【試合詳細】5・3 アイスリボン道場マッチ 勝愛実 vs 緋彩ませ 神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗vs Yappy&パトリシア・リガイア 星いぶき&柳川澄樺vs YuuRI&叶ミク トトロさつき vs 若菜きらり

『アイスリボン1417』
日程:2025年5月3日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:41人
▼シングルマッチ10分1本勝負
○トトロさつき
6分54秒 カミカゼ→片エビ固め
●若菜きらり
▼タッグマッチ15分1本勝負
○星いぶき/柳川澄樺(JTO)
9分59秒 ランニング・ダブルニーアタック→エビ固め
YuuRI(ガン☆プロ)/●叶ミク(T-HEARTS)
▼タッグマッチ15分1本勝負
[ちあぷり]○神姫楽ミサ(JTO) /しのせ愛梨紗(飛鳥)
9分5秒 ミサトンクラブ
Yappy/●パトリシア・リガイア(PUSO Wrestling)
▼シングルマッチ20分本勝負
○勝愛実
9分3秒 胴締め式ドラゴンスリーパーホールド
●緋彩ませ(hotシュシュ)
ませが勝に敗北し悔し涙!新リボンタッグ王者のちあぷりが道場マッチに凱旋し見事勝利!
入場式
入場式の最後に5月5日の横浜リボンでプロレスデビューを果たすリコがリングに呼ばれ、リングネームがひらがな表記の「りこ」になったことが発表された。
第1試合
本人の希望で5月5日の横浜リボンより試練の七番勝負をスタートさせるきらり。初戦で対戦する巨漢ブルーシー攻略のヒントを掴むには最適の対戦相手でもあるトトロとのシングルマッチに挑んだ。
ゴングと同時にドロップキックを仕掛けたきらりはコーナーにトトロを詰めてのエルボー連打から対角コーナーに振ろうとするが、びくともしないトトロ。トトロの足を踏みつけ、再度トライしたきらりだが、逆に対角に振られてしまう。
トトロの飛び込みをかわしたきらりが串刺しドロップキックを決めると、さらにドロップキックを放つが、直後、トトロがカウンターのタックルで吹っ飛ばし、ロープ際にきらりを転がしての物置攻撃。さらに動かざること山の如し。ロープに逃れたきらりを今度はコーナーに詰め、串刺しラリアット2連発を決めたトトロがきらりを担ぎ上げるが、きらりが後方回転エビ固めを狙って切り返す。仁王立ちでこらえたトトロが潰してカバーもカウント2。
トトロがボディプレスでカバーもカウント2。
トトロが逆片エビ固めもきらりがなんとかロープに逃れる。トトロのバックに回ったきらりが逆さ押さえ込みを狙う。こらえたトトロがそのままきらりを持ち上げてボストンバックを狙うが、トトロの背中を後転で逃れたきらりがスタナー、ポンスタナー、ドロップキックでカバーもカウント2。
きらりがフットスタンプ、ダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。
再度、コーナーに上がったきらりだが、トトロが担ぎ上げる。逃れたきらりがエルボー連打、ドロップキック2連発でトトロをコーナーに追い込んでの串刺しドロップキック、ドロップキック、飛びつき後方回転エビ固めもカウント2。
きらりがエルボー連打もトトロがラリアット2連発でカバーもカウント2。トトロがカミカゼでカウント3を奪った。
第2試合
きらりとのリボンタッグ王座を失ったミクはYuuRIとの初タッグで仕切り直しの一戦に挑んだ。
試合は柳川とYuuRIの同期対決でスタート。ロックアップからヘッドロックの取り合いへ。YuuRIが横からの低空ドロップキックを決め、ミクを呼び込むと、2人で柳川をコーナーに振る。YuuRIの飛び込みをかわした柳川がミクもコーナーに振ると、YuuRIとミクを重ねての串刺しニー。いぶきを呼び込んでの連続串刺し攻撃。ロープ際にYuuRIを追い込んでの飛び込みニーから後頭部への片足ドロップキックで柳川がカバーもカウント2。
フィッシャーマンズ・スープレックスを狙った柳川だが、逃れたYuuRIがエルボーから延髄ハイもこれをかわした柳川が倒れたYuuRIにダブルニードロップも今度はYuuRIがかわす。YuuRIがPKもかわした柳川がYuuRIの蹴り足を刈って倒すと正面片足ドロップキック。すぐに起き上がったYuuRIがトラースキック、延髄ハイ。代わったミクがドロップキック、カサドーラで丸め込みもカウント2。
ミクが飛び乗り式の高角度後方回転エビ固めもカウント2。
ミクがドロップキックも払い落とした柳川が低空ドロップキックも払い落としたミクがカバー。カウントは2。柳川が片足ドロップキック、バックスピンキック。倒れたミクにダブルニードロップでカバーもカウント2。
代わったいぶきがランニングネックブリーカードロップ。YuuRIが入りいぶきを2人でロープに振る。クローズラインを切ったいぶきがYuuRIをミクにぶつける。さらに2人まとめてネックブリーカードロップ。YuuRIを蹴散らし、ミクにニーアタック。ロープ際のミクに飛び込み顔面ウォッシュ。さらにロープに飛んだいぶきに、ミクがカウンターのドロップキック。さらにドロップキック3連発でカバーもカウント2。
ミクが変形腕ひしぎ十字固め。ロープに逃れたいぶきにミクが飛び込みドロップキックでカバーもカウント2。
コーナーにいぶきを振ろうとしたミクが逆に振られるもコーナーに乗っての振り向きクロスボディ。カバーもカウント2。
代わったYuuRIがドロップキック2連発、串刺しエルボー、ランニングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
YuuRIのブレーンバスターをこらえて着地したいぶきがロープに飛んでの正面ドロップキックでカバーもカウント2。
YuuRIのエルボーといぶきの逆水平チョップの打ち合いからいぶきがチョップ3連打でYuuRIを倒してロープに飛ぶが、ミクがいぶきを捉える。そこにYuuRIが飛び込むがいぶきがかわしてミクを吹っ飛ばしてしまう。
いぶきがYuuRIにバッククラッカー。続けて柳川がコードブレイカー。いぶきと柳川がサンドイッチトラースキック。いぶきがカバーもカウント2。
YuuRIがジャパニーズレッグロールクラッチも柳川がカット。ここでミクが柳川にドロップキックを狙うが、YuuRIに誤爆。いぶきがYuuRIにダブルチョップ。カバーもカウント2。
柳川がランニングダブルニーアタック、続けていぶきがランニングダブルニーアタックを決めカウント3を奪った。
第3試合
神姫楽&愛梨紗のちあぷりが第67代リボンタッグ王者として道場マッチに凱旋。対するはYappy&パトリシアのフィリピンタッグ。
試合前から同じピンクのコスチュームのパトリシアをピンクチームに勧誘しようとするちあぷり。怒ったYappyがパトリシアを自軍コーナーに放り投げると、ちあぷりをタックルで吹っ飛ばす。続けて愛梨紗をコーナーに振っての串刺しヒップアタック、串刺しラリアットでカバーもカウント2。
代わったパトリシアがタックルも愛梨紗がこらえる。Yappyが入ってのダブルタックルで愛梨紗を吹っ飛ばしパトリシアがカバーもカウント2。
パトリシアが愛梨紗をコーナーに振ろうとするが切り返した愛梨紗がパトリシアをコーナーに振っての串刺しボディアタック。カバーもカウント2。
愛梨紗がロープ際のパトリシアに飛び込みクロスボディでカバーもカウント2。
パトリシアがカウンターの片足ドロップキック。代わったYappyが旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。
Yappyがキャメルクラッチも神姫楽がカット、助けに入ったパトリシアをYappyの上に寝かせて重ねると神姫楽が2人まとめてミサロック。愛梨紗が2人まとめて逆エビ固めで合体。神姫楽がパトリシアにピンクチームに入るかと勧誘もパトリシアがフィリピンタッグをアピールする。その応答に神姫楽がより強い絞め上げ。神姫楽がロックを外し、愛梨紗と2人でYappyをロープに振るが、Yappyが2人まとめてクロスボディ。Yappyが愛梨紗にヒップアタックでカバーもカウント2。
Yappyがファイヤーマンズキャリーからウェイストランドを狙うが、逃れた愛梨紗がチンクラッシャー、フィッシャーマンズ・クラッシャーでカバーもカウント2。
代わった神姫楽が正面ドロップキックでYappyをコーナーに叩きつけると、愛梨紗、そしてパトリシアを呼び込みトリプル猪ムーブ。パトリシアをYappyに振るが、パトリシアが直前で気づき同士討ち解除も、その後方から神姫楽がドロップキックで2人をぶつけ、さらに愛梨紗が串刺しボディアタック。神姫楽がYappyをパロスペシャルから後方回転エビ固めもYappyが潰してカバーもカウントは2。
Yappyがロープ際に追い込んでの開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。
Yappyがドラゴンスリーパーから神姫楽を抱え上げてのアバランシュホールドでカバーもカウント2。
代わったパトリシアが片足ドロップキック、エルボードロップ。パトリシアがラリアットもかわした神姫楽が正面ドロップキック、エルボードロップ。カバーもカウント2。
神姫楽がキャメルクラッチ。愛梨紗が再度、ピンクチームに勧誘もパトリシアが拒否。ちあぷりがダブルエルボードロップ。神姫楽とパトリシアがエルボーの打ち合い、ラリアットの打ち合いから神姫楽がラリアットを決めてカバーもカウント2。
神姫楽がセントーン。神姫楽がロープに振るもYappyが飛び込みボディアタック。Yappyとパトリシアがダブルギロチンドロップ。パトリシアがラリアットでカバーもカウント2。
バックの取り合いから神姫楽がアシストに入った愛梨紗にパトリシアを振り、愛梨紗がエルボースマッシュ。神姫楽がミサロールもYappyがカット。神姫楽がラリアットでカバーもカウント2。
神姫楽がミサトンクラブでギブアップを奪った。
試合後、改めてパトリシアに近寄ったちあぷり。パトリシアがここでようやくピンクチーム入り。最後は3人で手を挙げて観客の声援に笑顔で応えた。
第4試合
4月27日蒲田大会で勝とタッグで対戦したませは、試合後にパートナーのあかねが勝にシングルマッチを要求したところ、「あかねさんが出るまでもありません。私があいつを倒します!」と名乗りを挙げた。怒り心頭&大人げなしの勝とのシングルマッチが早くもメインイベントで実現。入場式で「勝にプロレスの厳しさを教えます!」と語ったませ。入場から出場全選手とhotシュシュのスーパーバイザーの田村様とタニー・マウスがませのセコンドにズラリと揃り、ませの入場パフォーマンスを盛り上げる。勝の入場では、誰もロープ上げをせずに勝が不満げに1人でリングイン。ゴングが鳴ってもませへのコールが爆発し、すっかりアウェー状態。
勝の正面に立って「来い!」と右手を挙げるませ。「お前が来い!」とこれを無視して右手を挙げる勝。ジャンプしても届かないませは勝の足を踏みまくる。さらにコーナーに上がって改めて右手を挙げて勝を挑発。近づいた勝の腕を掴んだませがダイビングアームホイップから片膝を衝いた勝に正面ドロップキック。起き上がった勝にクロスボディをキャッチした勝が膝の上に叩きつけてのバックブリーカーからキャメルクラッチ。
勝がボディシザースからサーフボード、前方に叩きつけてのアームブリーカー。セコンドがロープをませの方に押しながら檄を飛ばし、ませがロープエスケープ。勝がませをコーナーに振って飛びこむがませがエプロンに逃れてかわす。エプロンから勝を挑発し、勝が飛び込むとかわしたませが飛び込み前方回転でリングイン。
ロープに飛んだませを勝がカニばさみで倒し、フットスタンプもませがかわす。ませがローキック3連発も仁王立ちの勝がませの頭を掴み、ぶん投げると自らロープに飛ぶ。これをセコンド陣が足を引っ張って勝を倒す。ませがフットスタンプ往復4連発でカバーもカウント2。
ませがボディスラムを狙うが、こらえた勝がませを抱え上げる。バックに回ったませがおんぶスリーパー。ロープに逃れた勝。ませがコルバタ、ヘッドシザースドロップでカバーもカウント2。
ませが逆エビ固めを狙うが、切り返した勝が丸め込みカウント2。
勝が逆エビ固め。ロープに逃れようとするませを中央に戻して絞め上げる勝。ここでセコンド陣がリングに入って勝にストンピングを連打。全員がリングになだれ込むと勝をコーナーに振ってのアイストレイン。さらに田村様が勝にダブルアームDDT。
きらりがダイビングフットスタンプ、神姫楽がダイビングセントーン。トトロが飛び込みラリアット、いぶきがバズソーキック。全員で勝を起こしてませがダイビングボディアタック。全員で勝をカバーも勝がキックアウト。
勝が全員にダイビングボディアタック。セコンドを蹴散らした勝がませをファイヤーマンズキャリー。ませが後方回転エビ固めも勝が潰す。カウントは2。
勝が胴絞めドラゴンスリーパーを決め、ませからギブアップを奪った。
試合後、むりやりマイクをセコンドから奪った勝は「初めてですよ、こんな複雑な中で試合をしたことはないですよ。負けるとこだった…危ない…本当に危ない。でも私はどんな相手にも容赦しないっていうのがひとつのポリシーとしてあって、リングに上がる者みんなに私はリスペクトを持っているんですよ。もちろんそれがキッズレスラーだとか、そういうのは関係なくて。私は今日、緋彩ませを一人のレスラーとして、あなたとのシングルに挑みました。これが勝愛実です。このスタイルは崩すつもりはありません。どうでしたか?苦しかったでしょ?痛かったでしょ?これがプロレスの厳しさです。私は楽しかったよ!緋彩ませとシングル、楽しかったよ!その涙はなんの涙ですか?」とませに問うと、ませは涙を流しながら「勝さんから絶対に勝ちたかったです!」と返した。苦笑いの勝は「もらい泣きしちゃうじゃんよ!すごいね。ハートが強いね。何度も倒しにきてくださいよ。あなたの高い壁であり続けます。ありがとう!」とませに握手を求め、ませが勝のもとに歩み寄ると「ありがとうございました!」としっかりと握り返した。そしてエンディング。「ごめんね。私、ませちゃんにマイク渡したいんだけどさ。今日は締めさせてもらうわ。」とセンターに行こうとするが、ここでいぶきが勝からマイクを強奪。「空気読めよ!今日、頑張ったのは誰だ!緋彩ませだ!ませ、今日は勝愛実じゃなくてお前が締めろ!」と愛梨紗におぶられたませにマイクを渡し、ませが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。