KO-D無差別級王座初戴冠のクリス・ブルックスが9・9大田区でのV1戦に意欲!「イリエには絶対負けないし、ベルトを守ります」

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 DDTプロレスが7月24日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2023』(東京・両国国技館)の一夜明け会見を行った。難攻不落の王者・火野裕士を破り、KO-D無差別級王座初戴冠を果たしたクリス・ブルックスが思いの丈を吐露した。

 前日は興奮で眠れず、朝の8時まで起きていたというクリスは「大会後のエンディングのところは一生忘れない。自分の夢がかなった。ヒノさんは強いチャンピオンで、やさしくないときもあったけど。ベストを出して。人間としては負けてはいなかった」と戴冠の興奮からまだ冷めやらない様子。

 初防衛戦(9月9日、東京・大田区総合体育館)には、元王者でクリスとは英国マットで縁があった入江茂弘が名乗りを挙げた。「イリエが来たのはビックリした。挑戦表明はすごくうれしくて。英国で一緒にいた時期もあるし、ファイトクラブ・プロとかで何回も試合もした。DDTの歴史のなかで強いチャンピオン。無差別級のベルトを3回獲って、HARASHIMAさんとかとの試合もあって。強い相手が来たら、私のベストを出せる。試合を楽しみにしてます」とニヤリ。さらに、「イリエは“ベルトを獲って海外遠征に行く”と言ってたが、私は絶対負けないし、王者としてベルトを守ります」とキッパリ。

 ビッグマッチでの王座戦が続くが、「プレッシャーは感じているが、いいプレッシャー。昨日、コロナ禍が終わった感じで、選手、スタッフ、ファンも、いい気分で大会を過ごせた。この気持ちを保ち続けて、大田区でも同じような気分で試合ができたらいい」と発言。

 前日には多くの選手から祝福の声を掛けられたというが、印象に残っているのが上野勇希だという。上野とはかつてDDT UNIVERSAL王座を巡ってしのぎを削った間柄だが、「ウエノが泣きながら、“おめでとう”って。うれしいんですけど、なぜ次の挑戦者で出てこない? イリエから防衛できたら、ウエノが挑戦表明したらいい」と好敵手との対戦を希望していた。

 なお、両国大会でKONOSUKE TAKESHITAが佐々木大輔との共闘を宣言したことを受け、30日の後楽園ホール大会で、TAKESHITA、佐々木、KANON組vs上野、MAO、小嶋斗偉組の一戦が組まれることが決まった。

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