187cm・110kgの2.5次元俳優が圧倒的火力とパワーでプロレスデビュー戦を勝利!「その他全員かかってこいや!」
28日、両国国技館にてDDTプロレス『Ultimate Party 2024』が開催。第5試合では桜庭大翔(さくらばはると)デビュー戦が行われた。
桜庭は2019年4月に舞台『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」”東京の陣”』の木兎光太郎役で俳優デビュー。舞台を中心に活動し、舞台『東京リベンジャーズ』や『刃牙 THE GRAPPLER STAGE -地下闘技場編-』などにも出演する人気俳優だ。
赤井沙希との舞台共演を機に髙木三四郎の目に留まってスカウトされてきたという桜庭。身長187cm、体重110kgという素晴らしい体格に圧倒的な顔の良さ、ヘビー級プロレスラー顔負けの筋肉を兼ね備えており「日本のザ・ロック様(ドウェイン・ジョンソン)になりたい」と熱い思いを持ってプロレス界に足を踏み入れた。
しかし桜庭は佐々木大輔の勧誘を受けて悪党軍団『ダムネーションT.A』入り。ヒールレスラー“ザ・モンスター”桜庭大翔としてリングデビューすることとなった。
試合はKANON&MJポー&桜庭大翔vsHARASHIMA&飯野雄貴(いいのゆうき)&高尾蒼馬(たかおそうま)の6人タッグマッチとなり、桜庭は高尾を片手で投げ捨て、HARASHIMAをショルダータックル一発で吹っ飛ばす圧倒的なパワーで試合を制圧していく。
負けじとラグビー出身の飯野がショルダータックル合戦を仕掛けるが、これも桜庭は勝利。飯野はカウンターのボディスラムからバーニングエルボーを投下し反撃するも、平然と受けきった桜庭は飯野の逆水平チョップを受けきり強烈なエルボー連打。ラリアットの打ち合いでも桜庭は打ち勝ち、最後はMJポーがダブルラリアットでHARASHIMAと飯野を排除すると、桜庭とKANONで高尾をダブルブレーンバスターで叩きつけ、KANONがベトナムドライバーIIでトドメを刺した。
勝利したKANONは「おまえら見たか!圧倒的なパワー、圧倒的な火力、全てプロレスラーに大事なものをもっている桜庭大翔だ!」と高笑い。桜庭も「俺がDDTに来たって事は、これからはダムネーションT.Aの時代だ!いいか?飯野雄貴、いや!その他全員だ!かかってこいや!」と絶叫し、来年の継続参戦を示唆した。
同日には“ダンステロリスト集団”O-MENZの隈取(くまどり)もデビュー戦から勝利しており、プロレス界に他業種からの驚異の新人が襲来した変化の日となった。