納谷幸男が秋山準に一騎打ちを要求し、12・28両国で4年ぶりに実現へ!「俺が絶対にあなたをぶっ倒して、DDTの頂点まで駆け上がる」
DDTプロレスが11月16日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Get Alive 2024 TOUR in YOKOHAMA」を開催した。納谷幸男が秋山準に一騎打ちを要求し、年末のビッグマッチ(12月28日、東京・両国国技館)で実現することが緊急決定した。
この日、納谷は第3試合で中村圭吾と組み、秋山、青木真也組と対戦。納谷と秋山はファーストコンタクトでヘビー級のド迫力のショルダータックル合戦を披露。2度目の激突では壮絶なエルボーのラリーを展開。秋山がラリアット、ヒザ蹴り、フロントネックロックで攻め込むと、納谷はニーリフト、DDT、ダイビング・エルボードロップで反撃するなど、激しい攻防を繰り広げた。試合は青木がフルネルソン・ホールドで中村から3カウントを奪い、秋山組の勝利。
試合後、秋山と視殺戦を展開した納谷が「秋山さんとはタッグを組んだことも、タッグで対戦したこともある。でも俺は今シングルであなたと戦いたい。過去に1度だけあなたとシングルマッチで戦ったことがありますよね? そのときにあなたは‟納谷君は若手のなかで一番時間がかかるかもしれない”と言いました。今の俺はあなたにどう映ってますか? 俺とシングルマッチで戦ってください!」と要求。秋山が「自信はあるのか?」と問うと、納谷は「もちろん」と回答。秋山は「よしやろう。両国でやっていいか?」と受諾し、両国での大一番が決まった。
納谷は「今の俺の気持ちを真正面から言いました。秋山さんとのシングルマッチ、正直いつできるか分からない。俺が絶対にあなたをぶっ倒して、DDTの頂点まで駆け上がるからな!」とキッパリ。
秋山は「納谷、55歳になったばかりの俺に誕生日プレゼントくれるみたいだな。久々にシングルマッチだな。俺、本当は年末に試合したくないんだよ。シングルマッチなんて特にイヤなんだよ。このいら立ちをオマエに全部やってやる! 絶対俺が勝つ。まだまだだよ」と余裕を見せた。
両者のシングル戦は2020年8・25後楽園で1度だけ行われ、秋山が勝っている。ただ、その後、納谷は大躍進を遂げ、今年1月にはシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」を制覇。KO-D無差別級王座にも2度挑戦し、経験も積んできただけに、注目の一戦になりそうだ。