【試合詳細】4・16 アイスリボンSKIPシティ大会 トトロさつき&柳川澄樺vs 星ハム子&櫻井裕子 弓李&桃野美桜 vs 宝山愛&海乃月 清水ひかり&松下楓歩 vs Aoi&HisokA
『アイスリボン1272 in SKIPシティ』
日程:2023年4月16日(日)
開始:12:00
会場:SKIPシティ多目的ホール
観衆:138人
▼タッグマッチ20分1本勝負
杏ちゃむ(信州ガールズ)/○神姫楽ミサ(JTO)
13分0秒 逆エビ固め
鈴木ユラ(AlmaLibre)/●咲蘭
▼シングルマッチ15分1本勝負
○YuuRI (ガンバレ☆プロレス)
8分49秒 スワントーンボム→エビ固め
●キク
▼タッグマッチ20分1本勝負
[ひーかほ]清水ひかり(COLOR'S)/○松下楓歩
13分49秒 変形ブロックバスターホールド)
Aoi(JTO) /●HisokA(JTO)
▼海乃月生誕プロデュースタッグマッチ20分1本勝負
[マブダチ♡厨二病卍卍]○弓李/桃野美桜 (Marvelous)
16分40秒 ネ・コヒストラル
宝山愛(Marvelous)/●海乃月
▼タッグマッチ30分1本勝負
○トトロさつき/柳川澄樺 (JTO)
15分16秒 動くこと雷霆の如し→エビ固め
星ハム子/●櫻井裕子(COLOR'S)
ICE×∞王者のトトロがリボンタッグ王者のハム子に勝利しBIG☆DEKAI!!!での王座奪取を宣言!5年ぶりに復活のマブダチ♡厨二病卍卍が快勝し「何歳になっても子供心を忘れない」
第1試合
杏ちゃむ、神姫楽、ユラと個性の強い選手ばかりのタッグマッチに加わった咲蘭。開始と同時に「行くぞ!」と奇襲攻撃に出るも、ユラがコーナーに下がってしまったため1人で突進し、あっという間に杏ちゃむと神姫楽に捕まってしまった。開始から5分以上、集中攻撃を浴びた咲蘭だが、猛攻に耐え、杏ちゃむにカウンターのクロスボディを決め、低空ドロップキックで反撃。ようやくユラに交代。
代わったユラは杏ちゃむに蹴りを連打し追い込むも、杏ちゃむもグランドで腕を取ると関節技で応戦。代わった神姫楽もドロップキック、串刺しラリアットで追撃し、セントーンでカバーもカウント2。グランドでの攻防からユラがブレーンバスターを決めカバーもカウント2。代わった咲蘭が神姫楽にドロップキックを連打し、カバーもカウント2。しかし神姫楽がタックルからボディシザースで咲蘭の動きを止めるが、これをしのいだ咲蘭はエルボー合戦からおんぶスリーパー。さらにユラに担がれてのドロップキックを決めると、ユラに咲蘭が乗ってのおんぶプレスから、咲蘭がダイビングフットスタンプ。追い込まれた神姫楽だが、ラリアット連打で流れを変えると、最後は逆エビ固めを決め、咲蘭からギブアップを奪った。
第2試合
YuuRIとキクの初シングルマッチ。開始と同時にスクールボーイを仕掛けたキク。カウント2でキックアウトされるとドロップキックの追撃からカバーもカウント2。コーナーにYuuRIを振ったキクが串刺しニーも、YuuRIも串刺しエルボーで返すと、ブレーンバスターからカバーもカウント2。YuuRIがサッカーキック3連発からPKを決めカバーもカウント2。YuuRIがボディスラムからカバーもカウント2。さらにエルボードロップからカバーもカウント2。YuuRIがスリーパーへ。切り返しから首固めに決めたキクだが、カウント2。キクがドロップキック3連発からカバーもカウント2。
キクがアキレス腱固めへ。ロープに逃れたYuuRIの足をロープにからめて蹴りを入れるキク。こらえたYuuRIはロープにキクを叩きつけ、619。さらにドロップキックからカバーもカウント2。コーナーに上がったYuuRIだが、追いついたキクがデッドリードライブからキクロックへ。ロープに逃れたYuuRIはエルボー合戦へ。キクがドロップキックをカウンターで決めてカバーもカウント2。YuuRIは起き上がりにネックブリーカードロップを決めPKからカバーもカウント2。YuuRIがブレーンバスターでコーナー下にキクを叩きつけると、コーナーからのスワントーンボムでカウント3を奪った。
第3試合
新木場大会以来となる清水&楓歩のひーかほがJTOの若手2人と対戦。アイス初参戦のAoiは楓歩と同じ2021年デビューの20歳。神姫楽を破って白星でデビュー戦を飾っている。試合は清水vsHisokAでスタート。ロックアップから首投げを決めた清水がカバーもカウント2。清水がキャメルクラッチを決め、楓歩がロープを走ってのドロップキックをHisokAに入れる。清水がカバーもカウント2。代わった楓歩がサーフボードからHisokAを顔面からマットに叩きつけてカバーもカウント2。楓歩が清水に交代。エルボー、ストンピング、はりつけドロップキックを決めカバーもカウント2。
代わった楓歩がキャメルクラッチ。今度は清水がロープを走ってのドロップキック、と思わせてデコピンを決める。楓歩がカバーもカウント2。HisokAをコーナーに詰めての顔面踏みつけ。ボディスラムからカバーもカウント2。代わった清水がPKF、コーナーから走ってのヒップドロップ。しのいだHisokAが剣道式ハンマーのコンビネーションで反撃。代わったAoiが串刺しビックブーツ、フェイスクラッシャーでカバーもカウント2。Aoiが脇固めへ。反転して返そうとした清水をカバーするもカウント2。清水がロープに飛んでの蹴りからカバーもカウント2。代わった楓歩が低空ドロップキック、清水がフットスタンプ、ひーかほがサンドイッチサッカーキックで楓歩がカバーもカウント2。エルボー合戦からAoiが逆水平チョップ。楓歩はエルボーで応戦。
Aoiが後頭部にソバット、アームブリーカーを決めHisokAに交代。HisokAが串刺しエルボー、人工衛星ヘッドシザースからドロップキックを決めカバーもカウント2。HisokAがフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、こらえた楓歩がボディスラムからカバーもカウント2。HisokAが脇固めへ。清水がカットに入るとHisokAが楓歩にカニばさみを決め、Aoiがダブルチョップ、さらに2人で楓歩の腕を取ってのダブルのニー、続けてサンドイッチサッカーニー。HisokAがダイビングボディアタックでカバーもカウント2。アシストに入った清水をロープに振ったAoiとHisokAだが、清水はカウンターのクロスボディでAoiを場外に落とす。楓歩がHisokAをファルコンアローでカバーもカウント2。HisokAが脇固めから逆さ抑え込みもカウント2。HisokAがアームブリーカーを決めるが、楓歩がロープに逃れ起き上がっての延髄ハイキック。楓歩がブレーンバスターからカバーもカウント2。楓歩がバズソーキックでカバーもカウント2。なんとかキックアウトしたHisokAだが、続けて楓歩が変形ブロックバスターを決め、粘るHisokAからカウント3を奪った。
第4試合
4月12日に誕生日を迎えた海乃のプロデュース試合。海乃はかつての同期であるマーベラスの宝山との初タッグを結成し、4月8日『1270』大会で敗れた弓李へのリベンジマッチを要求。一方、対戦相手に指名された弓李は「マブダチを呼んでくる。」と桃野との『マブダチ♡厨二病卍卍』を約5年ぶりに結成。奇しくも試合はアイス&マーベラスの混合タッグの一戦となった。先発を決めるジャンケンをしたマブダチだが「久しぶりだから一緒に!」と2人で相手コーナーに突撃。宝山を場外に落とすと海乃に対してトリッキーなロープワークからサンドイッチのドロップキックを決める。
海乃と宝山もダブルのプランチャを決めるもロープに飛んだ海乃をメガホンのフルスイングで倒した弓李がキャメルクラッチを決めると、桃野がメガホンを手に海乃の耳元で大声を出す騒音攻撃。弓李にカウンターのドロップキックを決めた海乃がようやく宝山に交代。代わった宝山はドロップキックの連打からカバーもカウント2。続けてカニばさみからの低空ドロップキックで宝山がカバーもカウント2。腕4の字で反撃に出た弓李は口塞ぎを交えて絞め上げる。さらにまた裂きを仕掛け、これを桃野が宝山の背中を押す形でアシスト。しかし宝山は思った以上に体が柔軟だったため、ダメージを与えられず。代わった桃野は宝山のバックに回り、首固めでカバーもカウント2。宝山がカウンターのドロップキックでカバーもカウント2。
代わった海乃が片足ドロップキックを連打。カバーに入るもカウント2。桃野をエプロン際に追い込み、海乃と宝山がエプロンの左右からサンドイッチの片足ドロップキックを桃野の顔面にヒットさせる。リングに戻った海乃を桃野が卍固め。弓李も宝山を卍固めに決める。ロープに逃れた海乃に桃野が低空ドロップキックを顔面にヒットしてカバーもカウント2。代わった弓李がネックブリーカードロップ。倒れた海乃に桃野を抱え上げた弓李がプレスの形で落とし、さらに側転プレスでカバーもカウント2。海乃がDDTを決め、宝山がミサイルキック、海乃がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドも桃野が間に合ってカウント2。弓李がバッククラッカーを極め、そのまま海乃を抑え、コーナーから桃野がフットスタンプ。弓李がカバーもカウント2。弓李が海乃に、桃野が宝山に同時ダイビングボディアタックを決め、弓李がカバーもカウント2。海乃がスクールボーイを連発するもいずれもカウント2。しのいだ弓李が逆さ抑え込みを狙うが、海乃がこらえる。桃野が海乃に目突き。弓李が逆さ抑え込みを決めるが、カウント2。最後は弓李がネ・コヒストラルを決め、カウント3を奪取。主役であるはずの海乃がフォール負けを喫し、5年ぶりの『マブダチ♡厨二病卍卍』が復活勝利を飾った。
〈試合後の弓李&桃野美桜〉
桃野「『マブダチ♡厨二病卍卍』!どうだったかな、きゅーちゃん?」
弓李「楽しかった~!」
桃野「5年ぶりということでね。私たちが10代のときにマーベラスで作ったユニットが『マブダチ♡厨二病卍卍』なんですけど。5年経って、私たち25歳の代になって、きゅーちゃんなんかお母さんになって、『厨二病』とはほど遠いと思っている人もいるかもしれないけど、私たちは何歳になっても子供心を忘れない人間として、またやりたい!『マブダチ』はタッグではなくユニットなので、5人揃う時もありますよ。だって、今日がないと思ってたもん。」
弓李「いいぞ、いいぞ!全部任せた!」
桃野「こういうところ!好きです。永遠の『厨二病』を誓います!」
第5試合
メインはICE×∞王者のトトロとリボンタッグ王者のハム子がタッグで対戦。試合は柳川vs櫻井でスタート。櫻井がヘッドロックで絞め上げれば、柳川はヘッドシザースで応戦し、トトロ、ハム子に交代。タックルのぶつかり合いからエルボーの打ち合い、トトロがボディスラムを決めカバーもカウント2。ハム子をエプロン際に寝かせたトトロは柳川を抱えてハム子の腰の当たりを踏みつける。代わった柳川がサーフボードを決めるも、しのいだハム子は柳川をコーナーに詰めての腹ウォッシュ。代わった櫻井がはりつけドロップキックでカバーもカウント2。
柳川が串刺しエルボー、ネックチャンスリードロップからダブルニーを狙うが、これを自爆させた櫻井は低空ドロップキックから首4の字。逃れた柳川は鎌固めへ。ロープに逃れた櫻井が起き上がったところにスピンキックを狙った柳川だが、櫻井がハンマーでディフェンス。ボディスラムを決めた櫻井がカバーもカウント2。代わったハム子が突っ張りを決めるも柳川は片足ドロップキックをヒットさせると、ロープ際のハム子にニー、さらに片足ドロップキック。コンテンポラリーキックを狙うが、これをかわしたハム子がバックドロップ。櫻井がボディプレス、ハム子もボディプレスを決めカバーもカウント2。柳川がコンテンポラリーキック、バッククラッカーからカバーもカウント2。
さらに串刺しニー、代わったトトロが続けて串刺しラリアットを決め、柳川がトトロを背負ってのおんぶプレスでトトロがカバーもカウント2。ハム子が腹攻撃を仕掛ける。トトロが同じ腹攻撃を初公開。怒ったハム子が腹攻撃の連打からシャイニング腹ザード。ハム子がトトロを抱え上げようとするもトトロがウエイトを浴びせ阻止。ハム子が正面に回りウラカン・ラナでカバーもカウント2。ラリアットの打ち合いからトトロが飛び込みラリアットを決めれば、ハム子も飛び込みラリアットで返す。ハム子が櫻井に交代。トトロとのタックルの打ち合いから櫻井が串刺しエルボー。トトロもボディスラムで反撃。エルボーの打ち合いからトトロがロープ際でラリアットを決め、そこに柳川がコンテンポラリーキック。トトロがカミカゼでカバーもカウント2。トトロがコーナーに上がる。ハム子がデッドリードライブを狙うもトトロが動かない。櫻井も加わり、2人でデッドリードライブ。さらにダブルのブレーンバスターから櫻井がカバーもカウント2。ハム子が飛び込みラリアット。櫻井がドラゴンスリーパーから浴びせ倒しでカバーもカウント2。櫻井がエビ固めもカウント2。トトロが飛び込みラリアットでカバーもカウント2。柳川が0101、トトロが飛び込みラリアットでカバーもハム子がカット。トトロが動くこと雷霆の如しを決め、櫻井からカウント3を奪った。
トトロ「この対戦カードがメインで組まれたとき、最初はどういう意図で組んだんやろって思ってました。でも今日、試合して思ったわ。インターナショナルリボンタッグチャンピオンの星ハム子。私のパートナーのまなせゆうなは今、お休みしています。でも復帰したら早々にそのベルト狙いにいくので、よろしくお願いします!」
ハム子「星ハム子、引退してって言うのかと思ったわ。インターナショナルリボンタッグチャンピオンね。あーびっくりした!星ハム子、引退しません。リボンタッグのチャンピオン、今アイスリボンを盛り上げようと、みんなで頑張っているときなんで、私は誰の挑戦でも受けます。最年長キャリア、なめんなよ!」
トトロ「私、4月29日にICE×∞初防衛戦が決定してるんですよ。今日勝って、初防衛に向けて弾みもついたし、今まさにこのアイスリボンを引っ張っているのは私トトロさつきやと自負しています。試合で、そして防衛ロードで証明します。」
最後はトトロが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。
〈試合後のトトロさつき&柳川澄樺〉
柳川「道場マッチ含めて、ここ5戦くらいずっとメインやらせてもらっていて、こうやって任せてもらえるのは1年前の自分じゃ考えられないなって。自分でもっと結果も出していきたいですし、次は自分がメインで勝って締めたいと思います。」
トトロ「ヤナが言ったように、結果で見せていかないといけない。過程ももちろん大事やけど、最後についてくるのは結果やから、結果でどんどん残していこう。そして4月29日、ICE×∞の初防衛戦ですよ。いぶきは自分からチャンピオンの地元、私のホームである大阪を指定してきた。自信があるんやろうね。(いぶきとの前哨戦は)たぶんないです。前哨戦で、見ている人や自分たちの気持ちをタイトルマッチに向けて高めていけるんが一番やけど、それができないときに、どういう手を使っていぶきはみんなの気持ちを高めていくんですかね。
私はもう作戦はできています。あと13日。皆さん、お楽しみに!」