【試合詳細】8・29 スターダムベルサール汐留大会 【ハイスピード】なつぽいvsスターライト・キッド 【フューチャー】ウナギ・サヤカvs吏南 彩羽匠vs舞華

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『5★STAR GP 2021』
日程:2021年8月29日(日)
開始:14:00
会場:東京・ベルサール汐留
観衆:365人・満員(コロナ対策限定人数)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[Queen's Quest]○AZM
9分0秒 アメシスト・ストーム
[STARS]●羽南

▼桜井まいスターダム・チャレンジ・2 15分1本勝負
[COSMIC ANGELS]●桜井まい
8分31秒 胴絞めチキンウイングフェイスロック
[Queen's Quest]○渡辺桃

▼5★STAR GP 2021レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負
[Donna del Mondo]●ひめか【2敗=0点】
4分44秒 後方回転エビ固め
[大江戸隊]○フキゲンです★【1勝3敗=2点】

▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
【王者/COSMIC ANGELS】○ウナギ・サヤカ
9分55秒 大ふへん者-雲の彼方に-→片エビ固め
【挑戦者/大江戸隊】●吏南
※第6代王者が二度目の防衛に成功

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[STARS]○岩谷麻優
9分12秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
●レディ・C

▼5★STAR GP 2021ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負
○彩羽匠(マーベラス)【1勝=2点】
13分45秒 ランニングスリー→エビ固め
[Donna del Mondo]●舞華【3勝3敗1分=7点】

▼ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
【王者/Donna del Mondo】●なつぽい
16分59秒 スター・スープレックス・ホールド
【挑戦者/大江戸隊】○スターライト・キッド
※第20代王者が初防衛戦に失敗。キッドが第21代王者へ

スターライト・キッドがなつぽいを倒し念願のハイスピード王者へ!ウナギが吏南を倒しフューチャー王座防衛!引退したはずの葉月がリングに登場!

第1試合

 AZMは握手に応じてクリーンに試合開始。
 ロックアップからリストの取り合い。羽南がバックを取るがAZMがヘッドロックで切り返しグラウンドに引き込むが、羽南はヘッドシザースで切り返すもAZMは抜けて距離を取る。

 羽南がロープに振ってラリアットも、避けたAZMがスライディングで足を刈って倒し、ロープに飛んで低空ドロップキック。
 AZMはコーナに振って串刺しドロップキックからフォールも1。

 AZMはアームバーを狙うが、羽南はロープに足を伸ばしブレイク。

 AZMは首投げからサッカーボールキック。再度サッカーボールキック。
 羽南は立ち上がりエルボーの打ち合いから、羽南がエルボー連打。AZMは髪を掴んで強烈なエルボーでふっ飛ばし、ロープに飛ぶと羽南のドロップキックを避けてサッカーボールキック。これを避けた羽南がスクールボーイから腰投げで叩きつける。
 羽南はノーザンライトを狙うが、耐えたAZMがソバットからロープに飛ぶが、羽南はドロップキックで迎撃し、AZMとともに前転して膝十字。AZMはロープを掴みブレイク。

 羽南はAZMの足をロープにかけて足へのドロップキック。
 羽南はマフラーホールドで捕らえるが、AZMはロープを掴みブレイク。

 羽南はノーザンライトスープレックスホールドも2。

 羽南はコーナーに振ろうとするが、AZMが途中で足を痛めて倒れてしまう。再度羽南がコーナーに振ると、AZMはコーナーを駆け上がりミサイルキック。避けた羽南がコーナーに上りダイビングクロスボディアタックから大外刈り。さらにブロックバスターホールドも2。

 羽南は投げようとするが、耐えたAZMにストンピング。
 羽南はロープに飛ぶが、AZMが避けてブレーンバスターからフォールも、2で返されると脇固め。回転して切り返そうとした羽南を再度丸め込み無道。羽南はロープに足を伸ばしブレイク。

 AZMはコーナーに上りミサイルキックからフォールも2。

 AZMはコーナーに上りダイビングフットスタンプからフォールも2。

 AZMはハイキックも、避けた羽南がスクールボーイも2。
 羽南は再度スクールボーイも、お互い切り返し合戦になるが2。
 AZMはあずみ寿司も、羽南は切り返してフォールも2。

 羽南は足をすくってからの膝十字。AZMはロープを掴みブレイク。

 羽南が串刺し攻撃を狙うが、AZMがハイキックで迎撃しアメシスト・ストームでギブアップを奪った。

第2試合

 ロックアップからバックの取り合い。桜井がエルボー連打でロープに押し込むが、桃が体勢を切り返すと強烈なエルボー。桃はロープに振るが、桜井はビッグブーツ。桃は受けきり桜井はロープに飛んでビッグブーツ連発も、桃がドロップキックで迎撃。

 桃はストンピングからボディスラムで叩きつけフォールも2。

 桃は首投げから背中にサッカーボールキック。さらにストンピングから顔面を蹴りつけ「誰だお前!」と挑発。
 桃は背中にエルボーから「来いよオラ!」と挑発し、桜井が膝立ちでエルボーも桃は顔面にエルボー。桜井はエルボー連発も、桃は強烈なエルボー一発で吹っ飛ばす。
 桃はロープに飛んでいくが、桜井はビッグブーツで迎撃し、串刺しソバットからエルボードロップ。フォールも2。

 桜井は投げようとするが、耐えた桃がボディスラム。
 桃はPKからフォールも2。

 桃は膝立ちの桜井の胸へミドルキック連発からランニングミドル。桜井はキャッチし足へのエルボーからビッグブーツで倒し、ボディスラムで叩きつけると「もう一発!」と再度ボディスラムからフォールも2。

 桜井はSTFで捕らえるが桃はロープを掴みブレイク。

 桜井はロープに飛んで顔面にケンカキック。
 桃が立ち上がりエルボーの打ち合いから、桃がエルボー連打。桜井が避けてエルボー連打からロープに飛んでビッグブーツも、キャッチした桃がエルボーで倒す。
 桃はコーナーに振って串刺しドロップキックから串刺し低空ドロップキック。さらにブレーンバスターからフォールも2。

 桃はチキンウイングフェイスロックも桜井はロープに足を伸ばそうとするが、桃が切り返してBドライバーを狙うも桜井が丸め込むが2。
 桃が走り込むが桜井がスクールボーイ。
 桜井は首固めも2。

 桜井はビッグブーツからスタナー。さらにカカト落としを叩き込みフォールも2。

 桜井は胴絞めスリーパーも、桃はロープを掴みブレイク。
 桜井はすぐさまフォールも2。

 桜井はコーナーに登り、セカンドロープからのダイビングエルボードロップからフォールも2。

 桜井は桃を引き起こしてロープに飛ぶが、桃はカウンターのハイキックからバズソーキック。フォールも2。

 桃は胴絞めチキンウイングフェイスロックで捕らえギブアップを奪った。

<試合後コメント>
渡辺桃
「渡辺桃、本日復帰致しました。まあちょっとの間皆さんにはお待たせしてしまったんですけど、私のファイブスターまだ2戦しかしてないので、ここから優勝に向かって、どんどんどんどん突っ走っていくので皆さんしっかりついてきてください。そして桜井まい?まあ、頑張ってたんじゃないかな。でももうちょっと頑張ってほしかったよ」

桜井まい
「今日スターダムチャレンジ2戦目終了して、ほんとにスターダムの壁の高さ、すごく実感してます。昨日に続き今日も、めちゃくちゃ手強い相手で、ほんとに最初から結構全然自分のペースに持ち込めなくて、負けてしまいました。なんですけど、これにこりず応援してくれたら嬉しいです。もっともっと練習して強くなります。ありがとうございました」

第3試合

 手4つをひめかが要求するが、フキゲンは手が届かずに足を踏みつける。怒ったひめかがロープに振るが、ラリアットを避けたフキゲンがバックを取り、バックエルボーも避けて殴りかかるが、ひめかが頭を押さえるとリーチの差でフキゲンの手が届かない。
 ならばとフキゲンはバックを取るが、ひめかは余裕の表情でロープまで歩き、フキゲンは投げることを諦めると背中にエルボーからロープに振ろうとする。ひめかはロープを掴んで微動だにせず、ふてくされたフキゲンはコーナーに上りタバコをふかすポーズをする。
 ひめかは走り込んでエルボーを狙うが、フキゲンがその手を掴んでタバコをふかすポーズをしながらオールドスクール。
 フキゲンはコーナーにもたれかかるひめかに串刺しクロスチョップを狙うが、ひめかは2連続で足を伸ばしてカットすると、3回目でアルゼンチンも、フキゲンはこれを丸め込むが2。

 フキゲンはブレーンバスターを予告するが、ひめかが逆にブレーンバスター。
 ひめかは串刺しボディスプラッシュからロープに飛んでショルダータックル。
 ひめかは逆エビ固めで捕らえるが、フキゲンはロープを掴みブレイク。

 ひめかがアルゼンチンで捕らえ、そのままJPコースターを狙うが、着地したフキゲンにラリアット。避けたフキゲンに逆の腕でショートレンジラリアットを叩き込むと、再度アルゼンチンで担ぎJPコースター。フォールもフキゲンが切り返して丸め込み3カウント。

第4試合

 吏南がコーナーでポーズを決めるウナギをドロップキックで急襲し試合開始。
 場外に転がり落ちたウナギを吏南が鉄柱に叩きつけ、セコンドの琉悪夏がボックス攻撃。吏南はロッシー小川の前でアームロックから、鉄柱に腕を巻きつけて痛めつけていく。
 リングに戻り吏南が踏みつけフォールも2。

 吏南はコーナーに振って串刺しバックエルボーからロープを使ったアームブリーカー3連発。フォールも2。

 ウナギの膝立ちエルボーに吏南がケンカキック。さらに吏南が腰投げ連発からフォールも2。

 吏南は脇固めで捕らえるが、ウナギはロープに足を伸ばしブレイク。

 吏南は顔面を蹴りつけ、ロープに飛ぶがウナギがカウンターのボディスラム。
 ウナギは串刺しバックエルボーから開脚フェイスバスターで叩きつけフォールも2。

 ウナギがキャメルクラッチで捕らえ、これを離すと大ふへん固めを狙うが切り返した吏南が前転させて腕ひしぎ。これをウナギが丸め込むも2。

 吏南はドロップキックからロープに飛ぶが、ウナギはカウンターのコードブレイカー。
 吏南は再度ロープに飛ぶが、ウナギはそんなことより一献くれまいか?で迎撃。
 ウナギは髪を掴んで引きおこしエルボー。エルボーの打ち合いから吏南がエルボー連打。ウナギもエルボーを打ち込んでいくが、ガードした吏南が大外刈りからノーザンライトスープレックスホールドも2。

 吏南は卍固めで捕らえるがウナギがロープを掴もうとするとスクールボーイに切り返すが2。

 吏南はゴリーボムを狙うが、切り返したウナギが膝蹴り連発から大ふへん固めを狙うが、吏南が切り返してゴリーボム。フォールも2。

 吏南は卍固めで捕らえるがウナギはロープを掴もうとするが、吏南はグラウンド卍に切り返すもウナギはロープに足を伸ばしブレイク。

 吏南はコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたウナギがガットショットから国士無双十三面待ち。フォールも2。

 ウナギは大ふへん固めを狙うが、吏南が丸め込むが2。

 吏南は走りこむが、ウナギがビッグブーツ。再度走り込んで来た吏南をビッグブーツで倒し、ストロークからフォールも2。

 吏南が走り込むも、ハンマーブローで迎撃したウナギが大ふへん固めで捕らえ、大ふへん者-雲の彼方に-で叩きつけ3カウント。

 試合後、9月4日・5日の新日本プロレス・メットライフドーム大会でのスターダム提供試合が、新日本プロレスワールドでの配信が決定した事が発表された。

<試合後コメント>
ウナギ・サヤカ
「クソガキ、なかなか、やるじゃねーか。いやでも、私は、あの子が、一番スターダムで一番怖い選手で、マジで何言ってるか、悪口がはっきりくっきり、聞こえるっていうのは、すごくいいなって思うし。大江戸隊に行って、どんな事を言われても、絶対悲しい顔せずに真っ直ぐ向いてるところが、プロレスラーとして、人として、素晴らしいとこだなと思ってるので、まあこのベルト、3年間私が必ず1・4まで守りますけど、その後はこのベルトより欲しいと思ってもらえたと思うので、三姉妹で壮絶な取り合いをしてもらえたらいいなと思ってます」

――試合後は自分から握手を求めにいきましたが、感じるところはあったと?
「そうですね、14歳?やっぱ、私達にももちろん未来はあるし、おじさんにももちろん未来はあるけど、やっぱり、あの子達の未来の大きさっていうのは計り知れなくて、多分、遊ぼうと思ったら遊べるし、向き合おうと思ったら向き合えるし、逃げようと思ったら逃げれる。でも、強く、真っ直ぐ、プロレスにずっと、今と同じように今以上に向き合って、いて欲しいなと思ってます」

第5試合

 手4つに岩谷が手が届かないと見るや、「スキあり!」とガットショットからヘッドロック。
 レディ・Cが突き飛ばすとショルダータックルも、岩谷は受けきり、レディ・Cのショルダータックルをスカしてロープに飛んでドロップキックも、受けきったレディ・Cがショルダータックルで倒す。
 エルボーの打ち合いから岩谷がソバット。さらに首投げからサッカーボールキック。フォールも2。

 岩谷は逆片エビ固めで捕らえるが、レディ・Cはロープを掴みブレイク。

 岩谷は背中を蹴りつけていき、背中に乗るとレディ・Cはロープを掴みブレイク。

 岩谷は背中を連続で踏みつけていき、レディ・Cはロープを掴むと岩谷はボディを蹴り上げてからストンピング。
 岩谷は髪を掴んで引き起こし、エルボーで吹っ飛ばす。レディ・Cもエルボーで返すが、岩谷はガットショットからフェイスバスター。仰向けのレディ・Cの腹に乗ってサーフィンのようにグリグリと痛めつけると、ボディスラムからフォールも2。

 岩谷はコーナーに振ろうとするが、逆に振ったレディ・Cが串刺しビッグブーツ。フォールも1。

 レディ・Cはココナッツクラッシュからロープを貫いてのケンカキック。さらにロープに飛んでビッグブーツからフォールも2。

 レディ・Cは投げようとするが、着地した岩谷を突き飛ばしてからエルボー。さらにロープにもたれかかるレディ・Cに低空ドロップキック。
 岩谷はコーナーに上りダイビングフットスタンプからフォールも2。

 岩谷はジャーマンを狙うが、耐えたレディ・Cが河津落とし。
 レディ・Cはロープに飛んでネックブリーカードロップからフォールも2。

 レディ・Cはチョークスラムからボディプレスを投下しフォールも2。

 レディ・Cはエルボー連打から串刺し攻撃を狙うが、避けた岩谷がスクールボーイからバカタレスライディングキック。
 岩谷はラリアットを避けてバックを取るが、レディ・Cが切り返すと岩谷がエルボー。レディ・Cはこれを避けて脳天唐竹割りからチョークスラムを狙うが、耐えた岩谷がハイキック。
 岩谷はコーナーに上りムーンサルトを投下するが、飛びすぎて自分のボディもしたたかに打ち付ける。
 岩谷が苦しんでいるうちにコーナーに登ったレディ・Cがダイビング空手チョップからロープに飛ぶが、岩谷はトラースキックで迎撃しバズソーキック。フォールも2。

 岩谷はムーンサルトプレスを投下するが、今度は飛ぶ距離がたらずにムーンサルトダブルニードロップのようにレディ・Cのボディに膝を叩き込み3カウントを奪った。

葉月がリングに乱入

 スーツ姿の葉月が突然リングに登場。
葉月「麻優さん、スターダムのファンの皆さん、お久しぶりです。葉月です!私がいなくなってからのスターダム、生え抜き選手よりも、外から入ってきた選手の活躍のほうが大きくて、私は正直悔しいです。生え抜きってこんなもんでしたっけ?麻優さん、悔しくないんですか?」
岩谷「葉月、とりあえず、久しぶりだね。でも、このリング、このリング、最後の最後、葉月、お前は、スターダムに文句を言っていなくなった。で、このリングにまた戻ってきた。それは、また、文句を言いに来るためだけですか?それとも、他にこのリングでやり残したことがあるんですか?なぜ、今日、今、ここに戻ってきたか、いや、戻って、完全に戻ってきてはないけど、このリングに上がってる以上、いろんな覚悟、あるんでしょうけど、色々言いたいことあるけど、まずは、葉月の意見、ちゃんと聞かせてもらいたい」
葉月「まあ引退の話題になりますよねそれは」
岩谷「なるでしょう」
葉月「批判されるのも、認められるのも、皆さんの自由なので、私には、何を言ってもらっても構いません。ただなぜ今日、私がこのリングに立っているのか、それは、今のスターダムに、刺激を与えに来ました。現状打破したい、勇気ある人、名乗り上げてきてくれるの待ってます。それではまた」
(葉月は岩谷にマイクを渡してリングを去る)
岩谷「おい、おい、ほんとにスターダムいろんなことありすぎでしょう。ありすぎだよいろんなこと。でも、葉月が、このリングに上がった、いろんな未来の第一歩、だと自分は思います。みなさんも、葉月が帰る時に大勢の拍手をした。それだけ、葉月に期待があるってことだと思います。まあ、ただ、文句言いに来ただけじゃない、んだろうから、この先、ワクワクしたいと思います。本日はありがとうございました」

<バックステージコメント>
葉月
「最初が引退の話題になるのは判っていた事です。あれは、あの時の気持ちそのまんまです。ただ、今の気持ちは、生え抜きってこんなもんだったのかな?自分が居たときは違うかったな。悔しくないのかな?そう思っている選手がいるんじゃないんですか他にも?まあほんとにリング上で言ったとおり、現状打破したい人がいるなら、待ってます。それだけです」

――スターダムのリングで今後試合をされるおつもりという事でよろしいんでしょうか?
「そうですね。そうじゃなきゃ、今日上がってないです。覚悟があって、今日このリングに立ったんで。まあお客さんも選手も、まあ、なんだろう、ありえないって思う人もいれば、戻ってきてくれてありがとうって人もいるだろうけど、ほんとにそれは、何を思ってもらっても、自分に何を言ってもらっても、かまいません。好きに言ってください。ただ、私がスターダムのリングに上がった以上、面白くなる事は間違いないんじゃないですか?」

――葉月さんから見て今の大江戸隊はいかがでしょうか?
「今の大江戸隊?うーん、まあどうにかしなきゃいけないんじゃないかな、いろんな意味で。それは、何を思ってもらってもいいですよ。どうにかしなきゃいけない、良いようにとらえても悪いようにとらえても、好きにとらえてくださいそこは」

――対戦の名乗りを上げる人は、今の発言だと多分スターダムの生え抜きじゃない選手も面白く無いと思うんですね。どちらでも
「別にかまわないです」

――早いもの勝ち
「そうですね。なんだろう?生え抜きに拘る必要もあると思うんですけど、やっぱり今のスターダム生え抜きよりも外から来た選手のほうが多いから、そういう人が名乗りあげてきてくれるのも面白いんじゃないかなと思います」

――1度(木村花追悼興行で)試合をしていますが、今のコンディションはすぐにでもリングに上がれる状況なんでしょうか?もう少し時間がほしい感じですか?
「気持ち的には今日にでもあがりたいぐらいの気持ちなんですけど、まあ、もう少し時間をもらってバッチリ身体を整えて、プロとしてしっかりリングにあがりたいと思ってます」

第6試合

 ロックアップからバックの取り合い。彩羽がヘッドロックからグラウンドの攻防も、抜けた舞華が距離を取る。
 彩羽がソバットから首投げで倒しサッカーボールキック。フォールも1。再度フォールも1。再々度フォールも1で返されるとヘッドロックで絞り上げる。彩羽はこれを離すと背中にエルボーからブラジリアンキックを背中に叩き込んで倒すと、ストンピングから髪を掴んで引き起こし、首投げからスリーパー。舞華はロープに足を伸ばしブレイク。

 彩羽は背中にストンピングからフロントネックロック。舞華はロープを掴みブレイク。
 エルボーの相打ちから彩羽がエルボー連打。舞華は膝立ちでエルボーも、彩羽がエルボーを叩き込むが舞華はカウンターで投げようとするが、耐えた彩羽がエルボーからコーナーに叩き込みエルボー連打。崩れ落ちた舞華にエルボーを打ち続けるが、これはレフェリーが引き剥がす。

 彩羽は髪を掴んで引き起こしローリングラリアットも、舞華はカウンターのロックボトムからフォールも2。

 舞華は投げようとするが、耐えた彩羽にガットショットからコーナーに振って串刺しラリアットからロープに飛んでショルダータックル。受けきった彩羽に再度ショルダータックルも、彩羽は受け切ると、両者同時にロープに飛んでショルダータックルの相打ち。彩羽が再度ロープに飛んでランニングミドルで蹴倒すと、舞華はすぐに立ち上がりラリアットを放つが、その腕を巻き込んだ彩羽が左右のミドルキック連発から足を刈って倒し、ロープに飛んでPKから再度ロープに飛んで顔面への低空ドロップキック。
 彩羽はブレーンバスターからフォールも2。

 彩羽はミドルキックも、キャッチした舞華が足へのエルボーからエルボーを叩き込み、ロープに飛ぶが彩羽はスリーパーで捕らえる。舞華が切り返してブレーンバスターを狙うが、耐えた彩羽がエルボーも、舞華はこれをキャッチしてブレーンバスター。フォールも2。

 彩羽はローキックからソバット。さらにトラースキックも避けた舞華がラリアットでなぎ倒す。舞華が走りこむが彩羽はトラースキックで迎撃。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いから彩羽が投げようとするが舞華がリバース。走り込むが彩羽がカウンターのエルボーで倒し、コーナーに登るが舞華が立ち上がりエルボーから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。

 舞華は担ぐが、着地した彩羽をロープに振るも、彩羽はニールキックを叩き込む。さらにバズソーキックからフォールも2。

 彩羽はコーナーに叩き込みランニングスリーを狙うが、着地した舞華がドロップキック。フォールも2。

 舞華はスリーパーで捕らえるが、彩羽はバックエルボーで逃れロープに走ろうとするが、舞華はコスチュームを掴んで引き込むとスリーパーで捕らえ直す。これを離して炎華落としからフォールも2。

 舞華は担ごうとするが、着地した彩羽にソバットからロープに飛ぶが、彩羽はハイキック。だがすぐに舞華がラリアットで叩き伏せ、ロープに飛んでスライディングラリアットも、避けた彩羽が横十字固めも2。

 彩羽は舞華のラリアットを巻き込んでパワーボムからフォールも2。

 彩羽はハイキックからトラースキック。さらにハイキックで倒し、ランニングスリーで叩きつけて3カウントを奪った。

 試合後、女子プロレスが26年ぶりに開催されることとなる大阪城ホール大会が10月9日に決定したことが発表された。

<試合後コメント>
彩羽匠
「ちょっと強がってましたけど、まず、やっとファイブスター初戦始まりました。これから、遅れを取り戻すためにもしっかり連勝続けて、他の選手に圧を加えようかなと思います。マーベラス背負って、マーベラスのエースだからこそ、良い結果を楽しみにしといてください。ただの駒ではないですよ」

――こっから一ヶ月の間にシングル8試合、デビュー以来一度もそのような経験はしたこと無いと思いますが、大半が初対決になります
「全部初対決です。シングルは。シングル初対決なんですけど、問題ないですよ。スターダムに居た頃から自分はシングルを沢山やって、沢山ドローをしてきた女なんで。よく小川さんにドロー女って言われてたぐらいなんで。新人の時にそれを超えられたんで、今は経験も違いますし、シングル何本来ようが、早く決めればいい話ですからね。しんどい試合になりそうだったら。ちょっと今日は楽しみ過ぎました。ちょっと、飛ばしていきたいと思いますここから」

――リング上では余裕そうに見えましたが
「いやいやいや!かなりしんどいです!あの、技を出させないようにしてたんですよあまり。けどやっぱり一発一発が重くて、エルボーで今腕が上がんないっす。パワーありますね。でも、まあちょっと、今回は自分が引き出す余裕というか、もう絶対勝たないと初戦なんでかっこつかないんで、まあちょっと自分の良さだけを」

――前半はワンサイドのようでしたが
「余裕がなかったですね正直気持ちに」

――ヒザも含めて?
「いや初戦という、ファイブスターの初戦が遅れてるっていう事に対してですね。みんなはもう何戦かやってるんで、そこの遅れ?の焦りです」

――マーベラスとしてっていう言葉がありましたが、他団体から乗り込んで、大きく言えば長与千種の名前も背負っているからこそ優勝したいと
「自分が出るっていう意味、マーベラスのエース一応やらせてもらってますから。下の選手がいるので、ここで結果残さないと、残せる自信がなかったら、多分下の子出してますよ。経験を積ませるために。自分が出たっていう意味を、それでわかってもらえれば。結果が出せる自信があるってことです」

第7試合

 キッドが挑発すると、なつぽいは突き飛ばしてビンタ。避けたキッドのマスクを掴んだなつぽいがソバットからロープに飛ぶが、追走したキッドが仰向けに寝てコケさせようとするも、なつぽいは側転して避けるとお互いロープに振ろうとし、なつぽいがロープに振っていくがキッドはロープを掴んでなつぽいをスカすと、なつぽいの背中にストンピングから引き起こそうとするが、なつぽいはアームホイップを狙うもキッドは側転で着地しアームホイップ。だがなつぽいも走り込んでアームホイップからロープに飛ぶが、キッドが足を刈ってフォールしようとするがなつぽいも足を刈って倒しフォール。すぐに抜けたキッドが距離をとる。

 ロックアップからなつぽいがヘッドロックで捕らえるが、キッドが突き飛ばすと低空ドロップキックで倒す。
 キッドは足へのストンピングから足を蹴り上げ、足へのダブルニードロップからフォールも2。

 キッドはストンピングからボディを蹴り上げ、コーナーで顔面を踏み潰していく。
 これを離すとなつぽいの足を掴んだまま場外に降り、鉄柱に叩きつけてから鉄柱を使った足4の字。

 リングに戻り、グラウンドドラゴンスクリューから足4の字。なつぽいはロープを掴みブレイク。

 キッドは髪を掴んで引き起こすと、なつぽいはガットショットもその足をキャッチしたキッドが足への低空ドロップキック。フォールも2。

 キッドはロープに振ろうとするが、なつぽいは足を押さえて倒れてしまう。キッドは「終わりか!?ハイスピードチャンピオンじゃね―のか!」と足へのストンピングからビンタを連発し引き起こすが、なつぽいはエルボーからロープに飛ぶも、場外から琉悪夏がなつぽいの足を掴んで引き倒し、キッドが顔面への低空ドロップキック。
 キッドは串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたなつぽいが前方回転エビ固めも2。

 なつぽいは低空ドロップキックからロープに飛んで、ロープにもたれかかるキッドの顔面にロープを貫いての低空ドロップキック。
 なつぽいはコーナーに登りダイビングクロスボディアタックからフォールも2。

 なつぽいはバックを取るが、キッドはバックエルボーで逃れるも、なつぽいはロープに振るがキッドはブーメランクロスボディで迎撃。
 キッドは串刺し攻撃を狙うが、なつぽいはショルダースルーでエプロンに落とすとエルボー。避けたキッドがショルダーアタックも、なつぽいはかわしてソバット。キッドはその足をキャッチし、ロープを使ったレッグブリーカー。
 キッドはエプロンでなつぽいを引き起こすと、キッチャーマンを狙うが、耐えたなつぽいへケンカキック。なつぽいはエルボーも、キッドもエルボーで返しエルボーの打ち合いへ。
 なつぽいがエルボー連打からジャーマンを狙うが、耐えたキッドが丸め込むも、なつぽいが切り返してエプロンでのジャーマンスープレックス。
 場外に落下したキッドへ、なつぽいがコーナーからのプランチャを投下。
 なつぽいはキッドをリングに投げ入れようとするが、耐えたキッドがなつぽいを鉄柱に叩き込むと、ふらつくなつぽいへケブラーダを発射。
 場外でエルボーの相打ちからカウント19で両者リングへ。

 両者髪を掴んで睨み合いながら立ち上がると、キッドがチョップからキッチャーマンを狙うが、なつぽいがネックスクリューを狙うも、捕らえたキッドにトラースキック。キッドはこれをキャッチし足へのエルボーからガットショットも、なつぽいがキャッチするとキッドはバク宙で逃れてドロップキック。避けたなつぽいがロープに飛んでヘッドハンター。
 なつぽいはフェアリアルギフトを狙うが、正面に駆け上がったキッドが雪崩式アームホイップからキッチャーマンも2。

 キッドはムーンサルトプレスを投下するが、なつぽいが避けると低空ドロップキック。なつぽいはロープに飛ぶが、追走したキッドをスカしたなつぽいがトラースキック2連発。だがキッドは後頭部に蒼魔刀。雄叫びを上げて立ち上がったなつぽいが投げ捨てジャーマンも両者ダウン。 

 両者走り込むと、お互いラリアットを避け合いドロップキックの打ち合い。打ち勝ったなつぽいがネックスクリューホールドも2。

 なつぽいはコーナーに登ろうとするが、キッドが足を掴んで足へのエルボー連打。
 なつぽいはキッドを引き起こすとビンタから、走り込んできたキッドをロコモーションジャーマンスープレックスホールドも2。

 なつぽいはコーナに登りフェアリアルギフトを投下しフォールも2。

 なつぽいはフェアリーストレインを狙うが、耐えたキッドがエルボーも、避けたなつぽいが再度バックを取るがキッドは丸め込むも2。

 なつぽいはフェアリーストレインを狙うが、切り返したキッドが足を刈って倒すが、なつぽいがラ・マヒストラルを狙うもキッドが切り返して丸め込むと切り返し合戦も2。
 なつぽいがエンドレスワルツも2。

 なつぽいがロープに飛ぶが、キッドがカウンターのDDT。
 キッドはコーナーに上りムーンサルトを投下しフォールも2。

 キッドは黒虎天罰からフォールも、2でなつぽいの髪を掴んで引き起こし、改めてスター・スープレックス・ホールドで3カウントを奪った。

 キッドはベルトを掲げ、負けたなつぽいの首を掻っ切るポーズをカメラに向かって見せるとなつぽいを場外に転がり落とす。

キッド「8度目の挑戦で、やっと、やっとやっとやっと、自分の腰に巻くことができました!7回も、負けてきて?こんなベルト、恵まれないベルトがあるか?なぁ。私は、このベルトに対して、ムカつくよ。ムカつくよこんなベルト!ムカつくけどな、諦めなければ、ベルトは巻けるってことを、大江戸隊のスターライト・キッドが証明してやったんだよ。私は、もっともっともっともっと、ハイスピードを活性化させていきたい!AZM、コグマ、なつぽい、ハイスピードだけの選手じゃなくてもな、誰の挑戦だって受け入れてやるよ!次は、挑戦者全員に、私が天罰を下す番だ!全員、グッバイ」

<試合後コメント>
スターライト・キッド
「やっと!私の手元に!やってきてくれた。このベルトに対する思いは一番あるはずなのに、随分時間がかかった。そして随分と、ムカつくベルトだわこれは。でもな、私はこのベルトの、防衛戦を通して、今まで、ハイスピードで嫌なほど味わってきた屈辱、私の中の心の闇を、全部刻み込む、しまい込む!完全ダークな私の、私だけのハイスピードのベルトに、染め上げてやる。このベルトは、私の、闇の、ハイスピードベルトだ。そして!闇の、ハイスピードチャンピオンだ!」

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