EXTREME王者・秋山準が挑戦者・勝俣瞬馬の弟分・小嶋斗偉の抱き込みに成功!? 秋山「小嶋斗偉(とうい)というおもちゃを用意する!」
DDTプロレスが4月18日、東京・千代田区の神田明神内でビッグマッチ『MEGA MAX BUMP 2023 in YOKOHAMA』(5月3日、神奈川・横浜武道館)の記者会見を行った。同大会で勝俣瞬馬の挑戦を受け、V5戦に臨むDDT EXTREME王者・秋山準が勝俣の弟分・小嶋斗偉(とうい)の抱き込みに成功した可能性が急浮上した。
同王座は本来、王者が希望するルールで実施されるが、今回は勝俣がTLC(トイ=玩具&ラダー&チェア)マッチを熱望し、秋山がそれを受諾した。
冒頭、勝俣は「EXTREMEは僕のプロレスキャリアのなかで、初めて獲ったシングルのベルトで思い入れもある。秋山準に挑戦できるのは楽しみ。秋山準がDDTに来てから何回も戦って、僕のターニングポイントにもなった選手。ただ、EXTREMEのベルトを持ってる秋山準は全然エクストリームじゃないなと思っていたので、挑戦をぶち上げた。秋山準は去年30周年を迎えた大先輩になりますけど、30年のなかで受けたことがない痛みを感じてもらいたいと思ってTLCマッチにしました。
このおもちゃで痛みを感じるのは30年でなかったと思う。僕はおもちゃを使って、秋山準を倒して、EXTREMEの景色を変えたい!」とベルト奪取宣言。そして、「皆さん! おもちゃをたくさん集めたい。力を貸してくれる方がいたら、事務所におもちゃを送ってください」とファンにさまざまなおもちゃを提供してもらえるよう訴えた。
対する秋山は「おもちゃを集める? エクストリームと言うんだったら、過激なおもちゃも使え。すごいおもちゃが来ても使え。俺も用意するのはいいだろ? 俺は小嶋斗偉というおもちゃを用意する。タイツにも“TOY”と書いてある。アイツ、“ハイ”って言ってたから!」と仰天発言。勝俣が「小嶋は僕が一番かわいがってる後輩。おもちゃじゃない!」と言うと、秋山は「だったら聞いてみろよ」と返した。
心配になった勝俣は小嶋に電話してみるも、着信拒否されたもよう。ならばと、秋山が小嶋に電話してみると、速攻で出る。秋山が「5月3日、頼むね!」と言うと、小嶋の「分かりました」との声が会見場に響き渡った。勝俣は「ウソと言ってください。小嶋はおもちゃと思ってない。使わない」と涙目でショックを隠せず。
ベルト奪取を果たした場合のビジョンについて、勝俣が「ありますが、獲ったら言いたい」としたが、秋山は「先のことは考えなくていい。俺が勝つから」と余裕の表情を浮かべた。
秋山が小嶋をうまく抱き込んだのなら、勝俣にとっては不利な状況になるが、果たしてどうなることやら…・