【会見全文】大仁田厚と村上和成が電流爆破マッチで激突?!大家の地元・富山県での爆破甲子園開催に向け記者会見であわや乱闘!「お楽しみはこれからってね」
11日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナにてDDTが3月28日に開催する『~電流爆破生誕30周年記念ツアー~爆破甲子園 2020 in 富山』についての記者会見が行われた。
最初に会見に登場したのは、大仁田厚、大家健、翔太、今成夢人、クリス・ブルックス、納谷幸男、松本都。
まずはトーナメント一回戦の組み合わせが発表され、大仁田厚&クリス・ブルックスvs翔太&今成夢人、大家健&松本都vs納谷幸男&Xの対戦が決定。
このカード発表を受け、それぞれの選手たちがコメントを発表した。
翔太「今回、爆破甲子園にエントリーさせていただきました、チーム・ガンバレ☆プロレスとして自分と今成さんで組んで、自分自身初めての電流爆破マッチについに踏み込めるなっていうのがすごくあるんですけど、僕個人としてはこのトーナメントでチームとして優勝したいというのはあるんですけど、1個人として僕は大仁田さんとのシングルマッチを実現させたいと思っているので、このトーナメント優勝して、翔太vs大仁田厚という僕の中の夢のカードを夢のカードを実現する第一歩にしたいなと思っています。必ず僕と今成夢人のチーム・ガンバレ☆プロレスが優勝します!宜しくお願いします!」
今成「えー、前回の爆破甲子園では大仁田さんとのタッグを熱望し、1回戦でトーナメント敗れたにもかかわらず、大仁田さんとタッグを組む機会に恵まれました。今回大仁田さんと戦う!僕は10代の頃から大仁田さんの大ファンです。生きるために邪道も正道も無いと!大仁田さんは常にそういうメッセージを僕たちに与えてくれました!そのメッセージに感銘を受けて僕は34年生きています!生きるために邪道も正道もないという言葉を受け、そして34年生きてきた僕の生き様を!大仁田さんに今回ぶつけたいと思っております!よろしくお願いします!」
クリス「リビングレジェンドである大仁田選手と組めることをとても光栄に思っております。長年こういった形式の試合をすることは夢だったし、FMWのファンでもあったけど、イギリスにいた頃は叶わぬ夢だったのが今こうして叶うことがとても嬉しい。こういった機会なので無駄にすることなく、大仁田さんのためにも確実に翔太さんの頭を吹き飛ばす。約束します」
大仁田「世相としては、今やっぱりコロナウイルスが大流行してまして、いろんな団体が中止や延期をしています。大家選手の地元であり、お父さんが一生懸命大家選手を応援するために人に頭を下げながら一生懸命チケットを売っている現状があって、このまま中止になるとですね、大家の家が無くなる可能性もあるわけだから。大家の実家をね、大家の実家が、いつまでも永遠に富山で頑張れるように、本人がですね、本人がぜひ『富山でどんなことがあっても実現したい』というものですから。今回、爆破甲子園 in 富山、開催することになりました。是非、僕ら全力でコロナウイルスをふっ飛ばすくらいの気持ちで会場で熱い試合をやりたいと思うんでね」
大家「前回、爆破甲子園の日に、実は奇しくも今回大会をやります、南砺のB&G海洋センターで、DDTで僕の地元凱旋の試合が会ったんですよ。それで前回爆破甲子園に僕は出場することは出来なかったんですけども、今回!なんと!地元に錦を飾るではないですけど、この42年間生きてきて初めて電流爆破に地元で挑戦するというのは本当に世界!宇宙!そういうのを見ても初めてじゃないかと思うんですよ!親父はすごい頑張って、僕を42年間応援してくれています。僕はプロレスを諦めたこともあるんですけど、そのときに、がっくりして……」
大仁田「おい、その話、長いのか」
大家「長いです!長いですけど話させていただいていいですか?!がっくりして地元に帰ったとき、親父が迎えに来てくれて、『すみませんでした』と、謝ったんですけど、そのとき親父は『俺に夢を見せてくれてありがとう』と。子供がプロレスラーになることが、親にとっての夢だったと言ってくれたんです!」
大仁田「あぁ、いい話だなあ。いい話だあ」
大家「そして1回……いや、何回か僕はプロレス諦めましたけど
大仁田「大家、まだ長いか」
大家「長いです!長いですけど!話したいんですよ!これ!」
大仁田「うーん」
大家「そういう何を言おうか忘れたんですけども!そういうね、俺に親と一緒に加増で夢を見て、ここで電流爆破出来る!地元で電流爆破出来る!その喜びでいっぱいですし、だからこそ!この!史上初!電流爆破のトーナメント、私が松本都を組んで優勝したいと思います!」
大仁田「おい、司会者。やるのはいいんだよ。やるのはいいんだけど、クリスもいるし、総勢かなり出るんだから、ギャラ払えんのか?」
大家「やるんだったら払いますよ!」
大仁田「じゃあ財布見せろ」
大家「いや、ちょ、今財布持ってないですよ!」
大仁田「この間3000円しか入ってなかったぞ」
大家「こないだ3000円しか入ってなかったですけど、チケットはちゃんと売ってますから!ギャラになりますから!皆さんの!大丈夫です!」
納谷「今回、爆破甲子園に自分は密かに最強の助っ人を用意させていただきました。入ってきてください」
ここで納谷がパートナーの“X”を呼び込むと、会見会場に登場したのは村上和成。
村上の姿を見た大仁田は目の色を変えて村上に突っ込んでいき、あわや乱闘となりかけて大家らが全員で必死に2人を引き剥がす
村上「おうおうおう、大仁田さん!久しぶりやのう!」
大仁田「何だお前!納谷ァ!納谷、なにやってんだお前は!何が助っ人だこの野郎!」
村上「んだこの野郎!」
大家「待て!待て!会場でやろう!当日!当日やればいいだろう?!おうおう!オイ!オイ!」
村上「やんのかコラァ?!来いコラお前!ドタマかち割ったるから覚悟しとけ!」
納谷「爆破甲子園当日、みんな覚えとけよ!」
(村上と納谷が退席)
大仁田「何やってんだこのやろう!何でもありか!」
大家「うっせえんだよ!お前オイ!」
大仁田「お前に聞いてんだよ!お前がやってんだろ!」(大仁田が大家を張り飛ばす)
大家「俺がやってんだよ!」
大仁田「育てようと思ったらあんなヤツ連れてくるし……」
(一旦仕切り直して残った選手たちが着席)
都「崖のふち女子プロレス代表の松本都です!今の光景を見ても、この並びを見ても、私はすごく場違いだなと思っているんですけど、自分でもそう思っております!爆破は、全然正直ちょっとやりたくありません!めちゃめちゃ怖いです!今この状況でも怖いなって思うんですけど、でも私は去年、FMWさんの大仁田さんの引退直前のツアーに同行させていただいて、邪道の洗礼を受けて、引退試合も個人的に見に行かせてもらいました。で、『一生この人とは関われないんだな』って思っていたところでホントにこういうお話を頂いたので、プロレスの奇跡と可能性をすごく感じて、爆破はほんとに怖くてやりたくないですけど、でも勇気を振り絞って出させていただくことにしたんですけど、ほんとに爆破は怖いのでいざとなったら大家さんに全部受けてもらって、大家さんに全部任せます!」
大家「うおぉい?!」
都「大家さんに全部任せます!私はホントは大仁田さんとタッグを組みたかったので、今回は大家さんに頑張ってもらって、今度そういう機会を自分で掴みたいと思っています!大家さん、優勝しましょう!全部受けてください!お願いします!」
大家「ふざけんじゃねえよこの野郎!」
都「ホントに怖いので!(笑)」
――大家選手、村上和成選手と電流爆破戦で戦うということについて
大家「前に一度対戦したことあるんですけども、いや、人間性はよくわかんないですよ?でも僕、富山県出身じゃないですか、あの悪党もね、富山県出身なんですよ!」
大仁田「本当か」
大家「そうなんですよ!それはね僕プロレスファンでしたから知ってましたよ!そういう意味で!富山県ナンバーワン決定戦みたいなのがあるんじゃないですかね?!だから絶対負けないですよ!絶対勝ってやりますよ!絶対負けないですよ!」
――大仁田選手、納谷選手が村上選手を連れてきたことについて
大仁田「一生懸命ね、一生懸命育てようと思ったから、やっぱり立ち上がってくるナや選手を俺のイメージの中で作っていこうと思ってたのに、ああいう助っ人を、アウトローの助っ人を連れてくるような、俺自身もアウトローだから人のことは言えないかも知れないけど、なんか助っ人みたいの連れてくるみたいの態度自体が間違ってるから。納谷は絶対に潰す。村上のギャラ出すのお前か?」
大家「いや、あの、俺っすよ。連れてきたんだからしょうがないでしょうそれは!」
大仁田「追い返せよ」
大家「追い返さないでしょう!喧嘩売ってきてるんでしょうが?!喧嘩売ってきたら受けるでしょうこっちも!大丈夫です!私が勝ちますから!大丈夫です!大丈夫です!大丈夫です!ハイ!大丈夫です!」
大仁田「クリスが心配してんだよ。ギャラ払ってくれるのかって」
大家「払うよぉ!払うっつってんだろ?!」
都「ノーマニー!(笑)」
大家「ノーマニーじゃねえよ!テメェは何言ってんだ?!」
<会見後囲み取材>
村上和成&納谷幸男
村上「アァ?なんか呼ばれて来たらよ、全然知らないヘチマみたいなばっかり集めやがって。あのおっさんが一番気合入れとったやないか。別にいつでもやったるわこの野郎。ぶん殴ったるわ。バットで顔面どつき回したるわ。ふざけんな何が爆破甲子園だこの野郎。ホントに頭かち割って爆破さしたるからな。よく覚えとけタコ!」
――納谷選手、村上選手をパートナーに選んだ理由は
納谷「いろんなつながりがあって村上さんにお願いしようと思いました」
――対戦相手の大家選手&都選手に関しては
納谷「相手にならないでしょう、どう見たって」
村上「これ俺出る必要なくね?」
納谷「一回戦は僕だけでもぜんぜん大丈夫です」
村上「じゃあ俺応援に回るわ。へへっ(笑)まあヘタしたらリングに上ってこないんじゃない?アイツら。ま、お楽しみはこれからということで。遊んでやりますよ。まあ俺にとってはちょっとした復帰戦みたいなもんですけど、復帰戦になるかならないかは、ま、メンツ見たらならないかなと思うけど、いい刺激にはなるかと思うんで、楽しんでやりますよ」
――村上選手、大家選手がさきほど「富山ナンバーワン決定戦だ」というコメントを出していました
村上「寝言は寝て言えってんだよな。寝言は寝て言え(笑)っていうかアイツが富山なの今知ったし!富山ってね、広いし、お前がどうのこうの言おうが俺には届かないね」
『電流爆破生誕30周年記念ツアー~爆破甲子園2020 in 富山~』
日時:2020年3月28日(土)
開始:18:00
会場:富山県・南砺市福野B&G海洋センター
▼爆破甲子園トーナメントin富山1回戦 時間無制限1本勝負
大仁田厚/クリス・ブルックス
vs
今成夢人&翔太
▼爆破甲子園トーナメントin富山1回戦 時間無制限1本勝負
大家健/松本都
vs
村上和成/納谷幸男
▼シングルマッチ 30分1本勝負
まなせゆうな
vs
沙恵
▼タッグマッチ 30分1本勝負
石井慧介/伊橋剛太
vs
岩崎孝樹/桜井鷲
▼爆破甲子園トーナメントin富山決勝戦 時間無制限1本勝負
第1試合の勝者組
vs
第2試合の勝者組