180cmクラスの超大型女子が集合し大怪獣バトル!メーガン・ベーンがスターダムに復帰しボジラの心を折る!

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 7日、東京都・後楽園ホールにて『第15回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ開幕戦~ in KORAKUEN』が開催。メーガン・ベーンが衝撃のスターダム再登場を果たした。

 『ゴッデス・オブ・スターダム』はスターダムの秋の風物詩であるタッグリーグ戦。年末~年明けのビッグマッチのカードを大きく左右するシリーズだ。
 ユニットやパートナー間の絆が試されたり、余り物同士で組まされたとしか思えないタッグが思わぬ化学反応を起こしてタッグ戦線の光景を変えたりするというプロレスの醍醐味が味わえるシリーズとして注目を集めている。
 今年も【レッドゴッデス】【ブルーゴッデス】の2ブロックに分かれ、16組(32名)が参戦している。

 この日の第6試合では、今大会では公式戦が無いメンバーで8人タッグマッチを実施。
 HANAKO&X&月山和香&梨杏vs壮麗亜美&レディ・C&ボジラ&鉄アキラというカードであり、“X”がHANAKOのタッグパートナーであるということで当日まで期待を集めていた。

 一番最後に満を持して入場してきた“X”の正体は、なんとメーガン・ベーン。
 メーガンは 2023年7月に初来日を果たし、180cm超えの圧倒的パワーで大暴れ。舞華とのタッグで『GODDESSES OF STARDOM 2023』優勝を果たしたり、当時中野たむが保持していた赤いベルトへ挑戦していたりと、数年スターダムを見ているファンには馴染みの深い選手だ。
 2024年1月に日本ラストマッチを行い、現在はAEWで活躍。米国でのGCWではボジラとのシングル戦を経験し、そのボジラに鈴季すずが目をつけてスターダムへと呼び込んだという経緯がもあり、メーガンのスターダム再参戦は様々なストーリーが収束する最後のピースとなった。

 これにより、181cmのボジラとHANAKO、180cmのメーガン、177cmのレディ、170cmの壮麗が暴れまわることになり、6m40cmのリングがとても小さく見えるという女子プロレスではめったに見られない光景が広がった。


 ゴングを前にメーガンとボジラは好戦的な笑みを浮かべながら額を突き合わせての視殺戦を展開。これを梨杏とアキラが引き剥がして先発で出ていき試合開始。
 しかし、この試合の中では大人と子どもほどの身長差がある月山、梨杏、アキラがいいように攻め込まれる展開となり、結果的に大型選手の多いボジラ組が圧倒的有利な試合運びを見せる。
 ついにメーガンとボジラの対面が実現すると、重厚なエルボー合戦から互いにジャーマンで投げ合ったりラリアットを受け合ったりする根比べが展開され会場はヒートアップ。競り勝ったボジラがパワーボムを狙うが、メーガンがフランケンシュタイナーで切り返すという意外な身軽さで逆転。
 怒り狂って敵味方関係なくショルダータックルでぶっ飛ばし始めたボジラだったが、メーガンがフライング・ラリアットでなぎ倒し、HANAKOとのサンドイッチ式ラリアット。最後はメーガンがアキラをランニング・パワーボムで沈めた。

 試合後、メーガンは「日本が恋しかった。2年近く離れていたけど、スターダムファンの情熱とエネルギーに勝るものは無いし、スターダムほど才能に溢れた選手のいる団体は無い。戻ってこられたことを嬉しく思う。前回は舞華と組んで優勝したけど、今度は新しいパートナーのHANAKOと組んで優勝することになる。日本とスターダムがみんなの誇りになるような闘いを見せる」と真剣な表情で力強く演説。
 なお、英語が堪能な月山が通訳を買って出るも「にほんぅ、メッチャ恋しくてぇ~」から始まる月山口調のゆるふわ言葉で通訳されたため、メーガンが外見に反してキャピキャピした口調で話しているような形に。そんなギャップもこれから定番になっていくのかもしれない。

 一方、ボジラは頭を抱えて「また負けた。メーガン・ベーンが戻ってきて、ここでもまた負けたんだ。もう考えたくもない。これからの1ヶ月について考えることすらできない。ノー、ノー……ノー!ノー!あぁ、ダメだ。もう無理だ、もう無理だ……」と完全に心を折られた様子であり、仮に再戦する日が訪れても勝率は今日よりも低くなってしまうかもしれない。

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