DDT対ノアの若手対抗戦は噛み合わない舌戦に、小嶋斗偉がブチ切れ「しょーもな!」
- 2022-6-3
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- DDT, プロレスリングNOAH
CyberFightが6月2日、都内のホテルで傘下4団体(DDTプロレス、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行「CyberFight Festival 2022」(以下、CFF=同12日、さいたまスーパーアリーナ)に向け記者会見を開いたが、DDT対ノアの若手対抗戦に臨む両軍は噛み合わない舌戦に発展した。
CFFのオープニングマッチで、DDTの小嶋斗偉、高鹿佑也組がノアの岡田欣也、藤村加偉組と対抗戦を行う。今大会でDDTとノアによるトップクラスの対抗戦は2試合組まれているが、この若手同士の対抗戦も、どちらにとっても負けられない一戦だ。
高鹿は「今、僕はバーニングでやらせてもらっていて、秋山(準)さん、遠藤(哲哉)さん、岡田(佑介)さんから、プロレスの技術だったり、気持ちの部分だったり、トレーニングだったり、いろんなことを見てもらってて。その教わってきた技術、気持ちは絶対負けてない、DDTの方が勝ってると僕らは思ってるので。それを証明するためにも、しっかり勝ちます」と意気込んだ。
小嶋は「前回のCFFで負けてケガをして、長期欠場した悔しい気持ちが、この1年間ずっとありました。今回のCFFでやっとその気持ちをぶつけるときが来ました。気持ちをぶつけることはもちろん、DDT若手代表2人で絶対勝ちます」と力を込めた。
かたや、藤村は「僕はCFF初出場になります。僕は外から来てる選手ではありますけど、今ノアに上がってる選手として、責任感、緊張感、自信、何よりプライドがあります。だから、この対抗戦では結果はもちろん、内容でもすべて上回ってるところを見せたいと思います」と話した。
岡田は「今年もCFF、さいたまSAという大きな会場で試合できることをうれしく思います。ですが、去年に続きオープニングマッチ。去年は勝った対抗戦に、また同じようなカードで戦うことを悔しく思ってます。ノアの若手は毎日、道場で厳しい合同練習に励んでます。去年以上の体格、気合、レスリング、すべてにおいて、差を付けて勝ちたいと思います」と必勝を期した。
すると、岡田は「CFFへ、あと10日です。小嶋選手、高鹿選手、ぜひ一緒に道場でいい汗を流しませんか?」と提案。小嶋は「イヤです。自分たちの道場でしっかり汗を流してトレーニングします」と回答。
岡田が「ノアの合同練習、怖いですか?」と質問すると、小嶋は「そこまで行くのが面倒くさいです。自分たちの道場でしっかり練習して汗流すので、合同練習する必要がないです」と拒んだ。
さらに、岡田が「ノアの練習についていけないからですか?」と追い打ちをかけると、小嶋は「何で一緒にやらなくちゃいけないんですか? 僕たちはDDTとして練習してるんで、DDTの練習をいつも通りやるだけです。ノアの練習をやりたいとも思わないし、合同練習をする意味が分からないです」とやや不機嫌モードに。
岡田が「こちらの合同練習の方がレベルが高いんで、良い成果が得られると思います」と言うと、小嶋は「そんなの知らないじゃないですか。僕たちが何やってるかなんて。僕たちもノアの練習、何やってるか知らないですよ。だから僕たちは自分たちの練習をしっかりやってCFFで戦います」と、高鹿は「DDTの練習が劣ってるとか絶対ないと思ってるんで。僕たちはやってることに自信をもってるんで、CFFで証明しますので」と言い返した。
それでも岡田が「そこもいい機会になると思うんで。お互いの練習を知れるチャンスでもありますし、ノアの練習に出てもらって、いい汗を流しましょう」と言うと、小嶋は「しつこいです」とキッパリ。
なんとも噛み合わない舌戦に、岡田はようやくあきらめたのか、「もうこの時点で合同練習に参加したくないと受け取りました。CFF、オープニングマッチ。大会に火をつけて盛り上げるのはノアの岡田と藤村です」と言って、一方的に退席。ブチ切れた小嶋は「しょーもな!」と吐き捨てていた。