【試合詳細】5・5 バリアフリープロレスHERO鶴見青果市場大会 大仁田厚&雷神矢口&リッキー・フジ&工事現場の親父vsワイルド・ベアー&ワイルド・ZERO&ガッツ石島&大野“ワイルド”翔士 藤田峰雄&ブランキー真帆vs谷口裕一&志真うた 加藤茂郎&千葉智紹vsジャングル・バード&海和択弥

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『バリアフリープロレスHERO「HERO44〜鶴見大爆破〜」』
日程:2025年5月5日(月・祝)
会場:神奈川・鶴見青果市場
開始:13時00分
観衆:未発表

▼シングルマッチ10分1本勝負
○神崎ユウキ(TTT)
5分58秒 ダイビング・ボディプレス→片エビ固め
●ボニータ(フリー)

▼ヤミキ追悼試合 20分1本勝負
▲雷電(A-TEAM)/後藤恵介(フリー)
9分1秒 両軍リングアウト
洞口義浩(フリー)/▲仲川翔大(フリー)

▼タッグマッチ20分1本勝負
○加藤茂郎(フリー)/千葉智紹(フリー)
12分26秒 足4の字固め→レフェリーストップ
ジャングル・バード(フリー)/●海和択弥(HERO)

▼ミクスドタッグマッチ 30分1本勝負 
藤田峰雄(藤田峰雄王国)/○ブランキー真帆(フリー)
13分3秒 真帆ラッシュ→片エビ固め
谷口裕一(大日本プロレス)/●志真うた(伊藤道場)

▼ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼試合~ノーロープ有刺鉄線電流爆破(一面)+電流爆破バット・火薬量3倍!8人タッグデスマッチ 時間無制限1本勝負
大仁田厚(FMWE)/○雷神矢口(フリー)/リッキー・フジ(2AW)/工事現場の親父(GPS)
13分49秒 大仁田&矢口のサンドイッチ式電流爆破バット攻撃→片エビ固め
●ワイルド・ベアー(HERO)/ワイルド・ZERO(フリー)/ガッツ石島(TTT)/大野“ワイルド”翔士(イーグル・プロレス)

大仁田厚組が電流爆破でワイルド軍&鬼神連合軍に勝利し天国の愛弟子ワイルド・セブンさん&保坂秀樹さんに白星捧ぐ!「ヤミキさん、セブン、保坂さんを忘れないでください」

第1試合


 ジェンダーレスレスラーのボニータがイケメン・神崎にセクハラ殺法全開。神崎はドロップキック、ネックブリーカーで必死の反撃。ボニータがキスを狙うも、神崎がレフェリーのブラインドを突いて急所蹴り。最後はダイビング・ボディプレスでトドメ。

第2試合


 HERO創設者ヤミキさんの追悼試合には、かつてヤミキさんと闇鬼軍団で組んでいた雷電が久々の参戦。仲川はヤミキさん現役最後の試合でセコンドに就いていた。後藤、洞口はGPSに欠かせない選手たち。洞口が後藤にブレーンバスター、後藤が洞口にバックフリップ、セントーン、ラリアットで吹っ飛ばす。仲川が雷電にミサイルキックもカウント2。雷電が仲川にジャンピング・ハイキック、プランチャを繰り出すと、4者場外乱闘に。仲川が会場内事務室の天井からダイブを敢行。両軍はカウント20で戻れず、両軍リングアウトのドローに。

第3試合


 ダークソウルと海和のねじれた関係が試合での決着戦に発展。加藤と海和がチョップ合戦、加藤&千葉は海和の足に集中砲火。海和の足を脚立で攻撃。海和はダイビング・ショルダーで加藤に反撃。バードがステッキを持ち出し、加藤を攻撃。海和が加藤にミサイルキックも、加藤は海和に必殺の足4の字。加藤は海和に垂直落下式ブレーンバスターから、足4の字で絞め上げると、続行困難とみなしたレフェリーがストップ。加藤&千葉の快勝となった。
 加藤は「バード、オマエが海和を育てるんじゃなかったのか? 何だ、このザマは。海和、オマエは何がやりたいんだ」と吐き捨てた。

 バックステージで加藤は「海和にお灸すえると言ってたチャンピオンチーム(ワイルド・ベアー&ワイルド・ZERO)が、(2・23新木場で)勝ちはしたんだろうけど、大したお灸もすえないで。今回、ああいうこと(乱入)をしたらどうなるか教えたつもり」。千葉は「(昨年11・9高島平の)メインをぶち壊したならこうなるということで。お灸をすえるってこういうことだ」。
 ここで海和が入ってきて、「俺はバードとやっていくと決めたんですよ。バードとやっていく以上、加藤、千葉ともやっていかなきゃいけない。これから面倒見てもらえないですか?」と弟子入り志願とも思える発言。
加藤は「加藤さん、千葉さんだろ! バードの気持ち次第だ」と言うと、バードは「合格点とは言えないけど、今日ギブアップしてないでしょ」と海和を擁護。加藤は「一緒にやりたいというならいいよ。試用期間じゃないけど、カードはオフィスに任せるよ」と承諾し、事実上、海和のダークソウル加入が決まった。
 そして、加藤&千葉は口を揃えて、「それより、WBCタイトルマッチだ!」と、なかなか決まらないWBCタッグ王座への挑戦をアピールした。

第4試合


 梶トマトとの抗争をいったん休止した峰雄は、初参戦のブランキ―と組み、谷口&志真とミクスドマッチで対戦。峰雄は谷口に急所攻撃。ブランキ―と志真はエルボー合戦。谷口は股間をブランキ―に押し付けるハレンチ攻撃。峰雄はトップロープに上るも自爆し、悶絶。谷口がブランキ―を相手にロープ渡り。志真がブランキ―にバックドロップも2カウント。ブランキ―が志真にキック連打、シャイニング・ウィザードもカット。ブランキ―が真帆ラッシュを繰り出し、志真を仕留めた。試合後、ブランキ―は次大会(7・20板橋)への参戦を熱望していた。

第5試合


 「障害があってもなくても楽しめるプロレス団体」を標榜するバリアフリープロレスHEROが5月5日、“爆破の聖地”神奈川・鶴見青果市場で「HERO44〜鶴見大爆破〜」を開催。メインイベントで行なわれた「ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼試合」で大仁田厚組が電流爆破でワイルド軍&鬼神連合軍を破り、天国の愛弟子セブンさんと保坂さんに白星を捧げた。

 今大会はHERO創設者ヤミキさん、HERO終身GMのセブンさん、同団体で多大な功績を残した保坂さんの追悼興行で、メインはセブンさんと保坂さんの追悼試合となった。

 試合前にはこの3人のほか、先頃亡くなった西村修さん、新間寿さんの追悼セレモニーが実施され、大仁田組、HERO佐藤剛由代表、西村さんと親交があったPWF会長ドリー・ファンク・ジュニアの代理人・大隅良雄氏がリングに上がり、10カウントゴングが鳴らされて故人のご冥福を祈った。

そして、ワイルド軍&鬼神連合軍が入場し、メインに突入。対戦カードは大仁田、雷神矢口、リッキー・フジ、工事現場の親父vsワイルド・ベアー、ワイルド・ZERO、ガッツ石島、大野“ワイルド”翔士で、セブンさんと保坂さんに縁深かった選手たちが集結。試合形式は「ノーロープ有刺鉄線電流爆破(一面)+電流爆破バット・火薬量3倍!8人タッグデスマッチ」。ロープを外して有刺鉄線を張り、その一面に爆弾を仕掛け、電流爆破バットを設置。さらに大仁田の提案により、火薬量は通常の3倍になる過激マッチとなった。

 開始早々、10選手が場外で大乱闘を展開。リングに戻り、ベアーが大仁田をイスに座らせて電流爆破バットを一撃。大仁田の毒霧が味方の工事現場の親父に誤爆すると、ZEROが爆破バットで工事現場の親父でぶっ叩く。大仁田が石島をノーロープ有刺鉄線に投げて爆破。大仁田がベアーに毒霧を噴射し、ギターで脳天を一閃。最後は大仁田と矢口がともに爆破バットを持つと、ベアーをサンドイッチする形でぶっ叩き、矢口がカバーして3カウントを奪取した。

 試合後、大仁田は「今日はHEROに来ていただいてありがとよ!」と叫ぶと、電流爆破のリングに立った工事現場の親父ことGPS・豊島修二会長に対し、「ふだんは建築屋の親父でリングに上がってます。60過ぎて、バカはバカなりに一生懸命生きてます。豊島、ガンバレ、1、2、3、ファイヤー!」で締めくくった。

 工事現場の親父は「大仁田さん、2大会連続ありがとうございました。今日はヤミキさん、ワイルド・セブン、保坂秀樹さんの追悼興行でした。亡くなって何年もすると、忘れてしまうことも多いかと思います。でも、皆さん、この3人を絶対に忘れないでください!」と絶叫した。

 バックステージで大仁田は「車イスでも、障害があっても見れるプロレスを目指してHEROは頑張ってます。応援してやってください」とコメント。工事現場の親父は「見るのと受けるのは大違い。セブンも大仁田さんと電流爆破やりたかったと思うし、保坂さんも見ててくれたと思う。今日はワイルド軍側じゃなかったけど、セブン、保坂さんを背負ってやったつもりです。リングでも言ったけど、この3人を忘れないでください。それが一番の供養です。年に1回追悼興行やっていきます。来年もやります」と話した。

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