさせる。さらに桜井を背負って二人分の体重でボディプレス。フォールも2。
 ちゃんよたは担ごうとするが、耐えたすずにエルボー。避けたすずがスピアーから星来にタッチ。

 星来はドロップキックからエプロンに飛び降り顔面にドロップキック。さらにロープに飛んでドロップキックから引き起こすと、ちゃんよたのエルボーを避けて足を刈って倒すと、後頭部へのフットスタンプ。フォールも2。
 星来はロープに飛ぶが、ちゃんよたがチョークから担ぎ上げて正面に投げ捨てる。ちゃんよたは桜井にタッチ。

 桜井は串刺しビッグブーツからフェイスバスター。ロープに飛んで低空ドロップキックから再度ロープに飛ぶが、星来はドロップキックで迎撃し、ロープに飛び乗るとローリングネックブリーカードロップ。星来はすずにタッチ。

 すずは後頭部にランニングニー2連発。フォールも2。
 すずは足極め腕固め。これはちゃんよたがカット。
 すずはロープに飛ぶが、ちゃんよたがエプロンから羽交い締めにして桜井がビッグブーツ。さらにちゃんよたがラリアットから桜井とともにダブルのブレーンバスター。フォールも星来がカット。

 ちゃんよたがアルゼンチンで担ぎ、桜井がコーナーに上るが星来が突き飛ばして落下させ、コーナーに登るとちゃんよたにダイビングクロスボディ。さらにすずが担ぐと、星来が合体コードブレイカーからフォールも桜井がカット。
 すずと星来はちゃんよたをロープに振るが、ちゃんよたはダブルラリアットで迎撃。
 ちゃんよたはすずをアルゼンチンで担ぎ、そこへ桜井がミサイルキック。さらにサンドイッチラリアットを狙うが、すずが避けるとちゃんよたが桜井をなぎ倒してしまう。
 すずはナックルからトラースキックを桜井に叩き込み、ランニングバズソーキックからフォールも2。

 すずはテキーラショットで叩きつけ3カウントを奪った。

桜井「お待ちなさい!あなたたち、田舎者が、この、品川で、試合ができたこと、誇りに思いなさい!帰ってよろしくてよ。あんたたち帰る途中じゃない!(すずたちは花道を帰る)そして、今日、品川大会におこしの、庶民の皆様、ごきげんよう!品川は、私が、中学、高校時代に育った街でございますわ!今夜は、ちゃん様と、グランドプリンスホテル、高輪で、優雅におディナーを頂きながら、やけ酒ですわ!あなたたち庶民は、品川駅、港南口、エスカレーターを降りてすぐ、目の前にある、富士そばで、かけそばでも食べなさい!ちなみに、天かすは無料よ。それじゃ、ごめんあそばせ」

第4試合


 ロックアップから桃がふっ飛ばし、髪を掴んでロープに押し込む。レフェリーが注意するとこれを離しハイキックも、避けた天咲がエルボー連打からロープに飛ぶが、桃はドロップキックで迎撃し場外に投げ捨てる。
 場外ではナツコがボディスラムからストンピング。桃も場外に降りると客席に叩き込む。
 
 リングに戻り、桃はバットを使ったチョーク攻撃から、ロープに振ってボディにフルスイング。
 再度場外に投げ捨て、水を顔面にかけるとブレーンバスター。
 カウント19で天咲はリングへ。

 桃はストンピング連打からサッカーボールキックをボディに叩き込む。
 天咲は叫びながらエルボー連打。さらに投げようとするが、桃が逆にボディスラムからサッカーボールキック連発。さらにストンピングから顔面を踏み潰し、これを離すとコーナーに振ろうとする。だが天咲がエルボー連打から逆にコーナーに振り、スペースローリングエルボーからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。

 天咲は膝十字も桃がロープを掴みブレイク。
 天咲は桃の足をロープにかけてドロップキックも、桃が避けてストンピング連打から首投げで倒し、ロープに飛んでPK。キャッチした天咲が一緒に前転してから膝十字。桃はロープを掴みブレイク。

 天咲はロープに桃の足をかけ、足へのドロップキックからフォールも2。

 天咲は飛びつきDDTを狙うが、耐えた桃がハイキックからPK。フォールも2。

 桃はスリーパーで捕らえるが、天咲は腕に噛みついて逃れる。
 桃はエルボー連打からセコンドの鹿島からバットを受け取り殴りかかるも、レフェリーが気づいてバットを掴んで動きを止める。そこへ天咲がドロップキックを叩きこみ、ロープに飛んで飛びつきDDT。
 再度ロープに飛んで、ロープ駆け上がり式のスイングDDTからフォールも2。

 天咲は天聖を狙うが、耐えた桃が裏投げから蒼魔刀。フォールも2。

 天咲の天聖を切り返した桃が蒼魔刀からコーナーに上り、ダイビング蒼魔刀からフォールも2。
 桃がリバースBドライバーの体勢も、切り返した天咲にハイキック。
 桃はサッカーボールキックも、避けた天咲がスクールボーイも2。

 天咲は天橋立も2。

 天咲はロープに飛ぶが、桃がハイキックで迎撃しパントキック。フォールも2で髪を掴んで引き起こす。

 桃はリバースBドライバーで突き刺し3カウント。

桃「おーい天咲光由、この大会、お前の大会なんだっけ?なぁ、おい、そんな、クソみてーに甘ったれたクソ新人が、私は大っ嫌いなんだよ。あと、お前、渡辺桃って、呼び捨てにしたけど、渡辺桃さんな。これからは、ぜってぇに呼び捨てにすんじゃねーぞ。まぁあのクソミてーなQQで、せいぜい頑張れよ(顔面を蹴りつけて去る)」

天咲「天咲光由、5番勝負、4戦目、敗れてしまったんですけど、残り1戦、私には、戦いたい相手が居ます。同じ、クイーンズクエストで、02lineのパートナー、AZMさんと、天咲光由5番勝負最終戦、越えなければいけない壁として、越えたいと思ってます。いや、越えます」

第5試合


 琉悪夏が握手を要求し、奈七永が握ると琉悪夏が普通に握り返しクリーンに試合開始。

 ショルダータックルのぶつかり合いから、琉悪夏がエルボー連打。ロープに飛ぶが、奈七永が足を刈ってアンクルホールドからヘッドロック。すぐに回転してリストをとると、琉悪夏も回転してリストの取り合いへ。
 奈七永がヘッドロックで絞り上げるが、力付くで琉悪夏が逃れて潰す。一度奈七永は距離を取る。

 エルボーの打ち合いから奈七永がビンタ。さらにヘアーホイップを狙うが、逆に琉悪夏がヘアーホイップ。奈七永はすぐに立ち上がりショルダータックルも、琉悪夏もすぐに立ち上がりショルダータックルからセントーン。避けた奈七永がエルボードロップからフォールも2。

 奈七永はスリーパー。さらにボディブローから首投げで倒し背中にサッカーボールキック。フォールも2。
 奈七永は脇固めも、琉悪夏はロープに足を伸ばしブレイク。

 奈七永はコーナーに押し込みビンタ連発から逆水平チョップ連発。琉悪夏が逆コーナーに振って走り込むが、奈七永は足を伸ばしてカットし、フェイスバスターから背中にサッカーボールキック。
 すぐに立ち上がった琉悪夏が「来いよ!」と叫び、奈七永が背中にミドルキック。再度ミドルキックも、キャッチした琉悪夏が足を刈って倒しマウントエルボー連打。お互い切り返しあいマウントエルボー連打から、琉悪夏が引き起こしてエルボー連打。さらにコーナーに押し込みショートレンジラリアット連発からコーナーに走るが、奈七永が追走ラリアット。琉悪夏も追走ラリアットからロープに飛んでラリアットも、受けきった奈七永に2度3度とラリアット。倒れない奈七永を見てロープに飛ぶが、奈七永はカウンターのバックドロップからフォールも2。

 奈七永は顔面を蹴りつけ、ロープに飛ぶも琉悪夏はカウンタのドクターボムからフォールも2。

 琉悪夏は投げようとするが、耐えた奈七永が丸め込んでからフェイスロック。琉悪夏はロープに足を伸ばしブレイク。

 奈七永はエルボー連打からロープに飛ぶが、琉悪夏は追走ボディスプラッシュからスライディングクロスボディ。
 さらにフィッシャーマンスープレックスからフォールも2。

 琉悪夏は冷凍庫爆弾を狙うが、奈七永はビンタから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。

 奈七永はコーナーに登り冷蔵庫爆弾を投下するが、ナツコが投げ込んだボックスで琉悪夏はガード。
 琉悪夏は奈七永にボックスをのせてコーナーに登ると新・冷凍庫爆弾を投下。
 琉悪夏は再度コーナーに上り冷凍庫爆弾からフォールも2。

 琉悪夏は引き起こすとチョークスラムを狙うが、奈七永がビンタで迎撃。
 琉悪夏は左右のビンタ連発からロープに飛ぶが、奈七永がラリアットで迎撃しコーナーに登ると冷蔵庫爆弾。フォールも2。

 奈七永はナナラッカを狙うが、切り返した琉悪夏にエルボーからショートレンジラリアット。
 気合を入れて立ち上がった琉悪夏をラリアットでなぎ倒し、ふらふらと立ち上がった琉悪夏とビンタの打ち合い。奈七永が左右のビンタから延髄斬り。フォールも2。

 奈七永はロープに飛んでラリアット。フォールし3カウント。

<試合後コメント>

琉悪夏&高橋奈七永
琉悪夏「あぁ……奈七永、負けたよ。でも、でもなあ、お前の冷蔵庫爆弾、返してやったよ。でも、次は絶対アレを返した上で私が奈七永から3を獲る」

(※突然奈七永が乱入してくる)

奈七永「おい!奈七永じゃねーよ!“奈七永さん”って言ってただろ最初!」
琉悪夏「騙されたの?何歳?何年生きてんの?」
奈七永「いや、生きてる年数とかかんけーないじゃん!まっすぐ生きてんだよこっちは!」
琉悪夏「バーカ!」

(※言い逃げして琉悪夏がダッシュで去っていく)

奈七永「オイ!クソガキ!ただのクソガキだなホントに!“さん”って言ってきたから、おりこうに、シングルだからやるのかと思ったら……なんかボックスとか出てきて。それは想定外だった。けど、あのなりふり構わない勝利への姿、いいと思うよ。それがパッションだよ。身体もあるし、勢いもある。あとは、ここ(ハート)でしょ。ホントに琉悪夏はここ。目標をもっと掲げて、公に言って、それを叶えるために一歩一歩近づいていく。それがパッションへの道だし、それを失敗したって恥ずかしいことではない。言うことには勇気もいるし、責任も伴う。その責任を背負う覚悟ができたときにアイツは大化けする。そしたら今日は意味のあるものになるであろうと思う。で、全然私の子供とかそういうんじゃないけども、今日は冷凍庫と冷蔵庫をやり合って、次のステージに進めたんじゃないかなと思うから、次は、親娘タッグもいいんじゃないの?ということで、パッションの道は終わらない!パッションッ!」

第6試合


 レディとHANAKOが走り込みビッグブーツで試合開始。
 キッドとKARMAをそれぞれロープに振ってショルダータックルで倒し、そのまま場外乱闘へ。
 キッドがコーナーに登るが、レディがビッグブーツを叩き込み、HANAKOがKARMAを場外ボディスラム。さらにキッドを二人で担ぐと、場外のKARMAに投げ捨てる。

 リングに戻り、レディがキッドにストンピング連打。さらにジャイアントスイングから串刺しビッグブーツを叩き込みフォールも2。
 キッドのエルボーを巻き込んだレディがコブラツイストを狙うが、股抜きで逃れたキッドがチョップ。チョップの打ち合いからキッドがエルボー連打。さらにロープに飛ぶが、レディがネックブリーカードロップで迎撃しチョークスラムを狙う、だがキッドが空中で蹴り飛ばして逃れるとKARMAにタッチ。

 KARMAは串刺し攻撃をフェイントにサミング。足を刈って倒し、エプロンに降りると振り子式ドロップキックから低空ドロップキック。
 KARMAはボディスラムからフォールも2。
 KARMAは脇固めもHANAKOがカット。
 KARMAはストンピングから、キッドとともにコーナーに振ろうとするが、レディが切り返してキッドをコーナーに振り走り込む。キッドが避けるとKARMAがドロップキックから、キッドが翻弄してKARMAがミサイルキック。フォールも2。
 KARMAはフィッシャーマンを狙うが、切り返したレディがコブラツイスト。HANAKOもキッドをアルゼンチンで担ぎ絞り上げる。KARMAはロープを掴みブレイク。
 レディはロープに飛んでビッグブーツ。HANAKOもビッグブーツからダブルのビッグブーツ。フォールも2。
 レディはチョークスラムを狙うが、切り返したKARMAが髪を掴んで倒し、ロープに飛ぼうとするがレディが髪を掴んで動きを止めて河津落とし。
 レディがビッグブーツも、避けたKARMAが投げ捨てジャーマン。起き上がったレディがビッグブーツからHANAKOにタッチ。KARMAもキッドにタッチ。

 HANAKOのビッグブーツを避けたキッドが前蹴り。HANAKOがロープに振ろうとするが、耐えたキッドがブーメンランクロスボディも、キャッチしたHANAKOがそのままコーナーに叩きつけ、串刺し攻撃を狙うがキッドが避けてロープに飛ぶと低空ドロップキックからドロップキック。さらにその場飛びムーンサルトを足に投下しフォールも2。
 キッドはマフラーホールドで捕らえるがHANAKOはロープを掴みブレイク。
 キッドはキッチャーマンを狙うが、耐えたHANAKOが強引にブレーンバスター。レディが出てきて串刺しバックエルボーからHANAKOが串刺しボディスプラッシュ。さらにエプロンを走り込んでのサンドイッチビッグブーツからフォールも2。

 レディとHANAKOはダブル攻撃を狙うが、キッドが着地して同士討ちさせると、二人まとめてルチャ殺法で場外に投げ捨てる。そこへKARMAがコーナーからのクロスボディを投下し、HANAKOをリングに投げ入れるとキッドがキッチャーマンも2。
 キッドはコーナーに上り旋回式ダイビングボディプレスもHANAKOが避けて自爆。
 キッドはその場飛びゼロ戦キックをHANAKOの顔面に叩き込み、KARMAが出てくるとダブル攻撃を狙う。レディが出てきてまとめてモンゴリアンチョップでカットし、HANAKOが二人まとめてブレーンバスター。HANAKOは担ぐが、キッドが丸め込むが2。
 HANAKOはビッグブーツからアルゼンチンで担ぎ、投げようとするがキッドが着地するとKARMAがドロップキック。

 キッドがグラウンド・ドラゴンスクリューからマフラーホールドで捕らえ、黒虎脚殺もレディがカット。
 キッドはコーナーに上り旋回式ボディプレスを投下。フォールも2。
 キッドはコーナーに登るがレディがエルボー連打で動きをとめるとHANAKOとともに正面に上り、ダブルの雪崩式ブレーンバスター。
 HANAKOがフォールもKARMAがカット。
 HANAKOはエアーズロックからフォールもKARMAがカット。

 KARMAが走り込むもレディがチョークスラムで迎撃し、HANAKOがキッドをJPコースターで叩きつけフォールも2。

 HANAKOは担ぐが、キッドはモモラッチで切り返し3カウント。

キッド「あ~、うちら、ブラッディフェイトが、NEW BLOODタッグ、初防衛、したってよ!最長身タッグだからってな、うちらが組めば、勝てる奴らは、いねーんだよ。でもさ、来月も?NEW BLOOD、あるらしいじゃーん?うちらは、せっかくこのベルト持ってるんだったら、毎回防衛戦やりてーと思ってるところなんだけど、誰かうちらの遊び相手になってくれる奴ら、いないのー?(稲葉姉妹がリングへ)おうおうおう」

あずさ「はじめまして、プロフェッショナルレスリング、ジャストタップアウト所属、稲葉姉妹の妹、稲葉あずさです」
キッド「だれ」
あずさ「単刀直入に言います。そのベルト、稲葉姉妹に挑戦させてくださ」
ともか「(あずさからマイクを奪い)いや、次の挑戦者は、稲葉姉妹で決定!スターライト・キッドとKARMAから、そのベルトを取って、稲葉姉妹が、ベルトの価値、あげます」
あずさ「稲葉あずさのアネゴェ」
ともか「一撃必殺、ともか蹴り、押忍!」
キッド「また、稲葉ともかですか?パートナーチェンジしてまた稲葉ともかですか。なんか、言ってやれよKARMA」
KARMA「ベルトの、価値をあげる?そんなんで、うちらに勝てるわけねーだろ。まあ、遊び程度で、遊んで、やるよ。NEW BLOODを、支配する、うちら、ブラッディフェイト」

<試合後コメント>

スターライト・キッド&KARMA
キッド「Bloody Fate、ウチらがNEW BLOODタッグ初防衛に成功したわけだけどお?最高身長タッグ?背が高いっていうのはプロレスで武器になると思うけど、小さいものでもデカい奴らに勝てるってお分かりいただけたでしょうか?ここ(頭)も使ってね?でさあ、一番言いてえのはなんでNEW BLOODの象徴であるこのベルトがメインじゃねーんだよ。今までメインにこだわってきた私からしたら納得行くわけがねーよな?このベルトの存在意義ってのは、なんだ?話題に持ってかれたってか?でも私はこのベルトがNEW BLOODの中では一番だと思ってる。ウチらなりの闘い方、防衛戦をしていって試合のレベルの違いって言うのを他のNEW BLOODに出てる奴らには証明していってやるから。必ずこのベルトをメインでできる位置にしなければならないっていうのかな?あと、HANAKO。JPコースター使うならもっと磨いてから私に出せよ。で、次は、稲葉姉妹?パートナーチェンジしたところで結果は変わるのでしょうか?姉妹の絆ってもんを見せてもらおうじゃないか。あとは、KARMAがTwitter開設したんで、どうぞフォローしてくださぁ~い♪」
KARMA「…………。」

レディ・C&HANAKO
レディ「NEW BLOODタッグ、そしてHANAKOの初タイトル挑戦、敗れてしまいました。ホントごめん。私がもっと引っ張ってればとか、もっともっとHANAKOのことアシストしてあげれば獲れたんじゃないかって、悔しい気持ち。HANAKOにも悔しい気持ちにさせて本当にごめん。でも、私たちにはまだ出してない技たくさんあったよね?」
HANAKO「はい」
レディ「あの技も、あの技も出しきれなかった。もっともっと一緒にタッグの力を高めていって、私たち2人であのNEW BLOODタッグ獲って、あのベルトの意味を、価値を、正しく作り直したいと思います。どうだった?初タイトル」
HANAKO「初タイトル、まだ経験も浅くて、初めて出したJPコースターのレベルもまだまだだったなって、思います。でも、そんなのは言い訳にしかならないので、もっと練習して、もっと経験積んで、またレディさんとあのベルトをもう1回挑戦して、リベンジしたいと思います
レディ「これからもっと頑張っていこう!」
HANAKO「はい!」
レディ「また楽しみにしてます!」
HANAKO「はい!」

第7試合


 吏南がドロップキックで奇襲し試合開始。さらにイスを花道にセットし、壮麗を座らせると花道を走り込んでのビッグブーツ。
 リングに戻り、ストンピングからロープに飛ぶが壮麗はショルダータックルで迎撃。
 壮麗はコーナーに叩きつけ、マシンガンチョップからフォールも2。

 壮麗は逆エビ固めも吏南はロープを掴みブレイク。

 壮麗はストンピングから引き起こしてボディスラム。フォールも2。

 壮麗は引き起こすが、吏南は投げようとするも耐えた壮麗がエルボー。ロープに飛ぶが、吏南は腰投げで迎撃し串刺しダブルニー。フォールも2。

 吏南は脇固めで捕らえ、ロープを掴もうとした壮麗を見て腕ひしぎ。壮麗はロープを掴みブレイク。

 吏南はロープを掴んだ壮麗の腕を蹴り上げ、コーナーに登り腕へのダイビングダブルニー。
 ロープに飛ぶが、壮麗はエルボーで迎撃。吏南がエルボー連打からロープに飛ぶが、壮麗は追走ボディスプラッシュ。吏南も追走バックエルボーからロープに飛ぶが、壮麗は担ぐと旋回式デスバレーボム。フォールも2。

 壮麗はアルゼンチンで担ぎ、そのままコーナーに逆さ吊りにすると串刺しボディスプラッシュ。フォールも2。

 壮麗は投げようとするが、耐えた吏南の背中にエルボー。ロープに振ろうとするが、切り返した吏南が卍固め。壮麗がロープを掴みブレイク。

 吏南はロープに飛び、顔面にケンカキックを叩き込んで場外に落とすと場外乱闘へ。
 吏南はコーナーに上り、場外へのダイビングダブルニードロップ。

 リングに戻り、吏南がリバーステキーラショットからコーナーに上りダイビングダブルニードロップ。フォールも2。

 吏南は卍固めも壮麗はコーナーに下がって潰し逃れる。
 壮麗は串刺し攻撃も、避けた吏南がロープに飛ぶが壮麗はダブルチョップで迎撃し、走り込んできた吏南をブルーサンダーで迎撃しフォールも2。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから吏南がエルボー連打。さらに後頭部にストンピングからロープに飛ぶが、壮麗はラリアットで迎撃。
 壮麗はツイスターからフォールも2。

 壮麗は担ぐが吏南が丸め込み、突き飛ばすと場外から琉悪夏がボックス攻撃。さらに桃のバットとナツコの鉄パイプのサンドイッチ攻撃から桃が腕へバットを振り下ろす。そこを吏南がハイドレンジアで捕らえるが壮麗はロープを掴みブレイク。

 吏南がロープに飛ぶが、壮麗はラリアットで迎撃。
 吏南は走り込んできた壮麗に前蹴りからハイドレンジア。これで壮麗はギブアップ。

 リングにレディが登場。

レディ「吏南、新フューチャーオブスターダムチャンピオン、おめでとうございます!あんたがずっとずっと欲しがってたそのベルト、本当に、その取り方でいいの?私は、あなたとシングルマッチで、正当に3カウントとりました。その、ベルトに挑戦する資格は、あると、思います。私の、最後の挑戦、受けて、くれますよね?」
吏南「うざっ。うるせーんだよ結果が全てだろなぁ!あ?その身長もあってよ、フューチャーまだとれてねーお前に言われる筋合いはねーよバカが。タッグのベルトもとれてなかったじゃねーかうるせーなまじで、まあいいよ受けてやるよ。吏南がずっととりたかったこのベルト、お前にそうそう渡すわけねーんだよバカがよ」
レディ「正々堂々とな」
吏南「やってやるよ」

<試合後コメント>

吏南
「第10代フューチャー・オブ・スターダム、チャンピオンの“Pink Devil”吏南です。獲れてよかった、ていうか、辞めないでよかった!長かったけど、長いし、ずっと言ってきたからその分負けてばっかでイヤだったけど、やっと獲れた。やっぱ言い続けるって大切だし、これからは吏南が若い世代をもっと盛り上げていくんで、楽しみにしててください。で!次、レディ・C。挑戦表明されたけど、リングで言ったことが全てなんで、それ見てください。とりあえず、吏南がこのフューチャーのベルトを輝かせていきます!」

第8試合


 たむ(偽)のセコンドにはなつぽい(偽)がつく。
たむ(偽)「ちょっとあんた、たむと写真撮ろうよ」

 たむ(偽)が握手を要求し、たむがこれを握りクリーンに試合開始。
 たむ(偽)がたむのロックアップをスカしてぶりっ子ポーズで四方の客席にアピール。たむが「しつこい」と呆れながら見守り、たむ(偽)のロックアップをスカしてたむが今度は寝転がってぶりっ子アピール。
 たむ(偽)も横に寝てぶりっ子アピール。
 たむがボディを蹴りつけてロープに振ると、たむ(偽)が寝そべるが飛び越えたたむが投げようとする。耐えたたむ(偽)にストンピングも、たむ(偽)がロープに振っていき、バックエルボーを狙うが避けたたむがラリアット。これを側転で迎撃したたむ(偽)がフォールも、。ブリッジして抜けたたむがフォール。たむ(偽)もブリッジして抜けるとたむが投げようとするが、空中で体勢を切り返して潰したたむ(偽)がフォールも、ブリッジして抜けたたむがロープに飛んでスライディングバックエルボ―。
 たむは蹴り上げると、首投げから背中にサッカーボールキック。フォールも2。

 たむはボディと足を蹴りつけ、股裂きから変形インディアンデスロック。そのまま腕も極めていくがたむ(偽)はロープを掴みブレイク。

 エルボーの打ち合いからたむ(偽)がエルボー連打。たむは顔面に強烈なエルボーからコーナーに振って串刺し攻撃。避けたたむ(偽)がボディにミドルキックも、たむはすぐにバックドロップ。
 たむは「おいそんなもんか偽物」とビンタからロープに飛ぶが、たむ(偽)がブリッジして避けると丸め込んでから低空ドロップキック。
 たむ(偽)は串刺しバックエルボーから腕をつかんで前後へのミドルキック。さらにカカト落としからフォールも2。

 たむ(偽)はバックを取るがバックエルボーで逃れたたむが、追走バックエルボー。お互い追走バックエルボーの打ち合いからたむがハイキックを避けてトラースキック。
 場外に転がり降りたたむ(偽)へ、たむがコーナーからのプランチャを投下。
 たむは場外で蹴り上げ、リングに投げ入れるもたむ(偽)は反対側の場外へ転がり降りる。

 たむはこれを追って場外に降りると蹴り上げ、偽物の赤いベルトで殴りつけていく。さらに偽赤ベルトを破り捨て、「なめんなよ!赤いベルトなめんじゃねーよ!」と殴りつけリングに投げ入れる。

 たむは座り込んで睨みつけ、たむ(偽)の顔面を蹴りつける。
 顔面の蹴り合いからたむが連続で蹴りつけ、顔面やボディを蹴り上げ髪を掴むと、ロープにもたれかかったたむ(偽)の顔面にバイオレットシューティング。フォールも2。

 たむはコーナーに上るが、たむ(偽)が正面に上りビンタ。ビンタの打ち合いからたむ(偽)が左右のビンタ。たむは何かを囁いてからビンタを打ち込み、ぐったりとしながらもたむ(偽)はハイキックで場外に落とす。たむ(偽)はコーナーからのプランチャを投下。

 リングに戻り、たむ(偽)はダブルアームフェイスバスター。フォールも2。

 たむ(偽)は担ぐが、たむが丸め込むも2。

 たむはバイオレットシューティングも、避けたたむ(偽)がバイオレットシューティング。

 たむ(偽)はN.A.Oからフォールも2。

 たむ(偽)はジャーマンスープレックスホールドも2。

 たむ(偽)はバックを取るが、切り返したたむがエルボー。スピンキックの相打ちからたむがスピンキックで倒し、バックを取るとジャーマンスープレックスホールドも2。

 たむはタイガースープレックスを狙うが、たむ(偽)がタチアガールも2。

 たむはバイオレットシューティングからロープに飛んで「たむ(偽)!」と叫んでバイオレット・シューティングからフォールも2。

 たむはタイガースープレックスホールドで3カウント。

たむ「おい、中野たむ、中野たむの、痛みを知ったか!私が、本物の中野たむだ。ねぇ、偽物さん。あなたは、そんなに、たむのことが、好きなんだ?」
たむ(偽)「中野たむが、勝って、そして、中野たむが負けた」
たむ「そんなに中野たむだって言い張りたいんだ?だったら、もっと心も体も、強くなってから来てもらわないと、困るなぁ!まあ、そんなに、中野たむだって言うんだったら、次は、中野たむ姉妹として、一緒に戦ってあげてもいいよ?(手を差し出し、たむ(偽)はその手を握り、たむが引き起こす)まあ、なっちゃんも二人に増えたことだしね、いいんじゃない?たむとなつぽい4人姉妹で、いいの?(偽ぽいを見て)なんかデカくない?まあいいや。今日はNEW BLOOD出場した選手皆さんリングに上ってください!」
吏南「あの、クソババアどもがこの大会しめてもおもんないんで、この、フューチャーチャンピオンの吏南様がこの大会しめたいと思います・・・早くしろよクソバババ!ババア、奈七永だろ」
奈七永「奈七永じゃねーよ!」
吏南「わかったわかった。うるせー」
奈七永「もっとうるさくしろ!」
吏南「わかったようるせーな!いきます!若さを信じて!明日に輝け!NEW BLOOD、えいとー!」

<試合後コメント>

中野たむ
「偽物のたむはさあ、たむに憧れてるってことでいいんだよね?ここまで格好とか技、真似してきたことはホントすごいと思う。ホント感服する。でも、誰かに憧れてその背中を追ってるうちは、いつまで経っても本物にはなれないよ。宇宙で2番目か3番目にしかなれないってこと。いいもん持ってんだからさ、たむの真似ばっかりしてないで、誰かに真似されるくらい自分を究めたらいいんじゃない?それでもたむの真似を究めるんだっていうんだったら、たむも多忙になってきたし、影武者でも頼んでいいかな?そうしよう!」

中野たむ(偽)&偽ぽい
たむ(偽)「(※しばらく泣き続けてから)悔しいです。私が、私が中野たむなのに……。中野たむをこんなにたくさんのお客様が見に来て下さって、メインイベントで、メチャクチャ楽しかったです。悔しい。私が中野たむなのに、何も出来なくて本当に、悔しいんですけど、まあ向こうの中野たむが『姉妹になりたい』って言うなら、なってあげようかなと。今はもうちょっと、お姉ちゃんを見習ってもっともっと強い中野たむになりたいなと。でも本当に楽しかったです。ありがとうございました」

(※偽ぽいが飛び込んでくる)

偽ぽい「たむちゃぁ~ん♪たむちゃん♪顔上げてたむちゃん!試合後は宇宙一ブサイクだけど、すごくすごく輝いててカッコよかったよ!大丈夫!自分の中で最後までやりきったなら、また次、なにかに必ず繋がるから!それまで、そのときまで、みんな!
私たちのこと、中野たむのこと、楽しみにしててね~♪ばいぽ~い♪」

(※偽ぽいが去っていく)

たむ(偽)「……妖精さんがそう言ってくださるなら、頑張ります」

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