11・23後楽園での男色ディーノvs“高校生レスラー”夢虹のEXTREME王座戦は「大人の階段昇る君はまだシンデレラさルール」に!

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 DDTプロレスが11月16日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Get Alive 2024 TOUR in YOKOHAMA」を開催。23日の後楽園ホール大会でのDDT EXTREME選手権(王者=男色ディーノvs挑戦者=夢虹は「大人の階段昇る君はまだシンデレラさルール」で実施されることが決定した。

 10・20後楽園でディーノが彰人を破り王座を奪取し、初防衛戦の相手に夢虹を指名。今林久弥GMの反対を押し切って、夢虹本人が挑戦を希望したため、禁断の激突が決まった。

 今大会開始前、同王座戦の公開調印式が行われたが、夢虹は学校行事のため欠席。調印を済ませたディーノは「会社はどういう意図でこのカード組んだんだっけ?」と言い出す。今林GMは「そもそもあなたが挑戦者に夢虹選手を指名したわけですよね。私としてはやらせたくなかったけど、でも夢虹選手がやりたいとどうしても言うんで、渋々組んだ試合です。夢虹はまだ高校2年生、未成年ですよ。その未成年とあなたのシングルマッチやらせたらまずいでしょ。コンプライアンス的に。あなたがあんなこととかこんなことしたら色々苦情くるでしょう?」と発言。

 すると、ディーノは「そこですよ。私が注目したのは。私と夢虹はちょっと前まで米国に行ってました。そして帰ってきました。夢虹はものすごい跳ねましたよ。400、500人いる会場で、ドカーン、ドカーンですよ。向こうでは見つかったかもしれないレベルでめちゃめちゃ跳ねてました。となると夢虹を子ども扱いしてるのは、もうDDTだけなんですよ。そういうことになりませんか? で、会社はあんなことこんなことはやらせたくないいと。ハイ分かりました」と話し、前述のルールを発表した。

 この試合形式はディーノが会社の意向を一部尊重したもので、通常のプロレスルールに加え、試合のなかでシンデレラタイムが設けられる。シンデレラタイム中はいかなる男色殺法も禁止となり、使用した場合、即反則負けとなる。シンデレラタイム終了後はあらゆる男色殺法が解禁となり、無効試合や反則裁定なしの完全決着ルールとなる。

 ディーノは「繰り返しになりますが、ひょっとしたら、私が一番夢虹を子ども扱いしないかもしれないと思ってる。一レスラーとして、私の持つすべてをぶつけるつもりでいます。夢虹の見方が変わるのがこの試合かなと思ってます。自分の力で会社とか周りからの見え方を変えることができればいいね。私は全力で夢虹にあんなことこんなことをするつもりでいます」と意気込み。

 さらに、ディーノは「シンデレラタイムで夢虹が倒したらいいでしょ。それを過ぎたらどうなるんでしょうね? 米国では跳ねたけど、日本に帰ってきたら、この感じかと思ったら、ひょっとしたら、シンデレラタイムの間に私が終わらせることも全然あると思います。心からそう思います」と話した。

 また、アイアンマンヘビーメタル級王座を巡り、この日、めまぐるしい動きがあった。同王座は米シアトル大会でヨシヒコがディーノから奪って、日本に戻ってきた。第1試合開始前、須見和馬が無理やりヨシヒコをリングに上げ、その場飛びムーサルト・プレスでフォールを奪い、須見に移動。第2試合で須見は高尾蒼馬と組み、ディーノ&平田一喜と対戦。平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで須見を丸め込み、平田に移動。ところが平田の退場時、上野勇希が襲ってスリーパーでギブアップを奪い、上野の手に。その直後、バックステージで上野がコメント中に平田が奪還を図るも、上野が返り討ちにした。あきらめない平田は大会終了後にTo-yを脅して控え室に忍び込み、上野をハンマーで殴打し、3カウントを奪取し、平田に移動した。

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