酒気帯びの高尾蒼馬がUNIVERSAL王座挑戦をゴリ押しし、5・4後楽園で上野勇希にチャレンジ

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 DDTプロレスが3月30日に東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、出席予定がなかった高尾蒼馬が現れて、上野勇希が保持するDDT UNIVERSAL王座への挑戦を認めさせた。

 まさしく会見が始まろうとしたとき、呼ばれていない高尾が登場し、「思うところがあるから来た。この前(同28日)の後楽園、若手(岡谷英樹とのシングル戦)とやらせて。俺の試合見て何も思わなかったの? 何であんな弱いヤツと当てるの?」と今林久弥GMにイチャモン。

 続けて、高尾は「俺にもベルトに挑戦させろよ。ベルトがほしいんだよ。(KO-D)6人タッグ? それはずっと持ってるから。俺らは負けないから。ほかのベルトだよ。弱いヤツとばっかやって防衛してる弱いチャンピオンがいるだろ。俺に『D王』で負け、シングルで俺に勝ったことないし。(KO-D)タッグチャンピオンのときに俺に勝ったわけでもない、カリスマ(佐々木大輔)から勝った弱いチャンピオンがいるだろ!」と迫った。

 今林GMが「UNIVERSALチャンピオンの上野選手のことですかね?」と問いただすと、高尾は「弱いヤツばっか防衛してんだ。俺から逃げてるだろ」と難クセをつけた。

今林GMが「挑戦者に立候補するということですか?」と確認すると、「5月4日、決定してくれなきゃ、俺はその日、出ない。旅行に行くから。決定で」とゴリ押しし、やおら酒を取り出すと、“乾杯”とばかりに不謹慎にも飲み始めた。今林GMは「チャンピオンと協議のうえ、前向きに検討します」と回答すると、しばし押し問答になり、高尾は言いたいことを言うと去って行った。

 会見終了後、DDTでは上野に確認を取った結果、その挑戦を承諾したため、5月4日、後楽園での高尾の挑戦が決まった。

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