“傾奇者グラレスラー”ウナギ・サヤカが14歳の悪童ファイターを成敗!「私達にもおじさんにも未来はあるけど、あの子達の未来の大きさは計り知れない」

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 29日、東京・ベルサール汐留にてスターダム『5★STAR GP 2021』が開催。第4試合ではウナギ・サヤカの持つフューチャー・オブ・スターダム王座に吏南が挑戦した。

 フューチャー・オブ・スターダム王座は20歳以下、またはキャリア3年未満の選手にのみ挑戦権が与えられるシングル王座でありスターダムの登竜門的な王座。7月にウナギが白川未奈を倒し戴冠すると、キャリア3年未満かつ14歳の吏南が「おい、クソババア。テメエ何歳だよ。このフューチャーのベルトってのはな、若さの象徴なんだよ。だから、この吏南様が挑戦して、本当のスターダムの未来を作っていく」と挑戦表明。年齢は上ながらもキャリアでは吏南の後輩にあたるウナギは「確かにこのベルトはいままで若い人たちが巻いてましたよ。でも、未来は誰にでもある。あのおじさんにも、あのおじさんにも、あのおじさんにもあるんだからね。それをこの私が、お子様に教えてあげるよ」と挑戦を受けたが、8月13日の後楽園ホール大会でスターダム移籍一発目の試合となった桜井まい(30)との試合をウナギは王座戦へ。防衛には成功したが、これに吏南は「吏南が先に挑戦表明してんのに、何勝手に他のババァとタイトルマッチしようとしてんだよ!」と憤っていた。

 試合は吏南が「クソババア!」と急襲し場外乱闘で鉄柱に叩きつけるなど荒れた展開に。リングに戻ると吏南が得意の柔道殺法で攻め立てるが、ウナギがそんなことより一献くれまいか?(=フラップジャック)で流れを引き込むと大ふへん固め(=変形ゴリースペシャル)で捕らえ、最後は大ふへん者-雲の彼方に-(=大ふへん固めからのベトナムドライバーII)で叩きつけ3カウント。

 見事勝利したウナギは「クソガキ、なかなかやるじゃねーか。私はあの子が一番スターダムで一番怖い選手で、大江戸隊に行ってどんな事を言われても、絶対悲しい顔せずに真っ直ぐ向いてるところが、プロレスラーとして人として素晴らしいとこだなと思ってる。14歳?私達にももちろん未来はあるし、おじさんにももちろん未来はあるけど、やっぱりあの子達の未来の大きさっていうのは計り知れなくて、多分、遊ぼうと思ったら遊べるし、向き合おうと思ったら向き合えるし、逃げようと思ったら逃げれる。でも、強く、真っ直ぐ、プロレスにずっと、今と同じように今以上に向き合っていて欲しいなと思ってます」と吏南を評価した。

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