19歳美少女レスラーのデビュー戦を“ビッグダディ三女”林下詩美が絶賛!「こんな期待された新人は私以来じゃないですか?」
11日、東京都・品川インターシティホールにてスターダム『NEW BLOOD 1』が開催され、天咲光由がデビューを果たした。
『NEW BLOOD』とは、スターダムが主催する新世代の若手が中心となる大会であり、他団体の選手も数多く参戦する新シリーズ。新しい選手の発見・発掘が主な目的とされており、今大会のチケットはカード発表前から完売となるなど大きな注目を集めた。
第1回目となる今大会ではメインイベントでスターダム13期生にあたる19歳の新人・天咲光由(あまさきみゆ)が林下詩美を相手にデビュー戦を行うなど新世代の輝きがクローズアップされる大会となった。
京都府出身の天咲は今年2月にプロテスト合格を果たしデビューが決定。同月21日の後楽園ホール大会のオープニングで挨拶に登場し、 “ビッグダディ三女”林下詩美とのデビュー戦を熱望。詩美も快くこれに応え、ロッシー小川EPはこの試合をNEW BLOODのメインイベントで行うことを発表した。
これを受け、天咲は「デビュー戦でメイン。すごく期待されているなっていうのを感じています。そして、その期待を越えれるように、この大会で一番いい試合をできたらいいなと思います」と意気込みのコメント。
対する詩美は「自分はデビュー前、そしてデビューしたあとも、たくさんの期待、大きなプレッシャーを抱えながらデビューして試合をしてきました。今回、光由も初めての試合ということで、たくさんの期待を抱えて試合をすると思うんですけど、大きなプレッシャーを抱えて潰れるような弱い子だとは思ってないです。自分もすごく期待をしています」と語っていた。
試合が始まると、序盤は詩美が天咲を基礎的なグラウンドで追い込み、敢えて返させるという公開スパーリングのような試合を展開。
詩美が「どうしたどうした。そんなもんか」と挑発すると、天咲は怒涛のドロップキック連打から雄叫びを上げながらのエルボー連打と意地を見せ、詩美の足をロープに絡めての低空ドロップキックやスペースローリングエルボーといった武藤敬司のような足攻めや、ミラノコレクションA.T.直伝のイタリアンストレッチや、ダブルアーム式パイルドライバーといった大技も見せる。
詩美は、天咲の実力を感じ取ったか側頭部を撃ち抜く強烈なドロップキックで黙らせ、セカンドロープからのミサイルキック、ジャーマン・スープレックス・ホールドと畳み掛けて3カウントを奪った。
マイクを取った詩美は、「光由、デビューおめでとう!デビュー戦する前からTwitterのフォロワー6000人超えらしいです。こんな期待された新人、林下詩美以来じゃないですか?(笑)」と軽快にジョークを飛ばしつつ、「Queens Questに入ればもっと楽しい試合、そして光由が目指してるテッペン、一緒に頑張れると思うんだけど、Queens Questで一緒に頑張らない?」と自身のユニットへと勧誘。
これを受けた天咲は「デビューする前から、私が入るにはQueens Questしか無いと思っていました!詩美さんのお誘いなら、喜んで受けます」と即答。詩美としっかり抱き合い、最後は天咲が「若さを信じて!明日に輝け!NEW BLOOD 1!」のコールで大会を締めた。
ミラノとAZMの特訓を受けてデビューし、「一試合一試合、魂込めてやっていきたいと思います」と意気込んだ天咲の将来に期待が集まる。