【試合詳細】5・14 スターダム後楽園ホール大会 ウナギ・サヤカvs朱里 岩谷麻優vsひめか 朱里vs林下詩美 ジュリアvs舞華 スターライト・キッドvs上谷沙弥
『CINDERELLA TOURNAMENT 2021(2回戦~準々決勝)』
日程:2021年5月14日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:546人(コロナ対策限定人数)
▼フューチャー・オブ・スターダム王座争奪トーナメント1回戦
[COSMIC ANGELS]○白川未奈(フリー)
5分1秒 ダイビング・エルボーアタック→片エビ固め
[大江戸隊]●琉悪夏
▼4WAYバトル 15分1本勝負
[Donna Del Mondo]○なつぽい
5分17秒 横入り式エビ固め
●レディ・C
※あと2人は[COSMIC ANGELS]中野たむ、[STARS]羽南
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
[Queens Quest]渡辺桃/AZM/●妃南
5分11秒 スモールパッケージ・ホールド
[大江戸隊]刀羅ナツコ/小波/○フキゲンです★
▼シンデレラ・トーナメント2回戦 10分1本勝負
[STARS]●スターライト・キッド
7分5秒 エビ固め
[Queens Quest]○上谷沙弥
※上谷が準々決勝進出
▼シンデレラ・トーナメント2回戦 10分1本勝負
[Donna Del Mondo]●ジュリア
7分38秒 オーバー・ザ・トップロープ
[Donna Del Mondo]○舞華
※舞華が準々決勝進出
▼シンデレラ・トーナメント2回戦 10分1本勝負
[Queens Quest]●林下詩美
6分17秒 オーバー・ザ・トップロープ
[Donna Del Mondo]○朱里
※朱里が準々決勝進出
▼シンデレラ・トーナメント1回戦 10分1本勝負
[Donna Del Mondo]○ひめか
6分14秒 オーバー・ザ・トップロープ
[STARS]●岩谷麻優
※ひめかが準々決勝進出
▼シンデレラ・トーナメント準々決勝 10分1本勝負
[COSMIC ANGELS]○ウナギ・サヤカ
8分40秒 オーバー・ザ・トップロープ
[Donna Del Mondo]●朱里
※ウナギが準決勝進出
スターダム所属となったウナギが朱里を破りシンデレラ・トーナメント準決勝進出!岩谷の危機をコグマが救出し6年ぶりの復帰を宣言!ジュリアが舞華とのDDM対決で敗退し大流血!
オープニング
『D4DJ』の竹下みいこ役などを務める声優の渡瀬結月さんが登場。本日の興行にてリングアナデビューすることが発表された。
第1試合
白川が握手を求めるが琉悪夏は応じず。
ゴングが鳴ると白川が突進しショルダータックルを連発するも、受けきった琉悪夏がショルダータックルで倒す。すぐに立ち上がった白川がショルダータックルでコーナーに押し込みエルボー連打からロープに飛ぶが、琉悪夏はショルダータックルで迎撃しフォールも2。
琉悪夏は髪を掴んで引き起こすとビンタ。さらに顔面を蹴りつけて髪を掴んでのエルボー。動揺する白川を前蹴りで倒してロープに飛ぶが、白川は横をすり抜けてフライングクロスチョップで倒す。
白川は串刺しバックエルボーから低空ドロップキックを叩き込みフォールも2。
白川はボディスラムを狙うが琉悪夏は首固めも2。
琉悪夏はクリップラークロスフェイスで捕らえるが白川はロープに足を伸ばしブレイク。
エルボーの打ち合いから白川がエルボー連打。さらに振りかぶるが琉悪夏は強烈なエルボーでふっ飛ばし、ロープに飛ぶとクロスボディアタック。フォールも2。
白川のエルボーを巻き込んだ琉悪夏がコンプリートショットからケンカキック。さらにフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
琉悪夏は白川をコーナー上に座らせ担ごうとするが、エルボーで迎撃した白川がラリアットも蹴りつけてカット。だが琉悪夏はビッグブーツを打ち込み雪崩式のブレーンバスターからコーナーに上り冷凍庫爆弾。避けた白川がルーテーズプレスからフォールも2。
白川はバックブローからコーナーにのぼりダイビングフォアアーム。これで3カウント。
<試合後コメント>
白川未奈
「ほっぺ腫れてないですか?大丈夫?痛い!耳が今、左が聞こえない……。いやぁ、なんか若さ溢れんばかりの張り手でした。私のほっぺたが張りちぎられちゃう!まあでも、ハイ。大人になるということはこういうコトっていうのを分かってもらえたかな?どうでしょうか」
――改めて、フューチャーのベルトを巻く機会がまた来てトーナメント1回戦を突破したお気持ちは
「琉悪夏は、多分何回もフューチャーに挑戦してる。多分、ホントに欲しいって気持ちもいっぱいだと思うんですけど、私がフューチャーに何回もして獲れずに悔しいって気持ちは私は体感してないから、負けるかも知れないですけど、フューチャーに挑戦できるのが今年の8月5日までなので、今回このトーナメントがラストチャンス。今二冠王になるラストチャンスなので、必ずトップを取りたいって思いがあって。ラスト、あとがないって思いは私のほうが上だなって思います。だいたいいつも、コズエンは後がないので、今回はそんな試合なんですけど、決勝でウナギとやりたいって夢もあるんで、負けられないなと思います」
第2試合
羽南がなつぽいをロープに振ってドロップキック。レディ・Cがたむをロープに振ってビッグブーツで倒すが、すぐに2人はそれぞれにヘッドハンターを叩き込み場外に落とす。
たむとなつぽいがお互いの技を避け合う攻防を繰り広げる中、羽南が走り込むが、たむとなつぽいは息のあったソバットを叩き込み迎撃。たむが羽南をコーナーに逆さ吊りにし、なつぽいとたむがエルボー合戦。
レディ・Cが走り込むが、なつぽいとたむが避けて羽南に叩き込むと、たむがなつぽいを2人に叩き込み、3人とまとめて串刺し攻撃を狙うが、レディ・Cとなつぽいは避けてたむの串刺しエルボーは羽南にだけヒット。
避けたレディ・Cとなつぽいが動かないとみるや、たむは羽南を引きずり落としフォールもレディ・Cがカット。さらになつぽいをボディスラムでたむに叩きつけて3人まとめてフォールも2。
レディ・Cがロープに飛ぶが、羽南は腰投げで迎撃。さらになつぽい、たむと腰投げ。レディ・Cが走り込み羽南にショルダータックル2連発からフォールも2。
レディ・Cは羽南に串刺し攻撃も、羽南が避けてガットショット。レディ・Cは羽南をコーナーに振るが、羽南はブーメランアタックで迎撃し巴投げからフォールもたむがカット。
羽南はたむにガットショットから、レディ・Cとともにロープに振るが、たむがダブル攻撃を避けるとなつぽいが2人まとめてダイビングクロスボディ。たむが2人をフォールするがなつぽいがトラースキックでカット。
なつぽいとたむがエルボーの打ち合いからなつぽいがロープンに飛ぶが、たむは追走バックエルボーからロープに飛ぶも、なつぽいも追走バックエルボー。たむが再度追走バックエルボーからロープに飛ぶが、なつぽいはスクールボーイも2でたむが切り返し、なつぽいも切り返すが、羽南がなつぽいをスクールボーイもレディ・Cが羽南をスクールボーイ。なつぽいがソバットでカットするが、羽南がドロップキックでカットもレディ・Cもドロップキックでカットしなつぽいに河津落とし。レディ・Cが投げようとするが、なつぽいが丸め込んで3カウント。
第3試合
大江戸隊が急襲し試合開始。
フキゲンとAZMとなり、AZMがカニばさみで倒しサッカーボールキックも、避けたフキゲンがスクールボーイを狙うがすぐに立ち上がったAZMがドロップキック。
フキゲンがサミングからコーナーに叩きつけてナツコにタッチ。
ナツコはヘアーホイップから顔面ウォッシュ。ボディプレスからフォールも2。
ナツコは小波の足にAZMを叩きつけてタッチ。
小波はAZMの顔面に膝を押し付け、髪を掴んで引きずりロープに飛ぶが、AZMは追走してロープの反動をつけてドロップキック。避けた小波に再度ロープに飛んでドロップキック。AZMは桃にタッチ。
AZMはソバットからビンタ。コーナーに振って走り込むが、桃はミドルキックで迎撃し串刺しドロップキック。桃は再度串刺し低空ドロップキックからフォールも2。
桃はソバットからロープに飛ぶが、小波は追走ニー。桃も追走エルボーから串刺しドロップキック。小波が避けると大江戸隊でトレイン攻撃からナツコがエルボースマッシュ。さらにボディスラムで叩きつけ、小波がフキゲンにタッチすると、コーナー上のフキゲンをコナミとナツコがデッドリードライブで桃に叩きつける。フォールも2。
フキゲンがブレーンバスターを狙うが、逆に投げ捨てた桃がサッカーボールキックからフォールも2。桃は妃南にタッチ。
妃南はドロップキックから腰投げ。さらに串刺し攻撃も、フキゲンは避けて串刺し攻撃を狙うが、妃南が避けて桃のドロップキックとAZMのハイキックのサンドイッチ。大外刈りからフォールも2。
妃南は投げようとするが、お互い丸め込み合戦。妃南が外道クラッチも2で返されると光の輪もナツコがカット。
小波がAZMと桃を同士討ちさせ、桃に延髄斬り。妃南がフキゲンを担ぐが、着地したフキゲンにガットショット。ロープに飛ぶが、ナツコがエプロンからイス攻撃を叩き込みフキゲンが丸め込んで3カウント。
第4試合
両者走り込み、上谷がガットショットからロープに振るが、キッドがヘッドシザースを狙うも上谷が弾いて投げようとするが、キッドがアームホイップで投げ捨てるが上谷がすぐにロープに振っていくも、キッドがドロップキックで吹っ飛ばす。
キッドの前蹴りをキャッチした上谷がお返しとばかりにドロップキック。
上谷はストンピング連打から背中に乗っていき、背中にダブルフットスタンプからボディスラム。フォールも2。再度フォールも2。
エルボーの打ち合いから上谷がロープに振っていくもキッドはコルバタで投げ捨て619。さらにその場飛びムーンサルトからフォールも2。
キッドはフィッシャーマンを狙うが、切り返した上谷とエルボーの打ち合い。上谷がエルボー連打から走り込むが、キッドがエルボーで迎撃し強烈なエルボー。崩れ落ちた上谷だったが、ロープに飛ぼうとしたキッドの腕を掴んで動きを止めると低空ドロップキックからロープに飛んでの鎌固め。逆エビ固めに移行するが、キッドはロープを掴みブレイク。
上谷はロープに飛んでドロップキックも、キッドが避けてロープに飛ぶと低空ドロップキック。
キッドは再度ロープに飛ぶが、上谷は追走ニー。キッドも追走エルボーも、上谷が再度追走するがキッドはロープをたるませエプロンに落とすと走り込むが、上谷はスワンダイブエルボーで迎撃しようとするも、キッドは突き飛ばしてOTRを狙う。
なんとか耐えてリングに飛び込んだ上谷に、キッドはアサイDDTを狙うが、耐えた上谷に不知火。フォールも2。
キッドはフィシャーマンを狙うが、耐えた上谷を蹴りつけロープに飛ぶが、上谷がニールキックで迎撃しノーザンライトスープレックスホールドも2。
上谷はスタークラッシャーを狙うが、キッドは丸め込むが切り返し合戦も2。
上谷がバイシクルキックからスタークラッシャーを狙うが、着地したキッドがフランケンで丸め込むがお互い切り返しあい上谷が3カウントを奪った。
<試合後コメント>
上谷沙弥
「シンデレラ・トーナメント2回戦、スターライト・キッド、空飛ぶ虎!いやぁ、中々手こずりました。でも、スターダムのナンバーワンのハイフライヤーはこの私!スターダムの不死鳥です!このままシンデレラ・トーナメント、3回戦、決勝と勝ち進んでこの私がシンデレラのドレスを着ます。そして決勝には当たりたい相手がいるので、ソイツが勝ち上がってくることを望みます」
第5試合
舞華が「正々堂々やろう」と握手。
ジュリアの前蹴りを避けた舞華がロープに飛んでショルダータックルで倒す。再度ロープに飛ぶが、ジュリアがアームホイップを狙うもこれを力づくで動きを止め、逆にアームホイップからスライディングラリアットも、避けたジュリアがバイシクルキック。キャッチした舞華とエルボーを打ち合おうとするが、お互い動きを止めて3歩離れてからショットガン式に走り込みエルボーの打ち合い。
ジュリアがバックをとって投げようとするが、耐えた舞華が足をとって倒すもジュリアがヘッドシザースからサイドポジションをとり、バックを取ると腕ひしぎ。舞華はロープに足を伸ばしブレイク。
ジュリアはストンピングからコーナーに叩きつけ、逆コーナーに振って串刺しバックエルボー。さらにロープに飛んでドロップキックからフォールも2。
ジュリアはコーナーに上るが、舞華が走り込んで来るとこれを避けて走り込むが、舞華はロックボトムで迎撃しフォールも2。
舞華はコーナーに振って串刺しラリアットからラリアットでなぎ倒しフォールも2。
舞華はブレーンバスターを狙うが、ジュリアが耐えるとDDT。ジュリアはシャイニング式のジョン・ウーからフォールも2。
舞華のラリアットを巻き込んだジュリアを舞華が切り返しブレーンバスターからフォールも2。
舞華はスリーパーもジュリアはロープに足を伸ばしブレイク。
舞華は担ぐが着地したジュリアが投げ捨てバックドロップ。両者ダウン。
ジュリアは舞華のラリアットを撃ち落としその場飛びドロップキックからコーナーへのダブルアームスープレックス。さらにコーナーに逆さ吊りにして串刺し攻撃を狙うが、舞華は上半身を起こして避ける。ジュリアはコーナーに登り雪崩式ジャーマンを狙うが、バックエルボーで逃れた舞華が体勢を立て直そうとするも、ジュリアがビンタから正面に登りフロントネックロック。さらにエルボーで場外側に崩れて落ちそうになった舞華をエプロンに落とし、蹴り落とそうとするが舞華はショルダータックルで迎撃しコーナーに登る。ジュリアは正面に登るが、舞華が場外に向けてブレーンバスターを狙うが、ジュリアが耐えるとターンバックルに頭から突き刺す垂直落下式ブレーンバスター。エプロンに落下したジュリアを舞華が蹴り落としOTRで決着した。
<試合後コメント>
ジュリア
「(※額を触りながら)どうなってる?全然わかんないけどさ。舞華さあ、アイツ……流石舞華だって思った。普通場外にあんなことしようとするか?!ヤバいよ!ぶっ飛んでるよ!黄金世代?黄金世代、黄金世代……5人いるんだっけ?飯田沙耶、ひめか、上谷、林下、そして舞華か。舞華がさ、自分で『私たち黄金世代』って何回言うの?舞華しか言ってないし……。『大丈夫なの?黄金世代!』って自分で口で言うんじゃなくて何かで見せろって私はそう思ってたけどさ、今日やってみて、私をこんなにしちゃって、黄金世代の中でも舞華が頭一つ抜けてんじゃないのかな。恐ろしい女だよ。私が言うんだから間違いないよ。舞華ジュリアじゃないとこんなこと出来ないでしょ。またシングルしたい。超楽しかった。絶対優勝しろよ。舞華。女帝だかなんだかになってくれよな。またな!」
舞華
「2回戦、ジュリアとの試合は壮絶な試合になると思って、こっちも色んな策を練って。結果、私の粘り勝ち。横浜武道館の借りも返すことが出来たし、このまま私は女帝ロード、突き進んでやる!」
――ジュリア選手は「私相手にしかああいう技は出来ないだろう」という旨のコメントをしていましたが、ジュリア選手が相手だからこそ最後のあの技が出せた?
「それはもちろん。ジュリアだからこそ、あんな危ない、難易度の高いものを全力で。無謀だと思ったけど、ジュリアだったからこそぶつけることが出来た」
第6試合
朱里が片足タックルからバックの取り合い。朱里がグラウンドでフォールも、1で切り返した詩美に腕ひしぎを狙う。回転して逃れた詩美がバックを取るが、グラウンドの攻防から一度距離を取る。
朱里が膝蹴りからロープに振ろうとするが、詩美が耐えてエルボー。詩美がロープに振ろうとするが耐えた朱里がエルボー。朱里がヘッドロックで絞り上げていき、ロープに振るが詩美はショルダータックルで迎撃。
睨み合いからエルボーの打ち合い。朱里が膝蹴り連発から串刺しラリアットも、避けた詩美がバックエルボーからコーナーに振ろうとするが、朱里がドロップキックでコーナーにふっ飛ばし串刺しニーからネックチャンスリー。フォールも1。
朱里は腕ひしぎも逃れた詩美はスリーパーで捕らえ朱里はロープに足を伸ばしブレイク。
詩美はバックを取るが、エルボーで逃れた朱里がバッククラッカー。さらにサッカーボールキックを狙うが、避けた詩美がラリアット。
詩美は再度ラリアットで朱里をエプロンに落とし、走り込むが朱里はエルボーで迎撃しエルボー合戦。詩美がエルボー連打からコーナーに叩きつけ、詩美はコーナーに登るとスリーパーで絞り上げて持ち上げる。
これを離すとエプロンの朱里へのミサイルキックも、避けた朱里がストンピング。詩美はアルゼンチンで担ぐが、朱里は体勢を切り返して変形の卍固め。だが詩美がリバースするが、朱里は着地しハイキックから投げようとするが、詩美が投げ捨てジャーマン。朱里はエプロンを走り込んでのランニングニーを叩き込み、これで詩美が場外に落下しOTR。
朱里「この試合、私が勝利したということは、シンデレラトーナメント、私が優勝への第一歩に近づきました。そして、林下詩美ちゃんの持つ、その赤いベルト、私が挑戦する資格、あるんじゃないかなぁって、思ってるんだけど、詩美、どうかなそこんとこ」
詩美「今日はオーバー・ザ・トップロープとはいえ、チャンピオンとして負けてしまい、さらに朱里さん、あなたとこのベルトを賭けて防衛戦、したくなりました。けど、まだこのシンデレラトーナメントの行方を見てから、考えさせてください」
朱里「焦らすね。焦らすよね。詩美やりたくなったって言ったのに、焦らすねぇ~。でも、そんな詩美も、好き。じゃあ次の試合あるから戻るわ。バイバーイ」
<試合後コメント>
林下詩美
「シンデレラ・トーナメント、負けてしまって2021年の赤いシンデレラになることは出来なかったんですけど、朱里さん、2回戦で当たることが出来てよかったです。負けちゃったけど、今日でさらに朱里さんとこのベルトかけて防衛戦したくなりました。やる・やらないはシンデレラ・トーナメントを終えてからしっかり考えたいと思います」
第7試合
岩谷が握手するかに見せかけてガットショットから首固めも2。
岩谷が逆さ押さえ込みも2。
ひめかがロープに振ってラリアットも、避けた岩谷がロープに飛んでジャンピングバックエルボーからジャーマンを狙うが、バックエルボーで逃れたひめかがロープに飛ぶも、岩谷はソバットで迎撃しハイキックからフォールも2。
岩谷はコーナーに登るが、ひめかはアルゼンチンで担いで動きを止めると場外に投げ捨てる。だが岩谷はロープを掴んでエプロンで耐えるとロープに飛ぶが、なぜかリングサイドに走り込んだナツコが足を掴んで倒し、フキゲンと小波が岩谷を場外に引きずり落とすがこれはレフェリーがOTRとは認めず。
リングに戻り試合が再開し、ひめかが岩谷にガットショットからコーナーに振って串刺しボディスプラッシュからラリアットでなぎ倒し、逆エビ固めで捕らえるが岩谷が切り返すもひめかは膝蹴りを叩き込み再度逆エビ固め。岩谷はロープを掴みブレイク。
ひめかはアルゼンチンからJPコースター。フォールも2。
ひめかはパワーボムからフォールも2。
ひめかは後頭部への串刺しラリアットからパワーボムを狙うが、岩谷がフランケンで丸め込むが2。岩谷は再度丸め込むが2。
岩谷はトラースキック。両者ダウン
ひめかが走り込むも岩谷が丸め込むも2。
岩谷はバズソーキックからフォールも2。
岩谷はムーンサルトを狙うが、ナツコが鉄の棒で殴りつけてカットし、エプロンに崩れ落ちた岩谷をひめかがショルダータックルで場外に落としOTR。
大江戸隊はそのまま岩谷を痛めつけ、フキゲンと小波がリング上のひめかを場外に叩き出す。ナツコが岩谷をリングに投げ入れると、小波とフキゲンがストンピング連打。
ナツコ「岩谷麻優!STARS対大江戸隊全面戦争は、まだ終わってねぇ。最後何があっても恨むなよって事前に忠告してたはずだ。次は、スターライト・キッド、そして、岩谷麻優、お前らの首をとってやる」
ナツコはキッドにケンカキックから岩谷にボディスラム。大江戸隊はストンピング連打も、謎のマスクマンが出てきて次々大江戸隊を蹴散らし、小波にDDTからナツコにガンスタン。
岩谷「大江戸隊、大江戸隊!シンデレラトーナメント、ぐちゃぐちゃにしやがって。ぜってぇゆるさねぇ。でもここで、助けに入ってくれたね。気になる?スターズの新メンバー!こいつだ!」
マスクを剥ぐと、正体は2015年にスターダムを退団したコグマ。
コグマ「私復帰してスターズで頑張ってくからよろしくな!」
ナツコ「コグマ・・・コグマ?コグマ?コグマ、おい、ほんとにこのリングに立ちてーんだったら、身体ぐらいちゃんと作ってこいや!」
(大江戸隊はリングを去る)
岩谷「それにしても、コグマ、大きくなったね。シンデレラトーナメント、キッド、岩谷麻優、どっちも決勝にはいけないけど、これから、コグマを含めた新しいスターズで大江戸隊、全面戦争必ずスターズが這い上がってみせるんで、これから新しいスターズ、よろしくお願いします」
<試合後コメント>
ひめか
「準々決勝……自分の力で勝ててはねーよな?STARSと大江戸隊の全面戦争なんて私の知ったこっちゃねーんだよ。出てくんなよオイ。しかもよ、全然関係ねーところで出てくんのはまだいいよ。シンデレラ・トーナメントってとこで出てくんじゃねーよ。全面戦争?勝手にやってろよ!」
岩谷麻優&コグマ
岩谷「あぁ!シンデレラ・トーナメント、勝てなかった!優勝できなかった!でも!もう今日はそこじゃない。みんなが一番楽しみなコメント。待ってるよね?コグマ!コグマ!」
(※コグマが合流)
コグマ「麻優さん、麻優さん!」
岩谷「ようやく来てくれた!ずーっと前から話してたんだけど、緊急事態とかあって全然登場できなかったけど、ずっと待機してもらってて。みんなにバレないようにね。ここぞというときに現れてくれって言ったんだけど、今日よかった!大江戸隊が乱入してきたのは予想外だったけど、予想内でもあったのかな。一言、一言!」
コグマ「6年ぶりに、私やっと復帰できる。嬉しいしか無いです。STARSに入れて。麻優さん、今スターダムで一番良く知ってる麻優さんのチームに入れて、すごく嬉しいです」
岩谷「シンデレラ・トーナメント、初めてやったとき、決勝戦がここのシングルだったんですよ!それで自分が勝手シンデレラになったんですけど、まさか6年ぶりに同じリングに立つとは思ってなかったんで。キッドと羽南はどう思ってるのかな?まあ、このメンバーで新しくSTARSっていうユニット、勢力拡大していくんで、目を離さないようにお願いします!」
(※岩谷が引き上げようとするとコグマも一緒に立ち上がる)
岩谷「多分、1人のコメントもみんな聞きたいと思うよ?頑張って喋れ!」
コグマ「いやぁ~……」
岩谷「声を大きく!ハキハキと!喋れ!」
(※岩谷が先に去っていく)
――改めて、リング上で復帰宣言をされたことについて
コグマ「ずっと話してて、復帰の目処をちょっと様子見てたんですけど『ここだな』と思って。大江戸隊にやられてるとこを見て、助けるっていう一番最初に大仕事が出来て嬉しいです。これからSTARSで頑張っていきたいと思っています」
――なぜ復帰をしたのでしょう
コグマ「なぜ?プロレスが好きだからです」
――では、なぜ一度辞めたのでしょう
「そうですねぇ。それも、裏を言うとプロレスが好きだったからですかね(笑)」
――日本武道館大会のバトルロイヤルに出たことが復帰を決意したことに影響している?
コグマ「影響してますね、影響してます。決め手っていうのにはなりました」
――最終的な決め手は
コグマ「やりたいと思ったら、止まらなくなってて。気持ちが。毎日プロレスプロレスって頭から離れていかないので、だったらやったほうが良いなと思って」
――復帰後の目標は
コグマ「以前やってたときは若かったんで、野望とかはなかったんです。とにかくプロレスが好きで、頑張ろう頑張ろうってだけだったんですけど、今のスターダムってガラッと変わってて、色んな面白い選手がいるなって。やっぱり、1人1人闘って倒していけると楽しいだろうなって思ってます」
刀羅ナツコ
「オイ、なんだよ。コグマ?コグマ……1回辞めた奴?よくわかんねーけど。コグマって名前には似つかわしくないくらいデカかったけど、あんなシロート連れてきて岩谷麻優はなにがしたいの?あんな奴1匹でまさか、あんな大江戸隊に勝とうとしてるの?くだらな。まあまあ、大田区の全面戦争、5月29日は流れたかもしれねーけど、ウチらはこのままなかったコトにするつもりはさらさら無い!6月になろうが7月になろうが8月になろうが来年になろうが!あたしたち大江戸隊は岩谷麻優、スターライト・キッドを潰すまで全面戦争を行う!以上だッ!」
第8試合
ウナギが走り込みエルボー連打からストンピング。ヘッドロックで捕らえるが、朱里が切り返してヘッドロックで絞り上げる。朱里はそのままグラウンドに持ち込みマウントから腕ひしぎ。ウナギはロープに足を伸ばしブレイク。
朱里はロープにくくってフェイスロック。これを離すとミドルキックからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
エルボーの打ち合いからウナギがエルボー連打。朱里はガットショットからコーナーに叩きつけて顔面を踏みつける。
朱里は串刺しニーから再度顔面に串刺しニー。フォールも2。
朱里はロープに飛ぶが、ウナギはカウンターのボディスラム。だが立ち上がった朱里がサッカーボールキックを叩き込み、PKを狙うがキャッチしたウナギが足へのエルボーからエルボー連打。
朱里は走り込むが、ウナギはコーナーへのそんなことより一献くれまいか?。
ウナギはロープに飛んで開脚式フェイスバスターからギロチンドロップ。フォールも2。
ウナギは大ふへん固めを狙うが、耐えた朱里が膝蹴り連発からネックチャンスリー。フォールも2。
朱里は腕ひしぎもウナギはロープを掴みブレイク。
朱里はストンピング連打から担ぐが、ウナギは丸め込むが2。
ウナギは前蹴りから大ふへん固めを狙うが、耐えた朱里にガットショットからリバースカッキーカッター。フォールも2。
ウナギはかかと落としからコーナーに上り、これより我は修羅に入る!からフォールも2。
ウナギはエルボーも、朱里は大外刈りで迎撃しフォールも2。
朱里はコーナーに登るが、ウナギはエルボーから正面に登りエプロンに蹴落とし、エルボーを打ち込むが朱里はぶら下がり腕ひしぎでそのままエプロンに引きずり落とす。朱里はミドルキック連打からハイキック。ウナギは避けて鉄柱に自爆させると、かかと落としからギロチンドロップ。そのまま場外に落とそうとするが、朱里はロープを掴んで耐え、ウナギのギロチンドロップを避けて自爆させると場外へのジャーマンを狙う。ロープを掴んで耐えたウナギに、朱里は膝蹴り連発からDDT。
朱里はランニングニーも、避けたウナギが前蹴り連発で場外に落としOTRで勝利した。
ウナギ「あ゛~勝った~。オーバー・ザ・トップロープでも、あの朱里選手に、勝ちました~!ウナギは、なんでスターダム来たとか、いらないとか、お荷物とか、言われてますけど、だからどうした?私は、この、シンデレラトーナメントで、勝ち抜いて、スターダムのトップに、てっぺんに!上り詰めますよ!スターダムの、てっぺんにね」
白川「いやいやいやいや、ウナギさん!私、フューチャーのトーナメント、一回戦今日勝ちましたよ!今の私の夢は、決勝でウナギと、シングル、フューチャーのトーナメントやることそして!私がその決勝で勝って、アーティストとフューチャーのニ冠になってトップ駆け上がります!」
たむ「いやいやいやいや、二冠王は、そんなに甘くないですよ。聞いてる?まあね、まずは、明後日、名古屋国際会議場で私達のこのベルト、アーテイストのタイトルマッチがあります。ここで防衛すれば、最多防衛記録更新。私達、コズミックエンジェルスの名前を、スターダムの歴史に、しっかり、刻みつけましょう!」
ウナギ「あと、皆さんに、ちょっと報告がございます。わたくし、ウナギ・サヤカは、4月1日に、スターダムに正式に所属しました!すえなが~く、よろしくお願いします。はいというわけで、今日は、みなさん、声を出せないですが、一緒にデリシャースをしてくださーい!いいかな?いっかな?」
白川「レディースエンドジェントルメン、アテンションプリーズ、ウェルカムアボード、コズミックエンジェール!」
ウナギ「私達も、あなたたちも、デリシャス!ん~まっ♪」
<試合後コメント>
ウナギ・サヤカ
「オーバー・ザ・トップロープだったんですけど、朱里選手に勝つことが出来ました。自分にとっての7番勝負の最後の相手で、『まだまだだからここまで上がってこい』と言われたので、まだまだ全然追いついてないですが、本当に嬉しいです。小川さんにも言われたんですけど、STARSはホントに若くてキャリアの長い選手がいっぱいいますが、私たちコズエンはね、まあまあ大人なんですけど、大人には大人にしか出来ない人生経験と、ここにしか、ここですべてかけてやるってこの気持ちで、絶対にてっぺんまで上り詰めたいと思います。ありがとうございます!優勝します!」
――追い込まれた上での勝利でしたが、ここまで粘れた理由はなんだと思いますか
「なんですかね……。やっぱり、7番勝負はとにかくビビってました。でもやっぱり、もうコズエン、アーティストのベルト、最近たむさんと未奈ちゃんが頑張ってすごい頑張って最後守ってくれてるので、チャンピオンとして、私が今変わらないとダメだと思っているので、ホントにもう何試合目でもどこの場所でやっても、1本1本マジで大事に闘いたいと思います。DDMもメチャクチャ強いので、最高に味わって、次が、タイにならんでるので、この10年の長い歴史にCOSMIC ANGELSを刻めるように、防衛して、新記録、新しく作りたいと思います」
――フューチャーのトーナメントでは、決勝戦で白川選手と当たりたい?
「そうですね。今日未奈ちゃんが1回戦で、私は明日1回戦なんですけど、飯田が怪我をしてフューチャーのベルト、3年未満ということで。もちろん未奈ちゃんと闘いたいし、ここで改めてCOSMIC ANGELSで強くなりたいと思います」
――シンデレラ・トーナメントでは準決勝まではオーバー・ザ・トップロープルールがありますが、決勝戦ではなくなります。ここまでの2試合はOTRで勝ち上がっていますが、決勝戦に向けての課題はありますか
「決勝までにもっと強くなって、そこまでに秘密兵器を準備したいと思います」
――ウナギ選手の成長の時間を得られるという意味で、日程が延びたことはプラスになっている?
「いやー、それに関しては別に。今でもいいですし。私にはホント今しかないと思ってるので、そのときそのときでホントにとにかく全力で、耐えて耐えて勝ちたいと思います」