KO-Dタッグ王者・樋口&坂口がHARASHIMA&岡林との防衛戦を前に不満タラタラも・・・「ベルトを守って、タッグリーグ全勝する」
DDTプロレスが3月30日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開いたが、4月11日の東京・後楽園ホール大会でHARASHIMA、岡林裕二組のスマイルピッサリを挑戦者に迎えて、防衛戦に臨むKO-Dタッグ王者の樋口和貞、坂口征夫が不満をぶちまけた。
会見場の壁には、秋山準と男色ディーノの写真が大きく印刷された同大会のポスターが張られていたが、これを見た樋口が「何ですか、これ? 自分らのKO-Dタッグ戦は?」とかみついた。今林久弥GMが「この大会のメインに特化したポスターをつくらせていただきました」と答えると、樋口は「タッグがメインに決まってるでしょ。しっかりしてください」と言い放った。
両軍が調印書にサインを済ませると、HARASHIMAは「坂口、樋口という強いタッグチャンピオンチームに挑戦できることをうれしく思ってます。僕たちはもともとお客さんの抽選で、『シャッフルトーナメント』(昨年12月31日、後楽園)で優勝して、2月14日の(カルッツ)川崎大会でも組んで勝って。みんなに元気を与えられるチームだと思うので、勝ってプロレス界を明るく照らしていきたいと思います」と意気込んだ。
パートナーの岡林は「『年越しプロレス』で優勝しまして、その流れでDDTさんに参戦させていただいて、タッグの挑戦という機会を与えてくださってありがとうございます。やるからには全力で闘って、ベルトをHARASHIMA選手と巻いて笑顔でリングを降りたいと思います」と王座奪取を宣言。
対する樋口は「HARASHIMAさん、岡林さんの強さはよくわかってるつもり。KO-Dシングルに負けないような、KO-Dのタッグ戦を見せたいと思います。そのうえで自分らが防衛して、また上に進んでいきます」と発言。
続いてマイクを持った坂口は「会社が発表したタッグリーグ(5月9日、後楽園で開幕)、俺らチャンピオンだよ。何で俺らエントリーされてんの?」と注文をつけた。今林GMは「最近は『KING OF DDT』や『D王GP』もチャンピオンに出てもらってることですし、その時点での最強を決めるリーグ戦ですので、チャンピオンチームにも出ていただきたいということで」と説明。
坂口は「最強だからベルト持ってる。最強のヤツがウチらに挑戦して来いよ。それが筋だろ。おかしいだろ。樋口が言ったポスターといい。今回の挑戦者も何で外の人間が出てきてんの? DDTの中で誰かいないの? そういう気持ちでいる。樋口も」と不満を漏らしながらも、気を取り直すと、「組まれた以上はやるけど。この2人とは組んだこともあるから、強さは十分わかってる。だから俺らも死にものぐるいで、このベルトを守って、タッグリーグ全勝して、強さを見せつけてやりたい」と語った。
そして、樋口は「HARASHIMAさんはパートナー変えすぎ。自分がその前にタッグチャンピオンのときも、外から強いの連れてきて挑戦してきて。自分らでしっかり止めて、DDTの中のチームで一番強いチームを(タッグリーグで)決めたい」と決意表明。