SKE48の荒井優希から元LinQの“クビドル”伊藤麻希が王座奪取!「豆腐プロレスの誰でもいいわけじゃなく松井珠理奈と戦いたい」
27日、東京・後楽園ホールにて『DDT LIVE! マジ卍 後楽園ホールスペシャル!!』が開催され、SKE48の荒井優希(バブリー新井/しゃちほこ連合)が持つアイアンマンヘビーメタル級王座を賭けた時間差入場女子バトルロイヤルが行われた。
このベルトは24時間いつでもどこでも王座が移動する特異なベルトだが、5月にジョーイ・ライアンが王者となってからはレイ・ミステリオ、スコット・ホール、マット・ストライカー、トミー・ドリーマー、リコシェ、ヤングバックス、Xパックなど錚々たる選手たちが王座を戴冠してきた。
その王座を7月10日のマジ卍新木場大会にて、元DDT絶対王者の竹下幸之介にオクトパスホールドを仕掛け奪取した須田亜香里(オクトパス須田/白金ジム)。しばらく王座戦線に動きはなかったが、油断していた須田を10月2日に襲撃したSKE48の松村香織(クイウチ松村/工事現場同盟)がクイウチチョップを叩き込んで王座を奪取。しかし10月10日に松村に荒井がバブリーカカト落としを叩き込みアイアンマン王座を奪うと、この日の後楽園ホールへの出場を宣言していた。
赤井英和の娘でありモデルである赤井沙希、“井上貴子二世”として生まれたアイドルレスラー瑞希、グラビアアイドルの上福ゆき、“美魔女占い師レスラー”チェリー、世界を股にかけるガトームーブのアイドルレスラーさくらえみが次々登場し攻防を繰り広げる中、王者である荒井が登場すると全員の視線が荒井へ集中する。
さくらが伊藤とチェリーをジャベで捕らえるが、荒井はさくらにコブラツイスト。さくらは荒井の腕に噛みつき逃れると、その荒井の上にのりアイドル的なポーズを決める。しかし荒井のセコンドである大石の介入もあり次々選手が失格していくと元LinQの“クビドル”伊藤麻希との一騎打ちへ。
荒井は前蹴りからコンビネーションキックを叩き込み必殺のバブリーカカト落としを放つが、避けた伊藤がスリーパーで締め上げ、首投げから顔がでかすぎるアイドルヘッドバッド。これで倒れた荒井を逆エビ固めで捕らえ、荒井はたまらずギブアップした。
王座から陥落した荒井だったが「緊張があったけど楽しめました」とコメントし会場を後に。
以前より「アイドル界では後輩かもしれないが、プロレス界の先輩である私に挨拶がない」と豆腐プロレスとの戦いを熱望していた伊藤は「まあそうだな、言いたいことは色々あるけど、荒井優希、お前の根性だけは現役アイドル兼プロレスラーの伊藤麻希が認めてやる。レスラーと比べたらいけないし比べるものでもないかなと思うけど、リングに上ったらプロレスラーなんでアイドルとか関係ない。豆腐プロレスだったら誰でもいいわけじゃなく、松井珠理奈と戦いたい」と、WIPの初代王者であるハリウッドJURINAとの戦いを熱望した。