10代の柔道姉妹vs空手姉妹がプロレスで激突!空手姉妹はタッグ王座へ挑戦表明!
12日、東京都・品川インターシティホールにて、スターダム『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 8』が開催され、羽南(18)&妃南(16)vs稲葉ともか(20)&稲葉あずさ(15)の姉妹レスラータッグマッチが行われた。
日本の女子プロレスで姉妹タッグは、十文字姉妹(DASH・チサコ&仙台幸子)、紫雷姉妹(紫雷イオ&紫雷美央)、爆れつシスターズ(天満のどか&愛野ユキ)等が存在。スターダムには南三姉妹(羽南、妃南、吏南)全員が現役で活躍中だが、JUST TAP OUTの稲葉ともかの15歳の妹・稲葉あずさが今年3月にデビューしたことにより新たな姉妹タッグが誕生した。
この日は、第2試合で羽南&妃南vs稲葉ともか&稲葉あずさの姉妹レスラータッグマッチが実施。
羽南&妃南はともに幼少期から柔道をたしなんでおり、稲葉姉妹は空手に親しんで育ってきた。プロレス界でも珍しい姉妹対決であるとともに、“空手vs柔道”の対決がプロレスのリングで展開されることにも期待が集まっていた。
試合は、序盤こそ南姉妹の連携が光る展開となったものの、稲葉姉妹が多彩な蹴り技を見せ、サンドイッチ式バイシクルキックなどの合体攻撃も決める。
ライバル関係にある羽南とともかのバチバチの打ち合いが展開されるも、あずさが必殺のアネゴェを羽南に叩き込み、ともかが師匠TAKAみちのく非公認のみちのくドライバーII(※稲葉落とし)で突き刺すも、ここで15分フルタイムドローのゴング。
羽南は約6年、妃南は約4年半のキャリアを持つのに対し、ともかは約4年、あずさに至っては約2ヶ月と圧倒的な差がある中で殊勲のドローと言える。
バックステージに戻ったあずさは、「『姉妹で上に行く』って言ったのに、引き分けでした。メチャクチャ悔しいです!次、また姉妹対決リベンジできたら、次は絶対に稲葉姉妹が勝ちます!」と強気の姿勢。ともかも「このあとタッグのベルト(戦が)、あるらしいから見に行こうぜ」と、姉妹タッグでの頂点獲りを示唆。
稲葉姉妹は早速これを行動に移し、第6試合で行われたNEW BLOODタッグ王座戦で勝利したスターライト・キッド&KARMAの前に現れて挑戦を表明。ともかは「稲葉姉妹がベルトの価値、上げます」と啖呵を切った。
対するキッドは、「姉妹の絆ってもんを見せてもらおうじゃないか」と余裕の笑みを浮かべながらベルトを掲げて挑発し、稲葉姉妹の挑戦を受けて立つ姿勢を見せた。