愛媛県知事・中村時広氏が大手プロレス団体のシングル王座を戴冠!
1日、愛媛県・アイテムえひめにてDDT『WRESTLE MATSUYAMANIA 2019』が行われ、現職の愛媛県知事・中村時広氏がアイアンマンヘビーメタル級第1368代王者となった。
DDTの四国初のビッグマッチとなるこの日の大会は、オープニングで中村知事がリングに上がり挨拶を行った。
中村知事は筋金入りのプロレスファンであり、挨拶もそこそこに国際プロレスへの愛を熱弁し始め会場の一部が大熱狂する中で大会がスタート。
第2試合では、アイアンマンヘビーメタル級選手権試合が行われた。
アイアンマンヘビーメタル級王座は24時間いつでもどこでも王座が移動する特異なベルトであり、かつてはレイ・ミステリオ、スコット・ホール、マット・ストライカー、トミー・ドリーマー、リコシェ、ヤングバックス、Xパックなど錚々たる選手たちからカレーや脚立やネコなど様々な選手が王座を戴冠してきたベルト。この日も試合前から王座の移動が起きるなどの波乱があり、試合中も3度の王座移動がありつつ大石真翔が最後に勝ち残って第1367代王者となった。
試合後には中村知事がリングに上がり、大石にベルトと勝利者賞を授与して記念撮影を行うが、そこへ朱崇花が大石の背後から急襲し王座奪取を狙う。これは大鷲透に阻止され両者がもみ合って場外乱闘となると、リング上には大の字になって失神する王者の大石だけが残される。
この光景を見た中村知事はすかさず大石を片エビ固めでフォールし、第1368代王座を戴冠。現職の県知事が初のプロレス王座戴冠を果たした。
しかし、ここで男色ディーノがリングに上がり、中村知事に掴みかかってリップロックを狙う。唇の純潔を守りたい中村知事は即座にギブアップしてディーノに王座が移動するものの、興奮状態となったディーノは中村知事の尻を狙って追いかけ回し、中村知事は会場中を全速力で走って逃亡し、難を逃れた。